パリオリンピック2024の特徴 在住者・旅行者が開催中に気をつけたいこと

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みなさん、こんにちは。フランス在住のYoco(@yoco_paris)です。

 

今日は2024年夏季パリオリンピックのお話しです。

東京に続いて2024年の開催地はフランス パリ!

 

 

・パリらしいオリンピックの見どころ、大会新種目

・在住者&旅行者も気をつけたいこと【交通事情・特別運賃など】

・オリピックキャラクター知ってる?

 

 

 

 

 

 

パリオリンピック2024の新種目や見どころ

大会公式ポスター:宮崎駿にインスパイアされています

 

 

2024年はパリで夏季オリンピックが開催されます。

 

 

パリでの開催は今回で3回目。

1900年,1924年に続き100年ぶり?!の開催ですね。

 

 

 

前回の東京オリンピックがコロナの影響で2021年に延期して開催されたことから

異例の3年後のオリンピックとなります。

 

 

 

パリオリンピック2024 日程

オリンピック: 2024年 7/26~8/11

パラリンピック:2024年 8/28-9/8

 

 

 

 

 

 

【観光名所が会場に!】パリ市内で行われる種目

パリのセーヌ川にて開会式が開催され、パリ市内の観光スポットで競技が行われます

 

今大会は「街中にスポーツを」というコンセプトなんです。

 

 

 

大会自体はフランス国内、フランス領でも競技によって開催されます。ここではパリの代表的な開催地を紹介します。

 

 

 

 

・Stade de France(スタッドフランス):陸上競技、7人制ラグビー

・Grand Palais(グランパレ):フェンシング、テコンドー

・Invalides(アンヴァリッド):アーチェリー

・Champ-de-Mars-Arena(シャンドマルス アリーナ):柔道、レスリング

・Effel Tower Stadium(エッフェル塔 スタジアム):ビーチバレー

・Chateau de Versailles(ヴェルサイユ宮殿):馬術、近代五種

・Place de la Concorde(コンコルド広場):BMX、ブレイキン、スケートボード、3×3バスケ

 

など

 

 

 

 

Stade de FranceはサッカーW杯や大規模なコンサートで使用される既存のスタジアムですが、

 

パリの街を知っている人からすれば、そこでできる?!と思うような意外な!開催地も多いです。

 

 

 

パリの街中に、特設のスタジアムが出来上がっています!

 

 

 

 

 

 

 

 

セーヌ川も会場になる

パリの街の中心を流れるセーヌ川での「トライアスロン」については、

大会目前にも関わらずまだ会場として決定されていません。

 

 

 

セーヌ川を見たことがある人は疑う余地もありませんが、セーヌ川の水質の問題があり、スイム競技はできるかどうかわからない状態。

 

 

⇨マクロン大統領は水質の安全性を主張するために自ら泳ぐと宣言していますが...

 

6歳の息子に「ここで泳げると思う?」と尋ねたら、「え、無理だよね」と言っていましたw

 

開催したいフランス政府ですが、実際安全に協議を行える水質ではないと主張する国際競技連盟との間で保留となっている。

 

 

 

▶︎セーヌ川は100年もの間、遊泳禁止とされてきた

www.parisimpleco.life

 

史上初のスタジアム外 オープニングセレモニーはセーヌ川で

 

競技には不安が多いですが、開幕セレモニーはセーヌ川に乗った各国の選手団が

セーヌ川を移動していくというこれまでになかった演出。

 

 

当日はあいにくの雨でしたが、フランスらしくアーティスティックで時々、理解に困る演出もありましたw

note.com

 

 

 

▶︎オープニングセレモニーで大きな話題となったのはミニオンズの登場!

www.parisimpleco.life

 

 

パリオリンピックの新種目

公式サイトよりダウンロード可

▲大会公式エンブレム 左:オリンピック・右:パラリンピック

 

32種目329競技が行われるパリオリンピックでは、今大会で初めて競技に入ったものがあります。

 

▷競技一覧はこちらから(日本オリンピック委員会ウェブサイト)

 

・スポーツクライミング

・ブレイキン

・スケートボード

 

 

 

東京オリンピックでも話題になっていたピクトグラムもパリオリンピック仕様で作られています。

フランスらしくアーティスティックでやや分かりづらいw仕様になっています。

 

▶︎パリオリンピックのピクトグラムはどんなものになっているでしょうか?

記事を読む:パリオリンピックのピクトグラム

 

 

 

 

⇨日本にとっては残念ですが、野球・空手は今大会の種目では落選しています

 

 

サーフィンの開催地はフランス領ポリネシアのタヒチ

パリオリンピックと言いつつ、フランス領も開催地に含まれていて幅広いw

パリオリンピックと言いつつ各地で競技が行われます。

 

 

 

 

 

【現地観戦】パリオリンピックで気になること・注意すること

交通規制...オリンピック会場に近い幾つかの駅は6月以降閉鎖

 

また競技が始まる2時間半〜終了後1時間後まで自動車の通行禁止など。

 

色々不便になりそうです。混雑予想マップも公開され「いや、ほとんどやん!」となっています。

 

パリ20区内以外にも競技は近隣郊外でも開催されるため一部郊外の駅もかなり混雑が予想されます。

 

 

 

 

 

▷閉鎖が決まっているメトロの駅:

・Tuileries(チュイルリー)

・Concorde(コンコルド)

・Champs-Élysées-Clemenceau(シャンゼリゼクレモンソー)

・Porte-d’Issy

・Colette-Besson et Porte-de-Versailles

 

▷影響を受けると言われている路線

  • Métro : lignes 5, 6, 7, 8, 9, 10, 12, 13 et 14
  • Tramway : T3a et T3b 
  • RER : lignes B, C et D
  • Transilien : lignes J (branche Argenteuil), L (direction Versailles Rive Droite), N, P (direction Meaux) et U

 

 

 

 

オリンピックチケット購入

すでに一部チケットは販売済みですが、まだ間に合うものもあります。

 

当初60万人動員見込みだったセーヌ川での開会式セレモニーは、30万人へ縮小されました。安全面、環境面の配慮ではないかと言われています。

 

▶︎まだ買える?オープニングセレモニー&競技チケット

 

www.parisimpleco.life

 

 

 

【メトロチケットの値上げ】期間中2倍に!

1枚2.1ユーロ⇨4ユーロ 10枚回数券16.9ユーロ⇨32ユーロ

 

 

その他のチケット

  • 【メトロ・バス】チケット:4ユーロ
  • 【空港】ロワシーとオルリーのチケット:16ユーロ
  • ナヴィゴ・イージー・ブックレット(10枚綴り):32ユーロ
  • パリ近郊乗車券:6ユーロ
  • 一日乗車券(全ゾーン):16ユーロ/日、70ユーロ/週

 

値上げ期間は2024年7/20-9/8です。

 

ちなみに紙のメトロチケットは廃止と言われつつ、いまだに券売機で買うことができます。(2024年3月現在)

 

旅行者もICカードを使うことができます。

ICカード(Navigo Easy)を2ユーロで購入し、チャージしながら使うことができます。

 

【オリンピック期間専用チケット】 Pass Paris 2024がお得

オリンピック期間専用1日券が発売されます。

 

一日券16ユーロ(Zone1-5)で購入することができます。

通常は20.60ユーロなので、少しお得に購入できますね。

Pass Paris 2024というチケット名を選択して購入します。

公式サイト(英語あり)

 

▶︎各種チケットの詳しい情報はこちらからどうぞ。

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パリが目的地の航空券・高速鉄道などの値上げはさほど変化していないようですが(夏は元々高い!)パリの宿泊施設が例年の4~6倍となっているようです。

なんてこと!!

 

⇨2024年5月になってから、

高額な宿泊費だからか?あまり集客できず、値下がりし始めているとのニュースが聞こえ始めてきました。

 

エアコンなしの猛暑日、22時まで日差し

パリはエアコンのない施設、建物も多くあります。

 

天候によっては日本とは違った灼熱の太陽が降り注ぐ日があります

 

また夜は22時ごろまで外が明るいので楽しめることも多いですが、体調が崩れやすくなります。熱中症などには注意。

 

▶︎華の都 パリの衛生面の現実 衛生面も気をつけてー!

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▶︎スリや盗難・詐欺に気を抜けない!

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情報集めにネット環境の確保 海外でもスマホ利用

交通事情は普段から心配な点も多いですが、特にオリンピック期間中はイレギュラーが多いです。

都度、無料Wi-Fiを探すのも大変だし、セキュリティ上安全とも言い切れません。

 

普段使っているスマホをそのまま海外で使用して情報を集めるには、

esimを利用して、オンライン上の切り替えだけで、そのまま海外で利用できます。

 

従来の【simカードを受取⇨差し込んで切り替え】と言う必要はなく、QRコードを読み取るだけで手続きができます

 

使用量に合わせて価格もバリエーションがあるため、念のため持っておいて損はなし!

 

▶︎eSIMについて詳しく知りたい場合は

日本語対応で安心できるTRAVeSIM

 

 

【公式キャラクター フリンジ】パリオリンピックのグッズ・ユニフォーム

オリンピックの公式キャラクターやユニフォームは東京でもなかなか色んな意味で話題になりましたが、割とおしゃれなフランスではどうなのでしょうか?

 

 

公式キャラクターはエッフェル塔をモチーフにしたキャラクターです。

え、違った、これ何!

え、なんかださくない?!

しかもエッフェル塔じゃなくて、フリギア帽と言う帽子をモチーフにしたキャラクターでした!

 

 

【フリギア帽とは】

革命フランス共和国の象徴であるフリギア帽を擬人化して描いたもの

ちなみにロゴは「金メダル」「マリアンヌ(フランスの女神の象徴)」「炎」をイメージしています。

 

オリンピックグッズ お土産、記念に!

オリンピックグッズは、オフィシャルショップ(オンライン)と店舗があります。

 

それ以外にも、パリのモノプリなどのスーパーやギャラリーラファイエットなどの百貨店でグッズを購入することができます。

 

 

▷オフィシャルオリンピックグッズショップ Boutique Officielle Paris 2024

Forum des Les Hallesの地上階にお店があります。

パリの次の開催地

2028年はロサンゼルス! 

夏季オリンピックのアメリカでの開催は32年ぶりです。

 

オリンピックは楽しみですが、在住者旅行者には不便がありそうですね。

安全で楽しく過ごせるように情報を集めていきましょうね。

 

本日もお読み頂きありがとうございました。

 

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