【子供とお出かけ】パリ航空宇宙博物館 Musée de l'Air et de l'Espace

みなさん、こんにちは。フランス在住のYoco(@yoco_paris)です。

パリ郊外の航空宇宙博物館のお話です。

ル・ブジェ空港(Le Bouget)を利用した航空、飛行機の歴史を楽しく学べる博物館です。

見どころは実物の展示！

　・超音速コンコルド機

　・2階建て飛行機B-747

　・世界最大の旅客機A380　

　・ロケット、ヘリコプター、武器 など

メジャーな飛行機を目の前に見ることができたり、あらゆる航空・宇宙の分野の実物が展示されています。

子供だけでなく、大人も釘付けになる圧巻の展示です！

展示場(屋内)と駐機場(屋外)を回ると、3時間ほどかかる広さで、休日のアクティビティとしてたっぷり楽しむことができます。

博物館のあるル・ブジェ空港はパリ市内から1時間前後でプチ遠出にぴったり。

フランスの国立美術館のため、毎月第一日曜日は無料で入館することができます。

空港でもこんなに間近では見られない、歴史的な珍しい飛行機を見られるのがとても楽しい場所です！

個人的には、宇宙エリアとコンコルドがとても好きでした〜！

【子供とお出かけ】パリ航空宇宙博物館 Musée de l'Air et de l'Espace

パリ郊外にあるル・ブジェ空港に隣接するパリ航空宇宙博物館は子供連れの家族や大人、航空ファンももちろん楽しむことができます。

パリ市内から1時間前後で行けるので、休日のお出かけにもおすすめです。

常設展示は空港の屋内と屋外の飛行機駐機場です。

ル・ブジェ空港　Le Bouget　

1919年に開港したパリ最初の空港。(パリ郊外セーヌサンドニ県)

現在は、プライベートジェット発着やパリ航空ショーの会場として使用されている。

航空宇宙博物館が隣接しており、小型機の離発着の様子を見ることができる。

博物館見学

展示は航空史を学ぶためのアートやポスター、実物の飛行機、ヘリコプター、戦闘機、武器やロケットなどかなり充実した内容になっています。

ウェブサイトによると、屋外駐機場の飛行機見学の目安時間は45分と書かれています。

全体的に広いため、全て回ると、3時間ほどはかかります。

子供と一緒の場合はもう少しゆとりがある方がいいかもしれません。

私たちはランチやコーヒー休憩を取りながら4時間ほど滞在しました。(プラネタリウムにも行っていた)

見どころ

色々な飛行機を間近に見られ、子供も大人も楽しむことができます。

宇宙エリアでは日本のロケットも展示されています。

飛行機やヘリコプターなど見上げる高さまで展示されており、フランスらしいおしゃれなデコレーションになっています。

階段を登ると、同じ高さで見ることができます！

フランス以外にも世界の飛行機(戦闘機)が置かれています。

機体見学

展示された飛行機の一部は機内を見学することができ、博物館のメインイベントとなります。

機内見学できる機体：

● コンコルド...音速を超える速さの航空史に残る飛行機

● Boeing 747...ジャンボと呼ばれた2階建て飛行機

● Dakoda...第二次世界大戦にアメリカで製造された輸送機

屋外にあるA380もタラップ(階段)がついていましたが、中には入れないのね〜

館内マップ

博物館はかなりの広さがあり、屋内エリアと屋外エリアがあります。

コンコルド機内見学

博物館では、コンコルド2機の機内を見学することができます。

航空史においてとても貴重なコンコルドが間近で見られるなんて感激！

シャルル・ド・ゴールでも屋外に展示があり何度か目にしたことはあったけど、間近で本物を見られ、機内へも入れるのはこの博物館ならでは。

実際に見学感想:

・フォルムが美しく、華がある

・博物館のメイン！

・2機が接続されており、階段を登って中へ入れる

・機内はかなり狭くて縦一列で歩ける程度のスペース

・展示がかなり殺風景でした...(座席の展示や写真類)

・警備のムッシューが色々話してくれて、休日午後はかなり混み合うのでお昼(13時ごろ)までに見学がおすすめとのこと

コンコルドとは

コンコルドはフランスとイギリスが共同開発した超音速旅客機。

・最高速度はマッハ2.04（約2,180キロメートル毎時）:音速の2倍を超える速さ！

・1976年に初飛行

・最高速度はマッハ2.04で、大西洋を横断する際にわずか3時間で到達できた

・現在は運行していない

特徴的な外観と先進的な技術を持ちながらも、運用上の制約や経済性の課題からわずか20年で運航を終了しました。

航空史において特別な位置を占めています。

 Dakota & Boeing 747

Dakota

ダコタは第二次世界大戦中に広く使用された軍用輸送機で、「ダグラス C-47 スカイトレイン」としても知られる。 兵士や物資の輸送、パラシュート降下作戦、医療搬送などに幅広く活躍し、「飛行する仕事馬」と称された。戦後は民間向けにも改修され、貨物機や旅客機としても使用された。

B747

B747はボーイング社が製造したジャンボジェットで、1969年に初飛行、1970年に商業運航開始。 特徴は二重デッキと大きな胴体で、初の世界最大旅客機として登場。

長距離路線向けに設計され、多くの乗客を一度に運ぶことが可能。航空史上のアイコンであり、航空会社や乗客にとって特別な存在となっている。

●Check in + Bording Pass　=一般のチケットでアクセスできるところ：

博物館見学+ Boeing747機内見学 + 2 Concorde機内見学 + 1 Dakota機内見学

見学時のポイント

・博物館は広いので3時間ほどは少なくとも時間が必要。

・ベビーカーでアクセス可能、館内もスペースにゆとりがあるので歩きやすい。

ですが、階段を登って展示を見る場所も多いので注意。

・屋外の飛行機の駐機場は暑い日は要注意。日陰がほとんどなく、駐機場の照り返しがある。

⇨屋内へはすぐにアクセスしやすい

・警備の方に聞いたところ、無料開放の毎月第一日曜日は午後14時ごろからかなり混雑するため、特にコンコルド館などは早めの時間に見学がおすすめ。

・館内にお手洗い多め、カフェレストランあり

・屋外にテーブルと椅子の設置があり、お弁当やおやつを持ち込んで食べられる

▶︎他にも、子供とのお出かけスポットをまとめています

記事を読む：子連れでパリどこ行く？お出かけスポットまとめ

パリ航空宇宙博物館への行き方

車で：

Paris-Porte de La ChapelleからA1⇨5番出口«ブルジェ空港Le Bouget»

交通機関で：

バス

各駅からバス利用が便利です。

610, 350, 152, 148⇨« Museum of’Air and’Space »

メトロやRER Bを利用してからバス利用

・メトロ⑦番線« La Courneuve »⇨バス152・RER B « Le Bourget »⇨バス152
基本情報

開館：10:00〜18:00 (3/1~10/31は17:00閉館)

休館日：月曜日、12月25日、1月1日

入場料

〜 4歳　：無料

4〜18歳：6ユーロ

19〜25歳：8ユーロ

大人：17ユーロ

＊一般チケットはBording Pass：博物館見学+ Boeing機内見学 + 2 Concorde機内見学 + 1 Dakota機内見学

＊毎月第一日曜日：無料

＊各種オプション：管制塔見学、プラネタリウム、アトリエなど

住所：Aéroport de Paris-Le Bourget, 93352 Le Bourget

ウエブサイト：Musée de l'Air et de l'Espace du Bourget - Site officiel

アクセスと治安について

空港・博物館のエリアはパリ郊外北部で、一般的には治安が悪いと言われています。

個人的には博物館へ行く際に初めて行ったエリアでしたが、博物館周辺・Le Bouget駅周辺は整備されてとてもクリーンな場所もありました。

駅からのバス車内は博物館へ行くお客さん(外国人を含む)がかなり多かった印象。

博物館周辺は空港利用者むけのホテルもちらほらありました。(シャルル・ド・ゴール空港も近いため)

近い将来?メトロ16番、17番を開発する地域となっています。

RER B線もあまり治安がよくありませんが、混み合っているときはスリなどのリスクにはより注意したほうがいいのです。

ただ、私たちが利用した際(パリ北駅ーLe Bouget駅)はかなり閑散としていて、パリ周辺(シャトレー〜パリ北駅)とは比にならないくらいw穏やかな雰囲気でした。

パリ・パリ郊外で治安が良いと言われるエリアでも、スリや犯罪に巻き込まれる可能性は否定できませんので場所に関わらず、注意して出かけましょう。

▶︎注意したいスリなどの犯罪について

www.parisimpleco.life

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