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国際結婚 EU夫とフランス移住 配偶者ビザ申請方法

私は日本で国際結婚の手続きをし現在はフランスで暮らしています。
夫はフランス人であり、また別のヨーロッパ国籍も所持しています。
フランスでフランス人と結婚する経緯とは手続きの面で少し異なります

海外滞在で最も重要なことの一つ「滞在許可」を取得するにあたり「ビザ(査証)」が必ず必要になると思うのですが、私の場合はビザは取らずに(観光ビザで入国)フランス現地でヨーロピアンの配偶者として申請し直接滞在許可証を取得しました。

話が冒頭からややこしいですね、似たケースのカップルは少なくないとは思うのですが、あまりネット上で情報が見つけられなかったので手続きの方法や実際の流れについてまとめてみることにしました。


国際結婚 EU夫とフランス移住 配偶者ビザ申請方法

国外への移住、永住で常にネックになるのがビザや滞在許可の問題。
フランスは移民の多い国ではありますがだからと言って手続きが簡単なわけもなく、ビザ申請から滞在許可取得までかなりの労力を要します。
主に私の経験を元に必要書類や申請方法〜取得までをまとめています。

配偶者ビザは申請すれば貰えるわけではない

配偶者と証明しようにも申請の段階でつまづき(用意してもつまづく)なかなか思うようにはいかないものです。
フランスの滞在許可申請、更新はプリフェクチュール(Prefecture)という機関で行います。住まいの地域でそれぞれのプリフェクチュールに行きますが、対応もやり方も異なるようです。

パリであればネット予約のシステムが導入されていますが、友人の住むパリ近郊のあるエリアでは早朝6:00からプリフェクチャーへ向かい受付番号の紙を取得します。
一度帰宅し9:00の開館時間に再度戻って来る、流れだそうです。
受付番号の紙をもらえないと何時間も長蛇の列で待たなければならない、またはその日は手続きを受け付けてもらえないと言う事態になるからです。
受け付けられてもまた、何時間も手続きをしてもらう為に待つ必要があります。

膨大な書類を抱えていくも、「あれが足りないこれが足りない」と言われたり、何かしら理由をつけて「今日は受付できない」などと言われてなんども足を運ぶことになるのはフランスあるあるの一つではないでしょうか。
他の国もこうなのかな、気になります。

偽装結婚によるビザ目的もあり得ますからそこを厳密に審査していくことは確かに必要ではありますが、あまりに意地悪な対応があったり、今回もダメだったの繰り返しで自信を失ったり「ビザ申請」や「更新」は精神的にも披露しやすいイベントです…。
でもやらなければ滞在できなくなる。
やるしかないのです。

私たちは婚姻手続き自体は日本に住んでいた際に夫に来日してもらい済ませました。
婚姻しているという公的な書類があるんです!でも許可はすぐには降りませんでした。

諸々の事情で婚姻手続きのために夫は来日したのに、区役所に婚姻届を出す時は私1人…。笑 ビザ申請以前に国際結婚手続きも想像を超えるハプニングが多いです。
▼ 日本での婚姻手続きについてはこちらからどうぞ。

www.parisimpleco.life

ヨーロッパ国籍パートナーの配偶者のビザとは?フランス移住編

ビザと書いたものの・・・このケースは、実は専用のビザがないです。

ヨーロッパ国籍者はご存知の通りEU加盟国間の渡航の為のビザが必要なく、行き来が(長期滞在滞在や仕事をすることも)可能だからです。
ということは、その家族にもビザは存在せず入国してからビザなしで滞在許可証を申請することとなりました。

夫はフランス以外のEU国籍を持っているからと言ってもビザを持ってフランスに滞在しているわけではないです。(フランス人でもあるのでそもそも要らないのですが)

滞在許可証申請書類リスト

あくまで私の場合です。
また、フランスにおける申請なので、その他のEU圏で申請される方はご参考までにご覧ください。

持ってるものは全部持っていく!
例が探しても見つからないので、何が必要か分からない・・。
と言っても結婚している証明はあるのでそれは必須かなぁと。
あとはよくフランスでビザを申請する際に必要と言われているもの電気料金の明細や住居証明は特に大事な書類だと聞きそういった「要りそうなもの」をとりあえず書き集めました。

以下、申請時に持っていった書類です。
婚姻関連の書類、夫の書類、私の書類をそれぞれ載せています。


a.【婚姻関連】
・婚姻受理証明書(日本語)
・夫の国の婚姻証明書
・婚姻受理証明書のフランス語訳したもの(パリの日本大使館で依頼)


b.【EU配偶者】=私が用意した書類
・パスポート(ビザ無しだったので入国日チェックされました)
・戸籍謄本
・戸籍謄本のフランス語訳したもの(在仏日本大使館にて
・過去にフランスに住んでいた際のあらゆる書類(仏銀行口座、住居証明、携帯やインターネットの明細、給与明細など)

補足>>
★戸籍謄本は「全部証明」と言われる家族全員載っているものにしました。本人(個人証明)だけで問題ないと思います。
★戸籍謄本の発行された日付が申請時に6ヶ月以内で外務省発行のアポスティーユが添付されたものが必要です。

アポスティーユ
「外国公文書の認証を不要とする条約(略称:認証不要条約)」(1961年10月5日のハーグ条約)に基づく付箋(=アポスティーユ)による外務省の証明のことです。提出先国はハーグ条約締約国のみです。アポスティーユを取得すると日本にある大使館・(総)領事館の領事認証があるものと同等のものとして,提出先国で使用することができます。

提出先国がハーグ条約(認証不要条約)の締約国であっても,領事認証が必要となり,公印確認を求められる場合があります。事前に提出先または日本にある提出先国の大使館・(総)領事館にご確認ください。
ハーグ条約に加入していない国へ提出する公文書の証明は全て公印確認となります。

公印確認・アポスティーユとは|外務省

c.【EU国籍者】・・・夫が用意した書類
・身分証明書(パスポートとDカード)
・出生証明
・直近の給与明細(半年分くらい)
・電気代などの明細
・住居証明
・家賃明細
・仕事の契約書(フランスで働いている為)


その他(念の為)
私が過去にフランスにワーホリで滞在した際の全ての書類【給与明細、家賃の明細、フランスの銀行口座開設の書類一式、一応インターネットの明細】も一応持って行きました。


フランスのお役所は紙がお好きですよね、ものすごい量を毎回持って行きました。




•私は観光ビザ(ビザなし)で入国
フランス入国時には空港で何も言われなかったですが、プリフェクチュールでは散々言われました。
なぜビザがないのか?!どうやって来たのか?!
私も他に手段がなかったのでこうするしかなかったと毎回答えていました。
航空券は念の為往復で取っていました。
結局復路(パリー日本)は使うことなく終わりましたが、念の為復路のみ変更できるタイプで用意をして万が一滞在許可が取れなかった場合を考慮していました。

フランスでの滞在許可を取得するには

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私のケース「EU配偶者のパートナー」は滞在許可の種類もフランス国籍のパートナーのものとは異なります。
申請場所はプリフェクチュールです。


最終的に私が受け取った滞在許可証は『EUファミリーメンバー』というものでした。

▼公式な情報ははこちらよりどうぞ。
フランス語ページですが、英語にも切り替え可能です。

https://europa.eu/youreurope/citizens/residence/documents-formalities/non-eu-family-members-residence-card/index_fr.htm

申請から取得までの期間とレセピセ取得の有無について

噂通り、プリフェクチュールには何度も通って毎回「あの書類がない、これが足りない」と言われて、申請が通らないことが4回続きました

長い時間待たされたが、今日はもう申請時間が終わりだから、と断られたこともあり無駄足をくらったことも。

5回目で申請がついに通ると、受け取ったのは「レセピセ」という仮の滞在許可証
とりあえずこれがあればその期限までフランスには滞在できるわけですが、入国した日から4ヶ月目の月末が期限だったのでつまり観光ビザ+1ヶ月間しか延びていない。
すでに入国日から2ヶ月半くらい経っていたのでなんかいじわるだな・・と思いつつ、とりあえずは観光ビザが切れて滞在許可証ももらえずやむなく一旦帰国という最悪の事態は免れました。

5度目の訪問でついにレセピセをもらって、担当の方に寄ると本滞在許可証が出来次第、レターでお知らせしますからということでした。

4度目までのえげつない待ち時間と結構いじわるな担当者もいて辛かったのが嘘のように5度目の新しいセクションの担当者は人間的な対応でしかもジョークなども言って和ませてくれるような天と地の差の待遇でした。笑
これは場所や担当者によって大きく変わると思うので「運」ですね。

どのくらいまたドキドキしながら待つのだろうか、と心配でしたが先の感じの良い担当者の方が「そんなに時間はかからないよ、1〜2週間で大抵届くから通常の場合。もし届かなかったら催促をしたほうがいい」と丁寧にアドバイスしてくださいました。

本当に2週間後にレターが届き、本物の滞在許可証が準備できましたという内容でした。
面倒ですが、そのレターを所持してカードタイプの本滞在許可証を受け取りに行く必要があります。

これで一安心。
受け取りまでにざっと要した時間は計70時間位の待ち時間と2週間…
毎日プリフェクチュールに通ったわけではないので、期間にすれば約3ヶ月半で取得しました。

フランス人配偶者ビザとの違い

後日フランス人配偶者のビザを取得している友人たちと話して比較すると、以下のような特徴があると分かりました。

【EUファミリーメンバーの滞在許可証】
•初回の申請で5年間の有効期限
•労働許可はフランス人と同じ分貰える=フランスでの就労可能
•滞在許可証取得後の移民局訪問や語学テストなどの流れが一切ない。
•特に日常生活で不便はなし
•申請料は無料

友人に話すと、滞在許可証を貰えるまでの過程が「フランス人の配偶者ビザ」よりも比較的に簡単に取れているんじゃないか、という見解でした。




EU国籍者のパートナーが滞在許可取得するには(まとめ)

•フランス移住において、EUのパートナーと婚姻している場合は「EUファミリーメンバー」の滞在許可証を取得する。
•フランス入国時は専用のビザがないので、90日以内に滞在許可証もしくはレセピセ(仮滞在許可証)取得が必要となる!
•パートナーがフランス国籍も所持している場合は話し合ってどちらで申請するかを決める必要がある。
•滞在許可証申請には全て!!の書類を常備しておく。携帯の明細など、何でも。
•EUファミリーメンバーでも就労はフランス人と同じである
•割とレアケースなので理解されにくい。


それでは本日もお読み頂きありがとうございました。
似た境遇の方にお役にたてましたら幸いです。

読者様の実体験談 コロナ禍の滞在許可申請⇨取得まで【2021年春 追記】

このブログを通じて、連絡を下さった読者の方の実体験談を追記します。
読者様は2020年にフランスで滞在許可申請・取得されました。

ご本人の許可を得て、リアルな経緯を共有させて頂きます。
まだEUファミリーメンバーの滞在許可所についての情報の少ない中で貴重な情報提供に感謝致します!


【概要】
読者様はEU国籍のパートナーと共にEU某国からフランス(パリ郊外)へ移住。
コロナ禍の影響か、滞在許可を取得までに約8~9ヶ月を要した

・滞在許可申請...2020年 8月
・レセピセ発行...2020年11月
・滞在許可取得...2021年 4月

●取得した滞在許可証の有効期限は2年間


コロナの影響はここにまで・・・。取得までにこんなに時間がかかるなんて。

だって、滞在許可証がないということは滞在できなくなるリスクがもちろんあるということですよね。精神的にもお辛い期間を過ごされたのだと分かりますよね..。
(もちろん有効なセレピセがある、フランス政府のコロナ禍の特別対応として滞在許可を延長できるなど暫定的なフランス滞在は可能)

ただ、読者様の様にEU国の移住場合ではなく日本から観光ビザ(ビザなし)で移住して同じ様にすることは不可能ですよね。日本人がビザなしで3ヶ月以上は滞在できませんし・・。その際はレセピセを更新していくことになるのか...いづれにしてもコロナ禍の手続きは不安要素が大きいですね。

取得までの期間に加えて、私が取得した際との大きな違いは滞在許可証の有効期限
読者様のお住まいの県と私の住んでいる県は別なのですが、申請場所によってこんなに期限が変わるのは正直驚きです。私は5年間だったので結構差がありますよね。


結論、プリフェクチュールによってルールが異なることもある・・・フ、フランスですね。

ちなみに私は2022年年明け辺りについに滞在許可更新があるので、新たな闘いが始まります・・・。
このブログでも新しい情報を更新できたらと思います。



本日もお読み頂きありがとうございました!

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