皆さんこんにちは、今日は子連れに優しいイメージ?のフランスでレストランに行くことについて経験を基に書いて見たいと思います。
実際、フランスで子連れでレストランに行っていいのかどうか?
答えはもちろん良い。ですが!同時に「全てのレストランで受け入れられるわけではない」というのも本当。レストランにも色々なタイプがありますものね。
あくまで、私の経験と個人の意見を集めたものを記事にしています。
●レストランに息子を連れて行ったら、入店を断られた
●シェフに聞いた赤ちゃん連れのお客様を受け入れること
●子連れで入店が、他のお客様から痛烈なフレンチジョークを突きつけられた
露骨にお店側もお断りとは言えないので何かしら理由をつけて実際に断られたことはあります。
しかし、旅行中だとやむを得ないので受け入れてくれる雰囲気の場所を見つけられて、美味しいものを食べられたら最高ですよね。
フランスで赤ちゃん連れでレストランに行っていいのか?
フランスは子連れに優しいイメージもあるし、実際優しいと思う場面は私も何度か遭遇したことがあります。
レストランへ行くとなると、やはり子連れでは気を遣うことも多いのですが、実際はどうなのでしょうか?
私たちの体験で言うと、赤ちゃん連れ(ベビーカー付き)で行くとほとんど受け入れられました。
もちろん雰囲気的に大丈夫そうな場所で、大きめのお店、テラス席など自分たちも事前に場所を絞った上でのことです。
でも、入店を断られたこともあったし、入店はできたけども息子が泣いた時に他のお客さんから何か言われたこともありました。
日本でもこれは同じだと思いますが、必ずしも子供を受け入れる人ばかりではないのは同じですね。
何歳くらいでレストランへ行けるか
我が家は息子が1歳くらいになってから時々、一緒にレストランに行くことはありました。
魔の2歳児はコロナ禍真っ只中で良くも悪くもレストランに一緒に行く機会は少なくなってしまいました。
現在は3歳を過ぎて、一人分とは言いませんが、お子様メニューがあったら(フランスだとあまりない)ちゃんと食べられるくらいになりました。
ここまでで振り返ると、生後半年くらいまでだと動きたがって落ち着かないってことはないですが、泣き出した時が大変。
2歳くらいだと落ち着かないけど、食事はできるし、ちょっと動画とか見せておけると言うのはちょっと利点かも。子供によるとは思いますが。
雰囲気の良いレストランに1歳半を連れて行った話
夫婦の記念日があり、週末旅行した際に雰囲気の良いレストランにチャレンジして見ました。地方の小さな街だったことと、月曜日だったこともあり、ほとんど空いているレストランが無い状態。
もちろん観光客用のカフェや終日開いているレストランはあったのですが、ここで妥協するのはなぁと思っていたら素敵な雰囲気のレストランが!ただ、私たちは1歳児を連れているし、夫はあまり乗り気ではなかったです。
いわゆるガストロノミーで、ワインのカーブを改築したレストランという雰囲気のある佇まいです。
断られたら仕方ないと思いつつも、ダメもとで聞いてみたら快くOKでした。
早めの時間だったことと、店内が広めで(パリとは違うw)ゆったりしていました。
何より、大正解!と言うくらいお料理が美味しかったので私も夫も満足でした。息子はまだパンを齧って持参した離乳食を食べるくらいしかなかったのですが、夫と交代で立ってあやしたり、動画を見せてみたり大変は大変でしたが、満足度の方が高かった。
地方ということもあって、リーズナブルだったのも得した気分でした。同じものをパリで食べたらもっとかかってたよね・・というくらい。リスクはありますがw、旅行中は止むを得ないし、たまーにならまたやってみたいと思ったほど。何より、フランスでは妥協して微妙なものを食べるよりも良いのです。
フランスで子連れでレストラン入店を断られたこと、シェフ側の気持ちを聞いてみた
息子が1歳の時にフランス国内の旅行先で、レストランの入店を断られたことがありました。
もちろん「子連れだから」とは言われませんでしたが、明らかでした。
平日の早い時間にも関わらず「満席だから無理です」と。どうしてもというなら、テラスの席に行ってくれと言われましたが、テラスには椅子も無い立ち飲み用の小さなテーブルのみ。愕然。どうしても受け入れたくなかったんだと思います・・。
フレンチジョーク?息子が泣くことへ文句を言われた
同じ街で、今度は昔ながらのビストロ的な場所へ。開店してすぐだったので私たちが1番のお客さんで入店もOKでした。(安心)
が、食事を始めると20時近くなり眠たかった息子がぐずり始めて、大声で泣いていました。
席を立って隅の方であやしても泣き止まず・・
すると他のお客さんが「外でやってくれ!」「ここは赤ちゃんの来る場所じゃないぞ、ははは」みたいなことを大声で言ってきて(多分おじさん)ショックを受けました・・。
店員の人も笑っていて、私はものすごく嫌な気持ちになったし不安になったのですが、夫は「冗談で言ってるだけでしょ」と。
え?この言われようで冗談なの?!って感じですが、みんな笑ってるから冗談なんだと、気にすることじゃないと言われて意味不明すぎました。
多分半分本気だと思いますけど、冗談らしいです。痛烈なフレンチジョークでした。。(最後まで食事して帰った)
シェフが言うには子連れのお客様を受け入れることは・・
昔、パリのとあるビストロで働いていたことがあるのですが、「赤ちゃん連れのお客様」の話になりシェフが言うには、赤ちゃん連れのお客様を断ることはできない、ただし、赤ちゃんがぐずってしまって店中に声が響き渡ると、他のお客様が抱くのは【このお店はそういう雰囲気のお店】=わざわざ次回利用しようとは思わないと言う感情だと言っていたことがありました。
(日本にはうるさいから黙らせろ!というおじさんとかもいますがw)言葉もなくレストラン側はお客さんを失うことになると言うこと。
当時独身の私はなるほどなと思ったのですが、母となった今はうーん、モヤモヤします。w
そもそも私のイメージでは「ベビーシッターに預けてカップルが食事するのがフランス人」と思っていたので意外と赤ちゃん連れで食事をする人がいることさえ驚いたのですけれど。
確かにパリは観光客も多いので止むを得ない人もいますよね。ただ、お店側としては誰のせいでも無いはずだけど、リスキーではあるという事実を知りました。だからやんわり理由をつけて入店を断るお店もあるわけなのかなと。赤ちゃんが泣くのは仕方がないので、そこに対してNGとは言えないのです。
フランスでレストランに行くことは (まとめ)
フランスは結構食事のマナーが大切だったりするので、マナーがなっていない上でレストランに行くのが難しいのですよね。そもそもあまり子供が行くところではない認識?
カジュアルなお店ならもちろん行きやすいですが、それでも日本ほど子供向け・ファミリー向けのお店が充実していないし、お子様メニューも限られています。
赤ちゃんに限らず、幼児や小学生が騒いだりするのはNGでしょう。まぁこれは日本もだと思いますが。
受け入れてもらえれば、子供に優しく接してくれるお店の方も多いので親や保護者が覚悟を決めれば良いのかとw
最後に私たちが子供と行ったのはふらりと寄ることになったパリのうどん屋さんでした!カウンター席にチョンと座って、必死にうどんを啜ってささっと帰ったのでその時は落ち着きがなくなることもなかったのでよかった。笑
また美味しいもの食べに行きたいなぁぁ。
▶︎子供なしなら色々食べたいものの幅が広がりますよねぇ。
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