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フランスは子育てしやすいのか。子供手当のリアルと社会復帰の圧

 

 

みなさんこんにちは、今日はフランスの社会保障について、子育て真っ最中の現場からお伝えしたいと思います。

社会保障が手厚いイメージのフランスですが、子育て中の方にも気になる子供の手当てのリアルについてお話ししようと思います。

結論から言うと、子供を産み育てるのに経済的負担は軽減されやすい環境ではあります。働いてたくさん子供産んでねのメッセージが現れている制度が整っています。 

 

ざっとわかることは、

●産みたくなる?働きたくなる?社会の仕組みがある

●子供手当調べてみた

●ガーン...一人っ子だと実は手当がない

 

 

 

フランスは子育てしやすいのか。子供手当のリアルと社会復帰

 子育て中の私達が気になっていることの一つには手当てがあると思います。

フランスはなんとなく社会保障が手厚いイメージを持っている方も多いと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか。

 

フランスに移住して妊娠出産となると、様々な不安(精神面、経済面、制度はどうなっているか など..)もありますが、経済面で言うと確かに最低限補償されるので子供を持つことを諦めなくても良い、と言う人も多いはず。

社会保障って本来そういう為にあると思うので、ありがたくもありそうであって良かったとも思えます。

ましてや、外国人の私が支給されているわけですから、制度はしっかりと整っていますね。

ここからは我が家の例も交えつつお話ししていこうと思います。

 

2人目どうする?決めかねている理由

我が家は2歳10ヶ月の子供が一人の3人家族です。

で、やっぱり話が出るのは2人目のこと!

周りからも聞かれたり、実際に夫婦で考えることもあります。

 

ぶっちゃけると、私はまだ考えられずにいて、夫はできるだけ早く2人目が欲しいと言っています。完全な食い違いっ!

 

私がまだ躊躇っている理由としては

・子育てを始めてから「こんなに大変なのか・・」と自信損失したこと

・私が定職がなく、第二子よりも仕事を見つけた方が良い気持ちが大きい(経済的に自立したい)こと

 

2人目は欲しくないと言うよりは「今はまだ欲しくない」と言う考え寄りです。いろいろなリミットもあるのであと何年もそんなことは言っていられないのですが・・。

ステイホームがずーっと続いているので、確かに兄弟(兄妹)がいたらいいよなぁとこれまで以上に思うことありますが、急いでもすぐに一緒に遊べるわけではないのでwそのまま過ぎています。

息子が幼稚園に入学するタイミングで真剣に考えていこうと言うのが今のところ私の考えです。

 

▶︎若干、内容がヘビーですが現状「一人っ子でいいかな」と思っている理由です

note.com

【フランス】出産準備金と幼児に支給される手当て

ちょっと趣旨とずれましたが、手当てのお話に戻ります。

フランスでは子供のための手当てがいくつか出るのですが、まずは出産と3歳までに支給される手当てについて。

条件として事前申請すること、収入が超えていないこと(2年前の収入)などがありますが、下記の手当てがCAFより支給されます。

 

▷期間:①出産前 ②生まれた翌月〜3歳の誕生日の前月まで

 

①はla premier a la naissanceと言い、出産前の準備として支給されます。

2020年は947,32 euros =12万円弱 でした。

 

②はallocation de base と言い、出産翌月から3歳になる誕生日前月まで毎月支給されます。子供の人数に対して支給されます。世帯収入によって支給額が変わります。

 

  • 子供1人に付き184.62€(taux plein)・・・片親のみ働いている、単身
  • 子供1人に付き92.31€(taux partiel)・・・共働き

条件を満たしていれば184.62€か92.31€を支給されますが、子供の人数と世帯収入が細かく分かれています。184.62ユーロ(=約2万3千円)、 92.31(=約1万2千円)

おむつなどの日常必需品を購入するのに子供一人ひとりに支給されている手当てです。

と言っても大きな金額ではないので「足し」にする程度ですかねぇ。ないよりはもちろん良い!

 

養子縁組のケースは別途記載されていましたので、cafのサイトで調べて頂くとわかります。

 

 

▼とってもわかりやすい表が載っています

www.parisettoi.fr

 

日本の出産手当てと比較すると、一時金少ない!?と思う方も多いかもしれません。

フランスでの出産費用は実質無料にしようと思えば、可能な場合も多いです。

つまり、12万円を出産費用以外の準備(ベッドや必需品の購入)に全て使えると結構大きなメリットかもしれないですね。

私の場合は出産費用はほぼ無料でした。

 

▶︎出産に関する費用の詳細はこちらです。

補償された金額【検診、入院、出産にかかった費用の内訳】載せています。 

www.parisimpleco.life

 

一人っ子は3歳からの手当てがゼロ!

もうすぐ3歳になる息子に対する子供手当ては全くないことに最近気がつきました。(遅い!)

何となく誰しも子供手当てを受けられるものだと思っていましたが、甘い考えでした。

フランスは3歳から義務教育が始まるため息子は新学期から幼稚園に入園するのですが、公立なので学費はゼロ。

確かに0〜3歳までは保育園などの預け先に保育料を払っていたし、おむつ代などもかかっていたわけですから手当てがあった理由はよくわかります。

一方で、子供手当は成人まで継続されると勝手に思っていたのですが、我が家は条件を満たしていませんでした・・

 

そう、手当ては一人っ子には適応外と言うことなんです。

 

3歳から6歳までの間、一人っ子の家庭には手当てがない

子供が2人以上の家庭には収入の上限に関わらず全ての家庭で「家族手当(Allocations familliales)」が支給されます。(収入と子供の数により金額が異なる)

 

 

引用: 

出産・育児手当2019 | PARIS&TOI|フランス、パリを中心とした情報サイトパリエトワ

 

 

ざっくり言うと、子供2人の家庭には毎月33€または66€または131€を支給されます。

3人だと75.40€または150.80€または301.61€を支給されます。子供の数が増えると手当が増える仕組みです。4人以上ならさらに高額になる。

世帯収入によって支給額が変わりますが、全家庭で支給されます。

 

▷条件:20歳未満の子供が2人以上で収入制限なく受給される。

▷期間:2人目(3,4人目)の出産翌月から20歳になる前月まで

 

例【子供が2人で世帯の年収】

〜67408€(=約850万)まで・・・131€(=約1万6500円)

67408€~89847€(=約113万円)・・・66€(=約8,300円)

89 847€以上・・・33€(=約4100円)

 

・14歳以降はそれぞれの子供に66.11€プラスされる 

 

3人目、4人目以降になるとさらに金額がアップする仕組み。

学生には毎年「新学期準備金手当て」

さらに、6歳から18歳には 新学期の準備金として8月に手当がもらえます。(フランスは9月が新学期)

3) Allocation de rentrée scolaire

Cette allocation est servie sous conditions de ressources pour tout enfant scolarisé, âgé de 6 à 18 ans. Le montant de l'allocation varie en fonction de l'âge de l'enfant afin de se rapprocher au maximum de la dépense réellement engagée par la famille.

  • 371,80 €, pour un enfant de 6 à 10 ans
  • 392,31 €, pour un enfant de 11 à 14 ans
  • 405,90 €, pour un enfant de 15 à 18 ans.

引用:Les prestations familiales en France

 

・小学生  6歳~10歳・・・371.80€

・中学生 11歳~14歳・・・392.31€

・高校生 15歳~18歳・・・405.90€ (2020年支給額)

 

毎年高校生まで手当があるってすごい。

この手当ては子供の数にかかわらず受けられるものです。

 

 

少子化対策と社会復帰の圧!

あぁ政府の思惑を感じる・・。子供を産んだら手当てをあげます、もっと産んだらもっとあげますと・・。まぁ、それが少子化対策なんですよね。当たり前なんですよ、多分。

当事者になるまで、あまり気にせずに過ごしていましたが(ただの勉強不足!)、やっぱり絶妙なタイミングですよねぇ。

第二子を考えるのってちょうどこのくらいの時期だし手当があるならやっぱり助けにはなる。

 

まぁだからって、手当て欲しさに産む!ってことはないですけど、つくづく上手くできているよなぁ・・・。

 

勤務時間に合わせた学校のスケジュール

しかも、幼稚園と言えど8:30−16:30までガッツリ通うことができて(水曜は完全に休み)、その後18:30までは敷地内か近くにある学童(こちらは有料)に預けることができる。

大変だけれどもみんなで働いて、子育てできる仕組みだなっと思います。と言うか、働けの圧もすごい。w ええ、私のことですよね..。 

我が家はこれからそのフェーズ(?)に入ろうとしていて、わたしにとって課題の多い年になりそうです。

 

まだためらうわけ

とは言え、簡単に2人目を!とはまだ言えない自分がいます。

もちろん私も子供が複数欲しいと思っていたし、育てていくつもりでいました。実際育児が始まってみると、大変すぎるんです。

尊敬しますよ、みんな子育ても仕事も家事もこなして・・凄すぎる。なぜ自分はそう思えないんだろう?

子供達同士で遊び始めると楽だよって友人も言っていましたが、まだ自分が生きるだけで精一杯なんです。(おい)

赤ちゃんは可愛いけど、可愛いだけではやっていけないって身に染みて感じた3年弱なのでまだ決められません・・・・。

先延ばしにしていいことばかりではないので、今年2021年に決断しようとは思っていますが。(重いぞ、わたし。)

 

▶︎フランスでも保育園探しは大変すぎます・・。出戻りになった話。 

www.parisimpleco.life

 

子育てと社会貢献 (まとめ)

唯一の私の親友は現地企業でバリバリ働いているんです。

彼女はフランス人の彼とPACSしていて子供はなし。

つまり社会補償が必要なみんなの為に税金を納めているのです。って、ごく当たり前の話ですけど、正直子供がいない人達にとっては見返りが少ない面はあります。(細かい話はさておき)

私は妊娠後期から無職で、あらゆる手当はみんなが働いて納めてくれる税金によって助けてもらっているのですよね。本来それは当たり前と言っても良いことだけど、私の立場からすると身を以て「社会に助けられている」と実感するのですよね。それくらい子供が減っていくことは本当にまずいこと・・ですものね・・。

友人に「私たちのために働いてくれてありがとう」と言ったら笑っていました。息子の為に納めるわと!ありがとう!笑

個人的に2021年はいろいろシフトチェンジしていく必要があります。

 

・社会復帰

・子供の入学

・第二子について etc.

 

どうぞ見守って頂けると幸いです。 

 

本日もお読み頂いてありがとうございました。

 

▶︎出産準備にはオーガニックも取り入れたい

www.parisimpleco.life

 

 

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