みなさん、こんにちは。フランス在住のYoco(@yoco_paris)です。
今日はパリ旅行に欠かせないメトロチケット・ICカードのお話しです。
・パリの地下鉄チケットをお得に買う
・旅行者も使える!ICカードの使い分け
・子供は何歳からチケットが必要?
メトロのチケット1枚は2.15ユーロです!(2024年2月現在)
現状、紙のチケットはまだ買えますが、10枚綴の回数券はICカードを使って購入・チャージするのが便利でお得です。
1週間以上の中長期滞在の方にもおすすめな定期券も紹介しています。
- 【2024最新】パリのメトロ切符の買い方とNavigo(ナヴィゴ)使い分け
- 【パリ旅行者向け】Navigo(ICカード)の種類と使い分け
- Navigo Easy (メトロチケット・回数券・空港バス)
- Navigo Découvert(中長期用 乗り放題パス)
- 子供料金について
【2024最新】パリのメトロ切符の買い方とNavigo(ナヴィゴ)使い分け
上記の地図をPDFでダウンロード(RATP公式)
パリのメトロチケット(Billet)は2.15ユーロで買うことができますが、ICカードでチャージする10枚綴の方が少し割安になっています。
旅行者や短期滞在者でももちろん使うことができます。
パリのメトロチケットの種類
メトロチケット Ticket t+
メトロチケットは1枚2.15ユーロ。
(バスの中で購入する場合は2.5ユーロ)
紙のチケットは現状まだ券売機で購入できますが、ICカードでチャージして回数券を購入する方が割安です。
ICカードは券売機・窓口で買うことができます。
・Ticket t+で乗れる交通機関 / 区間: メトロ、バス、RER(パリ市内)、トラム、モンマルトルのケーブルカー / Zone1-2
・改札を通りしてからの有効時間
⇨バスとトラムでは改札を通してから90分間有効
⇨メトロ、RERでは2時間有効
【パリ旅行者向け】Navigo(ICカード)の種類と使い分け
Navigo(ICカード)には種類があります。
パリと近郊のイルドフランス圏内で有効なものとなります。
在住者はもちろん、旅行・短期滞在する方にも便利です。
滞在日数や移動先によっての使い分けもおすすめです。ここでは主に短期滞在、旅行者向けの2種類を比較しています。
① Navigo Easy(ナヴィゴ イージー)...【回数券】各種チケットをチャージ
② Navigo Découvert(ナヴィゴ デクヴェール)...【定期券】各種乗り放題チケットをチャージ
①...Easyはメトロチケット、空港バスチケット(パリ市内ーシャルル・ド・ゴールまたはパリ市内ーオルリー)などの回数券をチャージして使うことができます。
②...Découvertは1週間用、1ヶ月用の乗り放題パス(定期券)として使えます。
中長期で滞在・移動する方におすすめです。有効期限が決まっているので注意!
証明写真添付が必要で、本人のみが使うことができます。
Navigo Easy (メトロチケット・回数券・空港バス)
Navigo Easyはメトロのチケット、回数券、空港バスチケットをチャージして使うことができます。
発行手数料に2ユーロかかります。窓口や券売機で購入できます。
【特徴】
・チケットの種類: Ticket t+の10枚綴り(Carnet)、空港バスチケット、1日乗り放題パス
・Ticket t+ 10枚回数券: 17.35ユーロ
・1日乗り放題(Forfait Navigo Jour(Zone1-2)): 8.65ユーロ。(前はMobilisと言われていたもの)
⇨Zoneを選ぶことができる
⇨子供料金は設定なし
・Roissy Bus(シャルルドゴール空港ーオペラのバス)はNavigo Easyで購入すると14.5ユーロ(紙のチケットは16.6ユーロ)
※1枚のNavigo Easyに上記の複数の種類のチケットをチャージできません。
⇨メトロ10枚綴りが残っている状態で新たに空港バスチケットを追加でチャージできない。
日本のSuicaのようにお金をチャージしたら自動的に運賃が引かれていくシステムとは異なりますね。
【補足情報】
・チケットは10年間有効
・子供料金は4~9歳は半額料金(Tarif reduitを選択)
・1日乗り放題はNavigo Découvertでも購入できますがEasyの方がおすすめ(Découvertは写真要、発行手数料が5ユーロかかるため)
※・ICカード1枚ごとに一種のチケットしかチャージできません
Zoneごとの1日パスの価格↓
▶︎実例をまとめています。旅行前に必読です!
Navigo Découvert(中長期用 乗り放題パス)
Navigo Découvertは乗り放題チケット(定期券)として使うことができます。
パリ、パリ近郊の移動が多く中長期で滞在する方で頻繁に交通機関を使う方におすすめです。
発行手数料は5ユーロ、証明写真(パスポート用サイズ)添付が必要です。
窓口で購入できます。シャルルドゴール空港にもSNCFの窓口があります。(時間:6am-0amですがフランスなのでしまっていることも悪しからず)
【特徴】
・定期の種類: 1日(Navigo jour)、1週間(Navigo Semaine)、1ヶ月(Navigo Mois)を選んで利用Zoneを選択して利用できます。
・1日券は翌0時まで有効。Navigo Easyでも購入できます。
・1週間用は月曜日から日曜日まで有効なので、週の途中での購入はおすすめしません。
⇨例) 水曜日に購入した場合、有効期限は次の水曜まではなく、週末の日曜で切れてしまいます。
週の途中ではNavigo Easyとの併用もおすすめ。
・1ヶ月用はその月の1日〜月末まで有効
価格
Zone1-5で使うことができます。
Semaine(1週間):30.75ユーロ
Mois(1ヶ月):86.40ユーロ
パリ市内とZone1-5 空港・ディズニー・ヴェルサイユ宮殿
メトロやバス用のチケット(Ticket+)ではパリ市内からZone2までしか乗ることはできません。
また、フランスは乗り越し精算がないので適切なチケットを持っていないことが発覚すると罰金を支払うことになりますので注意してください。
シャルル・ド・ゴール空港・ディズニーランドパリ・アウトレット(Val d'Europe)...Zone5
ヴェルサイユ宮殿...Zone4
都度チケットを購入することもできますが1-5の全てのZoneをチャージしておくとZoneを気にすることなく移動できます。
実際お得なのか?
⇨シャルルドゴール空港ーパリ市内を往復するだけで30ユーロくらいかかります。
1週間用を購入すると30.75ユーロなので、週の始めに到着して活用できる方にはかなりお得感があると言えます。
Navigo Decouvertを到着時に空港で購入して有効的に利用できるとお得感がありますね。
【注意点】
※ Navigo Découvertは証明写真が必要で、本人以外は使うことができません。
アプリでチャージが可能
窓口や券売機に行かず、スマートフォンのアプリでチャージすることができます。
Bonjour RATPと言うアプリをダウンロード、アプリを開いた携帯をカードにかざしてチャージできます。改札ではNavigoカードで通ります。
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子供料金について
フランスは子供が交通機関でチケットが必要になる年齢が4歳からです。0~3歳は無料です。
子供運賃は4-9歳に適応され、基本的には大人の半額です。
一部回数券などは子供運賃の設定がなく、大人と同じになる場合があります。
券売機で購入時はTarif reduitを選択すると半額を選択することができます。
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