フランスで日本人心理カウンセラーを訪ねた

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みなさん、こんにちは。フランス在住のYocoです。

 

 

今日はパリで心理カウンセリングを受けたお話しです。

 

 

日本人のカウンセラーの方を訪ねました。

とても緊張もしたけれど、やっぱり日本語で気兼ねなく相談ができるのはかなり気持ちが楽でした。

 

フランス語だと、プシコローグ、プシと言ったりします。

【フランス語】

心理カウンセラー: Psychologue(プシコローグ、プシと略す)

精神科医: Psychiatre

 

カウンセリングを受けたのは1年以上前のことで、理由はうつ病になったからでした。

▶︎記事:うつになってから回復するまで

 

 

うつ病になったとき、不安でこれからどうなるんだろう..どうにかこの状態を変えないと!と思っていました。

 

 

フランス人のカウンセラーのカウンセリングを受けたことがありましたが、

 

少し苦い思い出があり、今後はもうやりたくないと思っていましたが、

 

 

うつで休職になってしまったとき、日本人のカウンセラーの方と話せて本当によかったと思いました。

 

自分がカウンセリングを受けるまでは疑問だらけ、また実際に受けてみたら思っていたことと違ったこともいくつかありました。

 

・カウンセリングを受ける意味とは

・費用はどのくらいかかるのか

・カウンセリングって実際何をするの?

など

 

もし、必要な方の手助けになれれば幸いです。

 

 

フランスで日本人心理カウンセラーを訪ねた

 

 

フランスに来てから心理カウンセラーを訪ねたのは実は2回目。

 

 

フランス人のカウンセラーにかかった時は色々な意味でその人とは合わず、

 

むしろ嫌な気持ちになって帰りそれっきりカウンセリングについて考えることもありませんでした。(何があったんや)

 

 

今回、日本人の心理カウンセラーさんを探し、カウンセリングを受けました。

 

 

日本語で話せるのはやっぱり安心感がすごい。

 

 

カウンセリングを受ける目的・メリット

カウンセリングを受ける目的は様々だけれど、鬱のような深刻な状態でなくてももっと気軽に受けるものだったりします。

 

 

個人的には日本にいた時に全く馴染みがなく、

 

海外ドラマでよく見かけるうまく行っていないカップルカウンセリングのシーンのイメージしかなかった。

 

 

 

カウンセリングの目的

・ストレス管理

・自己理解

・人生の方向性を決めることをサポートしてもらう

・話を聞いてもらってスッキリする など

 

 

 

人によって色々な目的で利用されるし、思ったよりもカジュアルに頼って良いもの。

 

 

また大人だけのものではなくて子供の悩みや親子関係にももちろん頼られるもの。

 

 

悩みを相談する、トラウマを解決すると言う印象も多いが、

 

実は「自分の潜在的な意識に気が付く」ことが最大の効果だったりする。

  • デメリット

     

    馴染みがない人にとってはデメリットについても考えたいのではないでしょうか。

 

・経済面

・時間と労力

・一時的な辛さ

・カウンセラーとの相性が合わない

 

 

カウンセリング期間によりますが、

 

診療代がやっぱり嵩むからカウンセリングは気軽に受けられると言っても、なかなか難しいところ。

 

 

フランスにおいてはセキュリテソーシャル(国民健康保険)の対象外で、

 

ミュチュエルで何回分かは補償される場合もあるが、基本的に自己負担になる。

 

 

カウンセリング費用:平均で60~120ユーロ。(1時間)

 

カウンセリングを受けて、

 

気分が開放されるかと思いきや気持ちがむしろ気持ちが沈むこともあり悪化してるのかな?と思うこともあった。

 

 

これは、カウンセリング中に嫌なことを思い出して話したり、トラウマを振り返らないといけないことで一時的に辛い気持ちになることがあると聞いて腑に落ちました。

 

 

 

最近はオンラインカウンセリングも増えていて、

 

私がかかったカウンセラーの方も

「もし辛かったらオンラインでも良いですよ」と言って頂いたけれど、

 

 

私の場合オンラインだとドタキャンしてしまいそうだったのでw対面でむしろお願いしていた

 

 

私にとっては当時、カウンセリングに行くと言うだけでも大仕事だったけど、自宅から出る理由が必要でした。

 

しかし遠方だったり、自宅からすぐに繋がれることは大きなメリット!

 

 

カウンセラーとの相性はかなり難しい

 

私も実際そうだったけど、自分の話を理解しようとしてもらえないカウンセラーの人には話す気になれなくなった。

 

 

一般的にも相性の難しさはあるようで、自分に合うカウンセラーを探し続けることになるのもよくある現象。

 

 

早急に悩みなどを相談したい時に、本来の目的から外れてしまうのは結構辛い気がする。

 

なぜカウンセリングを受けることにしたのか

 

カウンセリングを受けた理由:

 

・1度目は育児ノイローゼ状態だったから

・2度目は鬱になり休職することになったから

 

 

問題を解決できたら良いと思ったから。

 

 

1度目のカウンセリングでは少し嫌な思いをして1度受けたきり、もうやりたくなくなった。

 

 

その数年後に鬱になって、自分がどうなってしまうのかがとにかく怖くなってどうにか早く治せる方法を見つけたいと思い、

 

パリには日本人のカウンセラーの方が何人かいらっしゃるのは何となく知っていたので、すぐに連絡しました。

 

 

当然最初からそんな冷静に考えられるわけもなく、カウンセリングを受けるまでには時間がかかっていたけど、

 

休職している私に対して、家族がどんなに優しい言動をしてくれていてもうまく受け止めきれず、このままでは解決できないと思ってプロを探すことにした。

 

カウンセリングでは何をするのか

カウンセリングでは一体何をするのか?

 

 

相談すれば、悩みをひたすら聞いてもらってスッキリする?

良いアドバイスをもらえる?

優しい言葉をかけてもらって、少しずつ気分が良くなっていく?

 

 

なんとなく、そんな印象があった。

 

 

実際には確かに話をひたすら聞いてもらうのがカウンセリングの中でやること。

 

1回の面談は1時間程度だったが時計が置かれていたわけではなく(先生の方にはあった)、しかし体感的にはあっという間だった。

 

 

・初回ではなぜカウンセリングをしたかと言う経緯や自分について話すようにカウンセラーから言われ、悩み(うつ)について話し、適宜質問される

 

・カウンセラーはいつもメモを取って話を聞いてくれる

 

 

・カウンセラーは否定したり、止めたりせずに受け入れてくれる

 

・1時間のカウンセリングで、最後に話したことのフィードバックをしてくれる

 

想像と少し違っていたこと

カウンセリングを約3ヶ月間受けた中で、

 

なんとなく予想と違っていたことがありました。

 

あくまで私が受けたカウンセリングでの話なので全ての方には当てはまらないかもしれません。

 

・カウンセラーから具体的に「こうした方がいい」とアドバイスがあると思っていたけどなかった

 

(カウンセラーにアドバイスが欲しいと言ってみるのもいいのかもしれない、当時はそんなに判断力がなかった)

 

・話しても、話しても、改善している感覚が持てなかった

むしろカウンセリングが終わった後にズーンと気持ちが沈むことが多かった(デメリットの部分で述べているが、よくあること)

 

・「必要があれば夢から潜在意識を読み解く診断もできる」と言われてスピリチュアルな手段もあるの?と意外に感じた (これを言ったのはフランス人の心理カウンセラー)

 

カウンセリングの経過

カウンセリングを受けることで分かったことが

自分の考えに気が付く」と言うこと。

 

身近な人への相談だと、感情や意見など色々な情報が入ってしまうから難しいのだと思う。

 

 

カウンセリング中は自分が話しているだけで、

特に変化していないんじゃないかと思うことが多かったが、回を追うごとに気がついていくこともあったのである程度回数を重ねて通ったことが良かったのだと思う。

 

 

問題が解決していると感じたこと

 

・無意識だった自分の考え方を知った

カウンセラーの方からの質問やフィードバックを通じて気がつくこともあった。

 

私がうつや自分の性格を話している上で自分の母やきょうだいとの関係性や幼少期からの考え方が何となく結びついたことがあって自分でも意外に思った。

 

 

・ポジティブな言葉が成長を実感できる

 

カウンセラーの方から表情がよくなりましたね、前回はこう話していたけど変わりましたねと言うようなポジティブな声がけをもらったことで、何となくいい方向に変わっていけている気持ちになれた

 

 

カウンセリングは簡単ではないけど、やってみるのもいい

カウンセリングは魔法ではないですが、

 

話を聞いてもらうことはやっぱり不安が拭われることにつながると言うのが私の意見です。

 

 

うつの状態になっていた時は自信が持てなかったり、言われたことを歪めて受け入れて理解してしまう状況にありました。

 

 

落ち込んでいたり疲れている時もそうなってしまうことはありますよね。

 

 

また精神的に辛い時は、カウンセリングを受けると言うこともかなり重労働だし、頭の回転も鈍かったり、カウンセリングを受けることで前に進めているのか?もわかりません。

 

 

自分でもやもやしている時にこそ、自分の話を否定されずに、受け入れて聞いてもらえることは自分を労わることになります。

 

 

家族や信頼できる友人とでも実は意外と難しいことだったりします。

 

自分自身が客観的に見られないからこそ、冷静にプロに見てもらうのが効果的なんですよね。

 

 

カウンセリングなんて意味ないでしょとは思わずに、一度頼ってみるのもいいのかもしれません。

 

本日もお読み頂き、ありがとうございました。

 

www.parisimpleco.life

 

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