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海外移住、新生活の不安から生きやすさを見つける方法

みなさんこんにちは、今日は不安定な世の中をより生きやすく過ごすための私なりの考えと実践していることについて書きたいと思います。

海外移住して心を病み、ちょっと回復、を繰り返しながら、ずっと心地やすい生き方を探している私の気づきをまとめています。笑

 

海外移住後に気づいた、暮らしやすさを得るための考えは今のところはこんな感じ。

●自分が好きなものは何かを知っておく
●新生活における綿密な計画は不要だ
●仕事をちょっとくらいしなくても良いんじゃないか
 
私は海外移住歴計5年で、大したことは言えませんが、新天地やこれまでと違う新しい生活をはじめる方に、生きやすさを模索中の方に読んでもらえたらなと考えています。
なんだ、海外移住だし、炊飯器のおすすめ話じゃないの?と思われたかもしれません。

www.parisimpleco.life

 

 

海外移住、新生活の不安やストレスと付き合う方法

フランスに来て4年経過して、夫と子供と暮らしています。
今年は日本に帰れないかもしれずに落ち込みつつも、パリには日本を感じる食事やお店も多くて和食に癒されながら暮らしています。
日本とフランスどっちが好きかってよく聞かれるんですが、本当に半分半分ですね。
日本にいた時には感じなかったことも、そりゃあいろいろ考えるようになったわけで、それ含めても半々ですね、慣れてきて暮らしやすくなってきたのかもしれません。
 
(もちろん今も悩みながら、探しながら生きているので、師匠みたいなことは言えないんですが・・笑)
 

仕事(勉強)してない期間を恐れない

移住先や新しい生活が始まると、ワクワクと同時にいろいろな不安を抱えることになります。例えば仕事。仕事しない期間ってなさそうで、結構あり得るんですけど、問題はそのポッカリ空いた時間を自由に過ごすのが難しい。結構勇気がいることなんですよね。
家族の海外帯同、妊娠出産子育てや滞在国のビザの理由で仕事をしない(できない)時期がある人はもちろんいますが、働けるのに無職やニートであることが続くと周りの視線が気になったり長く続けば経済的不安や自己肯定感の低下にも繋がる方もいるかもしれません。
基本的に日本で大人は 長期休暇に慣れていない人も多いので、「何かしていなきゃ」と言う衝動に駆られるってことありますよね。
突然明日からフリー!となれば嬉しい反面、様々なストレスと戦わないといけないのも事実。数ヶ月フリーを楽しむとだんだん不安しか残らなくなってくるし‥
 
お察しのとおり私がそうだったので、海外移住して間もない頃の話をします。

新生活はひとりぼっちで仕事もない

移住して間も無くから申請を始めた正式な滞在許可を待つ為、当然フランスでの仕事はできなかったし、それがどのくらい続くかもわからなくて不安でした。ほとんど友達もいなかったり、いてもみんな忙しく過ごしていて、私って?てなっていました。語学学校に短期間通ったりしてはいました。
実はビザなしで渡航したので(観光ビザのみ)タイムリミットもありました。詳しくはこちら
▶︎観光ビザで入国(国際結婚手続き済み)フランスで滞在許可をもらうまで
 全部移住を決めた時点で予測できて分かっていたことなので、滞在許可が早く取れればラッキー、仕事がすぐ見つかれば尚良。くらいに思ってはいましたが、日に日にやっぱり不安は募っていました
仕事する理由は金銭面以外にも利点はありますよね、仕事は大変だけど、仕事の縁で友人ができたり人脈に繋がったりできますものね。
収入で 趣味や学びに費やすこともできますし。

働いてないフランス人に学ぶこと

ところで、フランスで生活していると「今は働いてない」という人に結構出会う確率があるのですが笑、そうゆう環境にいると自分も無職であることへの切迫感が少しなくなります。ありがとう!笑
働きたくないからと言う人も確かにいるんでしょうが仕事をしていない理由を尋ねたらこんな答えが返ってきた事があります。
 
・2年働いたから(転職に向け)辞めた、今はゆっくりしたい
・大学院卒業したもののすぐこれと言った就職先が見つからない
・研修(実務)で経験を積んでいるから(給料は少ないけどより今後の良い就職や出世の為になる)
 
日本でもあると思いますけど、人間関係が嫌で辞めたと言う答えももちろんあって、どうにかなると言ってる友人もいました。
日本よりみんな躊躇なく辞めている印象です。
 
また、わたしの以前の職場では近隣ヨーロッパ出身の同僚がある程度働いたから一旦国に帰るってことも結構ありました。
「海外で就職」が気軽すぎて、私の今まで思っていた概念はぶち壊された感じです。
 
みんな働いてないからいいか!と言うことではないんですが、何が言いたいって、そうゆう彼らからまさに突きつけられるのは仕事は人生じゃない」ということ。
●家族に会いたいから
●仕事が嫌になったから
●そろそろ別の仕事もやってみたい
 
確かに当たり前のことですね、書いてみると。
こういう選択って遠慮することじゃないけどできそうでできないんですよね。
 
仕事が生きがい!という人もいるでしょう。すごいことです、本当に。
ただ仕事の為に自分のプライベートがなくなることが当たり前ではないので、自分で好きなように選び取ったほうが良いですよね。
 仕事してなくてよかった事?!ポジティブな変化が訪れた
私がフランスへ渡航して間もない頃、いろいろな不安とは裏腹にかなりポジティブな変化もありました
渡航してからやっとゆっくり過ごせる時間が出来たのが大きいのですが、体にある大きな変化が起きました
 
渡航まではバタバタと日本で手続きをして会社のお昼休みには大使館に連絡し、休日は両親や友人達との時間や趣味を楽しむのに忙しく過ごしていました。
結婚手続きでいうと、書類を集め始めてから半年以上かかり(色々トラブルもあって)そこから海外転出のための役所手続きなどとにかくバタバタとしていました。
 
 ▶︎忙しすぎてもう何したか覚えてないんですが、まとめておいたので振り返る事ができます。笑www.parisimpleco.life 
実は、生理周期が初めて規則正しくなりました
新卒で働き始めてから、生理周期の乱れや生理が来ないことが続いていたので、それが当たり前になってしまっていて、特に重く捉えずに過ごしてきていました。(こんな考え方はおすすめはしない。。)
移住してから、規則正しい周期と決まった日数で初めてサイクルし出したのですがそれでもやはり疎かったので、アプリに保存された情報をみて気がつきました。
規則正しいサイクルが3ヶ月程過ぎたときにやっとその変化に気が付いたほど。
私はストレスが体に出ることはあんまりないと自分では思っていたのですが、そもそも生理のことをカウントしてなかったのです。
ガッツリとサインは出てたのに気に留めていなかったんですよね。意味なし・・。
生理周期に関しては心や体のストレスが関係しているとは素人ながら分かっていますが、これは本当に大きな変化でした。
 
実はもう一つ。万年冷え性がなくなった。
パリの冬は寒い!小学生くらいから手先や足先がずっと冷たくて完全に冷え性でした。日本の夏はずっと長袖カーデを着ているほど‥。
後に話しますが、ハーブティーを毎日のように冬の間飲んでいたから?体質改善したのか、ほんとに冷え性がなくなりました。もちろん寒いところにいたら冷えますが、対処すれば冷えが続くことはなくなって感激。いや、快適なんです冷えてないって。
ハーブティーに興味を持ち始めていろいろ効能や味を調べながら飲んでみたり、自分でブレンドしたりするのにハマっていました。

新天地へ行く(移住)前によりどころをみつけておく

ハーブティーの話につながるのですが、移住前に心の安定(よりどころ)を少しでも多く持っていたいと思っていました。

ワーキングホリデーの時に「自分には何も得意や誇れるものがない」と自信をなくしてしまった時期があったことからの学びです。
はじめは友人も少ないし、何か没頭できることや時間があるうちにやりたいことを持っておく方が私の性格的には心が安定すると思っていました。
 
夫と離れている間に、フランスでもいつか学びたいフィトテラピーの資格を日本で取りました。
当時日本にいたので、仕事のない週末に一人でも楽しめるようにしていたかったのと、何か結果(資格取得)を出したいと思っていたのもあったので、週末に先生とマンツーマンで授業をしてもらっていました。
 
嬉しかったのはフィトテラピー(本当に基礎ですが)学んだことが生活ですぐに活きたことで本当に勉強してよかったと思えました=自己肯定感につながりました。
自分を褒めたり誇れることができると人生楽しいと思うんですが、海外移住当初、「できない事」が多くてだんだんと自信喪失していく事が多かったです。
 
・こんなことも一人でできない
・ビザがないからできない
・勉強したはずなのに言葉が上手く伝わらない
・海外のあらゆるサービスがいい加減で進まない(←これ違う
 など
 
自己肯定感を感じる時ってその真逆で、
・仕事で成果を出したとき
・程よく頑張っているとき
いわゆる「充実している時」に感じる事が多いですよね。
 
ワーホリで辛かった時期もあったので、そう言う時はまたやってくると思い予め備えていました。
目標や心のよりどころがあると、それに向けてエネルギーになっていくと思うんです。
 
わたしはたまたまフィトテラピーでしたが、興味があるものを見つけておくだけでも人生の過ごし方が変わりますね。
ずっと忙しく働いていた頃は考える余裕もなかったし、いつかやろうと思っていてその日は決して来なかったり。
自分は何が好きか、意外と忘れていたり知らなかったりするのです。
 
 

フィトテラピーで自己肯定感を感じた瞬間

フィトテラピーはフランスだと日常にもかなり溶け込んでいてプロの方の知識には到底及ばないですが、私で言うと、おばあちゃんの知恵袋みたいな知ってると自分や家族の簡単なケアに使えて良いみたいなレベル感です。
具体的には、私自身妊娠出産前後は特に役立つことが多かったのでまさに小さな自己肯定感に繋がりました。
薬など制限が多くなる妊娠生活にはフィトテラピーに助けられました。
夫のちょっとした喉の不調や風邪対策にもアドバイスしたり、それに義母が感心してくれてハーブティーの話で盛り上がったり。
子供や妊婦さんペットへの禁忌を知ってるだけでもかなり違うし、ちょっと知識があるとむしろ間違えてないか確かめて調べるようになりました。(植物とは言え、体に影響を及ぼすので、使用には専門家に尋ねる方がより安心です)
パリでは時々お世話になっているハーブ薬局エルボリストリがあるので、そこで尋ねてみたり、日本語である程度知ってることがあると、フランス語で理解する時も抵抗が少ない状態で学ぶ気になれた気がします。
 

新生活と変化の多い世界でどう生きていくのか

移住や新しい生活、ここ最近は変化の多い日々ではこれまでの概念だけではやっていけないケースもあります。そこで不安になるのはもはや当然です。時々立ち止まって、自分と向き合ってみましょう。
 
・「これまでの概念」は一旦おいてこう。
・〜しなきゃと思わなくてもよい 働かなきゃ!とか
・自分が好きなもの?よりどころとなるものはなんだろう?
 
よりどころや好きなものを知っておくのは本当に大切。
まだそれが何かよくわかってない人は、いま【一生懸命にリラックスする】のも大切なことかもしれません。
 
 今日はなんか熱くなってしまいましたね。笑
お読みいただきありがとうございました。
 

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