【フランスのマルシェ】旬の野菜くだものを食べること。ポルトガルオレンジが美味しい話

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みなさん、こんにちは。今日はフランスのマルシェのお話しです!

フランスに住んで7年が経過しました。

 

当初からマルシェに行くのは好きで、興味本位でwマルシェへ行くことで旬の野菜や果物を知るようになりました!意外と知っているようで知らないの。

スーパーよりもフレッシュで美味しい、実はお手頃に美味しいものを購入できるのがとても好きです。

フランスは意外と?人情の国なのでマルシェで常連になったりお店の人との関係性が築けるとめちゃくちゃ良くしてもらえます。(言い方)

マルシェへ行くのは楽しいので、今住んでいる街や気分を変えて以前住んでいた街のマルシェへも時々行くくらいです。もちろん旅行先でも!一人で早起きして行くくらい。

 

で、マルシェでは割とマイナーなのですが、ポルトガル産のオレンジの話も熱く語っています。

 

フランスのマルシェが楽しい!

マルシェへ行くと、野菜や果物はフランス産はもちろんあらゆる産地から食材が並んでいます。

国産野菜、果物は値段が高い部類になりますが品質も確かに良いです。

Bioと書かれているオーガニック野菜・果物もフランスの厳しい基準をクリアしているものなので安心感もありますね。たまに不恰好なものもあるけど、それだけ自然ということ。

 

魅力を語ると、止まらないのですが、旅行先でもマルシェにはできるだけ行きたいと思うくらい見ているだけでも楽しいし、何よりその土地の食材を試すのはとても価値があります。

パリのマルシェで言うと、魚介類などはノルマンディなどの港から直接届くのでとても新鮮な食材を手に入れられます。これはパリの特権!(レストランのシェフが話していました)チーズやオリーブも...色々話したい・・!長くなるのよ・・

 

一方で近隣ヨーロッパからの輸入野菜などは若干値段が安いイメージがあります。

マルシェに通って7年くらい経ちますが、居合わせる年配のフランスマダムたちは「フランス産」にこだわって購入する人も多いです。

マルシェのスタンドには近郊の生産者の方が直接販売していることも多いですから地産地消に貢献できると言う意味でも国産を購入するのは理解できます。

 

私はスタンドを選ぶ上で、自分で商品を選べることお店の人がいい感じなこと、お客さんがたくさん入っていることが重要で、近所の場合はいくつかの固定の推しスタンドでしか購入しないのです。人気店だと結構待ち時間があったりもします。

りんごはここ、野菜たちはここと買うものによってもスタンドを分けています。

 

子供と一緒に行くのはハードルが高めなのですが(つまらないからあまり一緒に行きたがらない)、一緒に行くとほとんど全部のスタンドでいちご一粒とか、パン屋さんでシュケットとか大抵おまけをくれます。いいなぁ!!

息子が3歳くらいの時は「いちごのおじさん」と呼んでて(呼ばせたわけではないw)いちごもらえるから行きたい!と言っていた時期がありましたw

 

 

義両親がおすすめする ポルトガル産オレンジ

↑ノエルのテーブルにも飾っていたポルトガルのオレンジ・みかん

 

このブログでも何度か書いているのでご存じの方もいるかと思いますが、夫はポルトガル系の家系で義両親がポルトガル人です。

で、ポルトガル産のオレンジやみかんなどを義母が購入してくれて分けてもらうことが多いのですが、めちゃくちゃ美味しい!

頑固な義父が「オレンジはポルトガル産が一番!」とまさに頑固親父丸出しで言うのでwちょっとうるせーなーと最初は思っていましたが、食べてみたら確かに美味しい。

 

義父:「スペイン産、イタリア産、モロッコ産も美味しいんだよ、美味しいんだけど、ポルトガル産が一番!」と毎回食べながら言うのですが、本当においしいのw

 

ポルトガルってなぜかとても主張が少ない国で(実際親族と触れ合ってみると色々強いけどw)良いものもたくさんあるのに、なぜかあまりその良さが伝わってこないところがある。

一方フランスはこんなに激しいのにいつでも「華の都」みたいな印象があるように現実以上に良いイメージばかりが先行している。wよく言えばマーケティング力が高い。

住んでいるからそう思うのかもしれませんね。

話が脱線しましたが、マルシェではオレンジやみかんを買おうとすると複数の産地からのものが置かれておりシチリア産とかコルシカ産が値段も高くて目立つ場所に置かれています。地名もよく知られているからか、すごく美味しそうに見える。

 

一方で、ポルトガルオレンジやみかんはなぜかマルシェの隅の方であまり主張しないし、何より見た目が少し悪いと言うこと。ディスっているわけではないの!

 

美味しいのになぜなんだ?とフランスでもポルトガルからでもない目線で考えてみたんです。

そもそもオレンジやみかんを買うときに、色が良くて傷がなくて形が良いみたいな条件は美味しそうに見える最低限ではあるが、ポルトガルオレンジはなぜか皮が少しくすんでいて、あまりハリがない。値段も他の産地より安価なことが多い。

たかがオレンジなんだけど、美味しそうで安いならちょっと買ってみようかとなるところ、見た目が損させているのか?なんだか控えめなのよ。

まずポルトガル産オレンジは全てのスタンドで置かれているわけではない。

もちろんたまにハズレはあるけど、ぜひ機会がある方は試して見て欲しいです!

 

ポルトガルオレンジは何が違う?

まさかのオレンジを深掘りしていきますがw、私が日本に住んでいた時に食べたオレンジは東南アジア諸国のものか、アメリカ産とかもあったのかな?と言う印象ですが、味は言うまでもなく酸っぱくて甘みがあって美味しいですよね。

 

一方、ポルトガルオレンジはとにかく香り豊かで、皮を剥く瞬間にその一帯がオレンジのいい匂いに包まれる!味も甘みがあって、酸味は控えめ。

ハリがあると言うよりは柔らかめな食感です。

初めて食べた時は華やかな香りにびっくりしました。

なぜ隠してた?って感じです。w

もちろん好みによると思いますが、今まで食べてきた酸味のあるオレンジとはまるで全然違う果物のようです。

みかんも美味しいです!!こちらも同じく酸味より甘みがあって、ジューシーなイメージ。

オレンジの旬は真冬

オレンジって暑い時期に美味しいと言うイメージを勝手に抱いていたのですが、みかんと同じく冬が美味しい。

義母曰く、ポルトガルオレンジは12月が旬と言うこと。

確かに、ヨーロッパのクリスマスの頃にはオレンジやみかんがたくさん並んでいます。オレンジやみかんを使ったお菓子やホットワインは「ノエルの香り」です。

お肉のソースにみかんを使うなど、確かにあちこちに登場していました!

 

そのまま食べても甘くてジューシーなんですが、義母はオレンジを輪切りにスライスして、ミントの葉と混ぜたオレンジサラダ(と言ってもデザートに)をよく出してくれます。

 

 

ポルトガルは確かに温暖で太陽がある国なのでオレンジもみかんも美味しいんですよね。(パリの冬は太陽不在ってくらいいませんw)

 

▶︎フランス人は太陽が好きなんだけど時には健康に生きるために必要!

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マルシェが野菜、果物の旬を教えてくれる

野菜や果物の旬って知っているようで意外と知らないんですよね。

スーパーへ行けば便利ではあるけど、一年中同じような野菜が売っているから違和感も感じていなかったんですよね。

マルシェへ行くようになって旬の野菜、果物が当たり前だけど並んでいるのを見て「旬のものが美味しくて安い!」と言うことをようやく知ったんです。(基本すぎて知ってるよ!って思われてるかもしれませんがw)

マルシェでももちろん一年中買えるように置いてあるトマト・きゅうりなどのベーシックな野菜もありますが、旬以外は基本は買わないで過ごしています。

サラダは夏のトマト・きゅうりがない時は根菜のサラダに変えたりできますものね。

 

やっぱりその時期のものでないと美味しくないんですよねぇ。しかも値段も上がっている!オーガニックにまずこだわる以上に旬の野菜や果物を選んで食べる方が大事なのではないかなと思います。その時期しか食べられないと、楽しみも増えますよね!

夏は桃、さくらんぼ、あんず、ミラベルなどを季節限定で楽しんで食べています。

 

 

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