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海外で喜ばれる ヨーロッパ人が好きな日本のお土産

みなさん、こんにちは。今日はヨーロッパ人に贈る日本のお土産で喜ばれるもの・あまり喜ばれなかったものを紹介します!

フランスに移住してから7〜8年くらい経ち、日本の一時帰国時には近しい人にお土産を渡しています。

これまでホームステイ先やお世話になっているなど家族や友達以外の人たちへも渡す機会がありました。相手との関係性によってお土産選びは難しいですが、私の体験をここで皆さんと共有したいと思います。今後の参考にしていただければ幸いです。

 

海外で喜ばれる ヨーロッパ人が好きな日本のお土産

日本からのお土産は主に夫の家族や機会があれば親戚へまたお世話になっている友人たちに渡すことがあります。我が家はフランス人、ポルトガル人が周りに多くいて、他にはスペイン、イタリア、ベラルーシなどなど様々な出身の人たちがいます。

これまでに何度も日本土産を贈ったことで大体の好みの傾向などもわかってきました!w日本から海外の人たちへせっかくお土産を渡すなら、喜んでもらえる方がいいですよね。

私の体験談から皆さんの今後に役立てば幸いです!

 

喜ばれるお土産の傾向と基本情報

・万人受けなら甘いお菓子

・モチーフはベタが結局ウケる (富士山・侍や甲冑・漢字やカタカナ)

・アニメは鉄板!

・添加物に注意

・相手の日本への関心度で贈るものを考える

 

フランスにおけるお土産(プレゼント)を渡す習慣について

はじめに、海外(ここではフランス人や欧州人)の人はお土産やプレゼントを頻繁に贈る習慣がありません。

親しい友人同士、家族間でも誕生日やクリスマスにプレゼントをすることがメインで、旅先のお土産はあまりないかもしれません。

贈り物に対して日本ほど「こないだのお礼」や「旅行のお土産」「ご近所付き合いで」「会社の上司だから」みたいな漠然とした理由ではプレゼント(お土産)を贈りません。

またお土産を渡した・貰ったからと言って「お返し」は礼儀ではないです。

よって、親しい友人・家族以外にはあまり高価なプレゼント(お土産)は渡さないのが一般的です。

 

フランス人が喜んでくれたお菓子・食品

日本のお菓子や食品はとにかく美味しいことで喜ばれます。お菓子と言っても食べる前から「包装やパッケージがかわいい」「個包装になっている」「お菓子の形が整っていて崩れていない!」などw思わぬところから褒められることがあります。

今まで贈って喜ばれたもの・リクエストされたものを紹介します。

 

東京ばな奈

こんな美味しいバナナケーキ食べたことない!らしい。ケーキのフワッとした生地もいい。

 

カステラ

素朴で甘い、シンプルなケーキなので好き嫌いがなくたいてい喜ばれる。

(我が家はポルトガル系の家系なのでポルトガル人が伝来したカステラを逆に渡してみたらw我が家の定番になった。)

 

のど飴

種類が豊富、蜂蜜ジンジャーがリアルな味、ミント風味で片側がスーッとして斬新。一袋にいろんな味があって飽きないなど、楽しいらしい。

⇨日本滞在中のどが痛いと言っていた義母に買って渡したことがきっかけ。飴コーナーも種類が多くて選ぶのが楽しかったらしい。

 

グミ

日本のグミは種類が豊富、商品によって食感がさまざまで面白いなどちょっとしたお土産に良いです。ただしゼラチンを使っている場合は食べられない人もいるので注意が必要。

 

⇨フランスの飴やグミはシンプルなもの、ずっと定番の商品しか売られていない印象

 

金平糖

見た目が美しいので人気。シンプルな味も嫌いな人がいない。

 

柿の種・ワサビのお菓子

しょっぱい系のお菓子のバリエーションが圧倒的に少ないフランスで柿の種とワサビのお菓子はやたら人気があります。アペロのお供にも人気。

 

一蘭のラーメン

世界的にも有名なので「一蘭」指定で頼まれることがある!

うまかっちゃんも好評だった!高菜味はフランス人には辛すぎたらしい。

カップ麺も作る過程が楽しいそう。

 

⇨とんこつラーメンはアニメや漫画の影響で「ザ・ラーメン」らしく、一番人気がある。

 

海苔

海外の一般的なスーパーで買うものとは比にならない美味しさ、と伝わるらしい!味付け海苔というよりはお寿司に使う海苔が本来の海苔の味を知ることができたと好評。

フランス人だけでは扱いきれないことが多いので、日本人がいる環境で手巻きやお寿司パーティで出すのがおすすめ。

蟹缶...サバ缶はよくあるけど、蟹はない!しかも美味しく味付けされている。

 

⇨※ 魚介・甲骨類・海藻類は日本に馴染みがない人にとっては結構無理な傾向があるので、日本食に馴染みがあって、好きな人に贈る方が良い。

 

カレールー・スープカレーの素

日本のカレーは知っている人には結構人気。中辛以上がおすすめです。(が、フランス人は辛すぎると苦手な人もいる)

 

⇨パッケージに翻訳がなくても作り方の絵が書いてあるからわかりやすいらしい!本来のインドカレーとは違う「日本食」として楽しまれているよう。

 

【飲み物・お酒類】

・日本酒...ワインのようで飲みやすいらしい。アペロ感覚で飲める。スパークリングやにごりは変わっていて盛り上がる!

⇨フルーティな方がウケがいい印象。

・日本産のワイン...テイスティングで感想を言い合うので盛り上がる。(ワインの国のフランス人は色々言い合って楽しそう)

・梅酒...フルーティーで誰からも好かれている感じ。ロックかストレートでアペロの時にサラッと飲まれがちwさすが欧州人。

・ウイスキー...日本のウィスキーが有名すぎて飲みたがる人は多い。響などは高すぎて変えないけど、むしろ知多・ニッカ・トリスなどはリーズナブルかつあまり海外で見かけない日本のウィスキーなので楽しんでもらえる

・お茶の葉...ほうじ茶と玄米茶が香ばしいし苦味がなくて好評。緑茶よりも苦味が少なく断然人気。(義家族に人気で毎回リピしてる)

(・ラムネ...日本からは持って帰ったことないけど、最近パリでめちゃくちゃ人気)

 

意外と喜ばれたもの 

・生八ツ橋...友人カップルが京都で買ったという生ハツ橋を持ってきていて、その場にいた10人前後のフランス人はみんな美味しい!と言っていた。

ニッキの独特な味や生地の食感は結構好みが分かれるのではと思ったが、甘くてもちもちがみんな好きだったらしく、意外な人気者だった!

昨今パリではモチ(大福の皮のような)がとても人気なので、馴染みがあるのかも。

おたべもあったが餡子が苦手な人もいるので、生八つ橋の方が人気だった印象。

 おたべ...生八つ橋の生地に餡子が入ったもの

 生八つ橋...生八つ橋の生地を二つ折りにしたもの

 

・ドリップコーヒーパック...コーヒーが美味しいからというよりは1人前ずつにパックされているのが魅力らしい。カルディなどではいろんな産地別のコーヒーが楽しめるのが良いそう。

 

【雑貨類】

・お箸、お箸置き...日本のお箸は上質でおしゃれらしい。フランスなど海外で売られているものは太めのプラスティック製でおしゃれ感があまりないため。箸は日常的に使う人へプレゼントする方がおすすめ。日本ぽいオブジェみたいな感覚の人にはかんざしのように使われる可能性もありw

箸置きはバラエティ豊富だし、箸置きをセットするのは特別感があるようで好まれる

・招き猫...日本ぽい上に可愛いらしい。デコレーションとして人気。

・お香...日本らしい桜など優しい香りが人気。日本のお香はスモーキー過ぎないし、香りが優しいらしい。

・ポケモン、ワンピース、ナルトなどのアニメグッズ...Tシャツやグッズは日本で購入する方が安いし、鉄板で喜ばれる。子供たちにはポケモンやサンリオの100円ショップの塗り絵がサイズ感と塗りやすさがママ友たちにもめちゃくちゃ好評だった!100円なのでまとめ買いしやすい。

・ジブリ...全くキャラクターを知らないティーンの女の子がトトロをめちゃくちゃかわいいと言っていた!

(母がホームステイ先の子に送ってくれたが、正直嫌がるんじゃないかと懸念していた私w)

⇨フランス人はジブリ好きが多いことと言われているが、知らない人ももちろんたくさんいる。意外とキャラクターはウケるのかも。

マニアックな喜ばれ雑貨土産

マニアックなものははじめましての人には渡しづらいものです!!w

よく日本を知っている人やちょっと変化球で行きたい時におすすめです。

 

・綿棒...しっかりした作りが良いらしい。容器や蓋の作りもポイントが高いよう。

(フランスのものは先端がすぐモジャッとなりがち、持ち手が華奢で曲がりやすい)

・無印のコロコロ...しっかりコロコロできて、安定感があるのが良いらしい。

(うちにあるものを使った義家族がハマったw海外商品は安定せずクルッと回ってしまったり、シールがうまく変えられないなどストレス多い)

・モコモコ靴下...モコモコ靴下しかもメンズ(靴下屋さんで購入)がとてもウケが良かった。海外のものは女性向けしかなく?足首のあたりがすぐユルユルになったり、脱げやすいけど日本のものは網目も荒くなく暖かく丈夫らしい!(夫も5年以上履いてるw)

・コンビニの透明ビニール傘...なんてこと!!wリクエストされた時は驚きましたw欲しい理由は日本に行った時に使っている日本人がたくさんいたから&かっこいいと思ったからw ⇨しかしフランス人は傘を使わない!

・日本らしい布、ハンカチ...お母さん・おばあさん世代に限られてきますがw、手ぬぐいの生地感や日本らしい美しい柄の「布」はとても人気!

・あぶらとり紙...昔使ったことのあるイタリア人の同僚からリクエストがあった!あぶらとり紙で取れる感じがクセになるらしい!w

失敗した・注意したい日本のお土産

昆布茶

私が買ったわけではないけど、友人が日本を旅行した際に緑茶などのお茶の一種だと思い「昆布茶」を買って後日びっくりしたらしい!お茶という名のお茶ではないのですよねw

苦手すぎて余っている昆布茶をどうしたらいいか聞かれて私も一瞬困ったw

出汁として使うのもアリかな・・と答えたら「なぜ出汁なのに「お茶」という名前がついているの?!」と。ごもっともですね。

特に海藻系は元々苦手な人も多い。

抹茶

日本ぽいお菓子といえば、抹茶!実際に人気があります。抹茶ラテなどもカフェには必ずあるほど。

しかし抹茶の抹茶の苦味具合によっては意外と好みが分かれる印象です。

十分に甘い抹茶風味のチョコレートやクッキーなどは大抵好まれますが、

濃くてリアルな抹茶の苦味があるレベルだとフランス人は結構苦手な印象

辻利の苦味のある抹茶クッキーや日本のパティシエが作る本格抹茶を使ったお菓子は苦すぎた、ということがありました。

また抹茶のお菓子(キットカットなど)は人気とは言え、パリだと結構どこでも買うことができるので(高いけど)、レア度は低いのかもしれません。

柚子胡椒

美味しさ、使い道がわからないらしい。

お肉などにつけてみても風味が良くなるとかが伝わりづらい。

魚介系のお菓子・おつまみ

するめ、チータラ、えびせんなどは苦手な人が多い印象。臭みやおつまみの食感が苦手らしい。(あんなに美味しいのに!!)昆布のお菓子などもハマらないケースが多い。

おせんべい

食べる習慣がないというのは大きいと思いますが、硬さやしょっぱさがあまり好かれない印象。ハッピーターンの美味しい粉の味もあまり良さがわからないらしい。(確かになんの味かはわからないw)

お茶が喜ばれるのは幻想w

日本っぽいからと「よく日本を知らない人」にお茶を渡したりすると「お茶は風邪の時に飲むもの」とか「お茶は少しも飲まない」みたいな人もいるので、お互い微妙な感じになります。

せっかく良いお茶買った日には後悔するので、お茶が好きまたはお茶を飲む習慣がある人に渡す方がいいかも。よく緑茶を飲むという人も、紅茶感覚で緑茶にお砂糖を入れて飲んでいることもある。飲み方は自由だけども。

お茶の葉を入れる袋も同じで、あんなに便利で有能だけど欧州人は茶葉をきっちり袋に詰めて、くるっと閉じる作業は好まない人も多い気がするのでリクエストがない限りあげなくてもよさそう。日本のお友達にあげるほうが絶対に良いです!w

ゼリーは苦手、食べられない人もいる

ゼリーは欧州人はあまり食べる機会がなく、お店にもゼリーという商品を見かけないので食べる習慣がそもそもない。ドゥルンとした食感が苦手らしい。ゼラチン(豚の皮)入り商品はフランスの場合は宗教上の理由で食べない人もいる。

日本の添加物・着色料が気になる

嫌味を言われたわけではないが、いろんな色の「ホワイトチョコ」やダークチョコレートをコーティングしたツヤツヤのお菓子類はめちゃくちゃ美味しいけど「もはやチョコではないね」と言うほど、中に入っているものが気になるらしい。

欧州も大概いろんなお菓子がありますがw、規制も厳しいです。

言われてみれば日本のお菓子もいろいろなものが入っていることであの魅力的な見た目を作っているんですよね。

食器類

豆皿や日本ぽい柄の食器は来客時にもウケが良く日本のお土産には良さそうですが、あまり安いものを渡すのもなんだし、かと言って高価なものは関係性によっては渡しにくい。

相手に気を使わせてしまうので近しい家族や友人など大切な人にいいものを渡すのが良いかも。リクエストがあれば買いやすいですよね。

 

みなさんのご参考になれば幸いです!

本日もお読み頂きありがとうございました。

 

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