みなさん、こんにちは。フランス在住のYoco(@yoco_paris)です。
今日はフランスのカフェを楽しむための定番メニューを書いてみました。
お天気がよければ少々寒くてもテラスでカフェを楽しむ、
というのがフランス人のスタイルですが、
そもそもコーヒーの種類多っ!!
「カフェクレーム」などフランス語のニュアンスもあれば、
英語の名前をそのまま使っていることもあり、
メニューを見ても分かりづらい!!という方もいるのではないでしょうか。
微妙に似たようなものも多いし、違いをいろいろ調べてみました。
せっかくのカフェ文化を楽しむためにもメニューを振り返りつつ、お気に入りの一杯を見つけましょう。
私はちなみに、カフェノアゼットがお気に入りです。
- 【カフェでコーヒーを頼む】 エスプレッソなどの用語
- 【パリのカフェ】エスプレッソこそがコーヒー!
- 1. Espresso (エスプレッソ)
- 2. Double espresso (ドゥーブル エスプレッソ)
- 3. Café Allongé (カフェ アロンジェ)
- 4. Cappucino (カプチーノ)
- 5. Café Noisette / Cotardo (カフェ ノアゼット/ コータド)
- 6. Café au lait / Café Crème (カフェ オ レ / カフェ クレーム)
- 7. Café Latte (カフェ ラテ)
- 8. Flat White (フラット ホワイト)
- 9. Café Moca (カフェ モカ)
- 【カフェインレス コーヒー】
- 【フィルターコーヒー】
- 【環境・アレルギー対応】パリのカフェのミルクのオプション
- コーヒー以外のパリジャンが好きなメニュー
- カフェグルモンがお得で美味しい
【カフェでコーヒーを頼む】 エスプレッソなどの用語
フランスはカフェ文化が浸透していますが、
昔ながらのカフェやパリの老舗カフェには独特の雰囲気があり、
なんだか入りやすいんだか入りにくいんだかよく分かりませんw(いきなりディス)
しかしせっかくなので、気候が良い時はテラスを楽しんだり、お洒落な店内でコーヒーを楽しみましょう!
個人的には新しめの自家焙煎してる、こじんまりしたお店が好きです〜
【パリのカフェ】エスプレッソこそがコーヒー!
フランスのカフェでオーダーするコーヒーは「エスプレッソ」が定番ですね。
でも、苦くて濃くて苦手という人もいると思います。
上のイラストではフランスのカフェメニューの定番と違いの分かりづらいものなどを集めてみました。
エスプレッソは嫌だという人も好きなものが見つかるかもしれません。
※イラストではカップの大きさが全て同じですが、実際のフランスのカフェではエスプレッソ用の小さなカップやカプチーノは大きめのマグなど大きさは様々です!
▶︎店員さんを呼ぶのはNG?!
1. Espresso (エスプレッソ)
フランスで「コーヒー」と言えば、エスプレッソ!
朝やランチの後に飲んだり、気合を入れたい時に飲んだりw
夜遅く終わったディナーの後にも飲むのがフランス人です。
お砂糖を入れて甘く飲む人も多い。
2. Double espresso (ドゥーブル エスプレッソ)
エスプレッソが2倍入っている
ケーキを食べる時にはちょうど良い感じ!
3. Café Allongé (カフェ アロンジェ)
エスプレッソを長く抽出したコーヒー。
エスプレッソよりも薄まっているもの。
エスプレッソは苦手で日本のブレンドコーヒーに似たものがいい場合はこのアロンジェをオーダーすると良い。
Café Longと言うこともある。
アロンジェはアメリカンではない。
アメリカンはドリップコーヒー+お湯を足したもの。日本ではブレンド+お湯を足したもの。
*アロンジェはお湯を足したわけではなく、エスプレッソを長く抽出している。
エスプレッソは名前の通り、高速で圧力をかけて抽出していると言うこと。
4. Cappucino (カプチーノ)
カプチーノはイタリアの伝統的な飲み物でフランスでもカフェの定番メニューですね。
カプチーノの特徴であるミルクのふわふわの泡が美味しい。
パリで頼むと5€くらいが平均の価格
植物性ミルクオプションも最近は多いので、オーダーする際に聞いてみるといいかも。
植物性ミルクについては後半に書いています。
5. Café Noisette / Cotardo (カフェ ノアゼット/ コータド)
エスプレッソにスプーン1杯分くらいのミルクの泡が乗っているもの
苦いエスプレッソがまろやかになって美味しい!!
▷コータドと書いているところも最近パリでは多い。(スペイン語)
▷イタリア式ではマキアート。
コーヒーの上にちょっとした染み(マキアート)がついているという意味。
(「ラテ マキアート」は反対にミルクの中にエスプレッソが少し入っているもの)
6. Café au lait / Café Crème (カフェ オ レ / カフェ クレーム)
カフェクレームはフランス語で言うカフェオレのこと。
カフェクレーム(カフェオレ)はコーヒー:ミルクが1:1であることが基本。
フランスでは、カフェオレを作る場合に、2パターンある。
お店によって異なる。
①【ドリップコーヒー+ミルク(スチームミルク)】
②【エスプレッソ+ミルク(スチームミルク)】
②はイタリア式。
・スチームミルクが使われることが多いので、上の方は泡が乗っている
・スターバックスでは①を「ミスト」②をラテと言う
▷カプチーノとの違いはミルクの量
カプチーノはミルクの泡がメインでミルク自体は少なめ。
7. Café Latte (カフェ ラテ)
カフェラテは【エスプレッソ+ミルク】
カフェラテとカフェオレの違いが気になりますが「ラテはイタリア語でミルク」で、「(カフェ オ)レはフランス語でミルク」と言う言葉の違いに加えて、
カフェラテはエスプレッソ+ミルク、カフェオレはドリップコーヒー+ミルクという違いがあります。
フランスでもイタリア式のカフェオレを作っていることもある。
8. Flat White (フラット ホワイト)
パリの新しめのカフェではお馴染みになってきたフラットホワイトはオーストラリアから来ているコーヒーの楽しみ方。
フランスでも英語の名前のままFlat Whiteと言います。
エスプレッソ+スチームミルクと言うレシピですが、カプチーノやラテに比べてエスプレッソの風味が強めです。
名前のフラットというのは表面のミルクの泡がフラット(平行)ということから付けられており、
カプチーノのようなふわふわのミルクの泡ではなく、薄く平らに乗せられているのがフラットホワイトの特徴。
9. Café Moca (カフェ モカ)
カフェモカはよく聞くし、スタバのメニューでもおなじみかと思います!
チョコレートはチョコレートシロップ/ソースが使われることが多いです。
ミルクの泡の上にもチョコソースをかけているデザート的なコーヒー!
モカとは元々コーヒー豆のことを指しますが、カフェモカと言えばチョコレートのイメージですよね。
【カフェインレス コーヒー】
妊婦さんや夜遅い時間にはカフェインレスのエスプレッソもおすすめ。
フランスの人は「デキャ」と言いがちですが、café décafeiné デカフェイネと言います!
【フィルターコーヒー】
自家焙煎や豆にこだわっている比較的新しいカフェにはフィルターのコーヒーも置かれています。
丁寧にドリップしてくれてちょっと贅沢なコーヒーという感じ。
コーヒーに詳しくなくても、店員の方に聞くと好みや豆の違い、淹れ方のコツなどしっかり教えてくれます。
パソコン禁止なお店も多め。せっかくなのでコーヒータイムを楽しみましょう。
▷Fringe Paris マレ地区のお店。バリスタこだわりのドリップ12€!と気になるもはや。
【環境・アレルギー対応】パリのカフェのミルクのオプション
パリのカフェでは牛乳に変わるオプションがある植物性ミルクに替えられるところも多いです。
読者の方からお問合せを頂きました⇨もしメニューに書かれていない場合も、植物性ミルクの選択肢がある場合も多いので一度聞いてみてくださいね。
主なオプションはこんな感じ。
【lait végétal:植物性ミルク】
・豆乳:le lait de soja
・アーモンド:le lait d'amande
・オーツ:le lait d'avoin
カフェには大抵この3つはオプションがあります。
コーヒー1杯あたり+50サンチーム程度の追加料金がかかる場合がほとんどです。
コーヒー以外のパリジャンが好きなメニュー
フランスのカフェにはコーヒー以外にも人気のメニューがあります。
・chocolat chaud ...寒い日に飲みたい、ショコラショー!クリームもたっぷりw美味しいです
・matcha latte...お洒落カフェには必ずある抹茶ラテ。オシャレ女子が飲んでるイメージ!
他にもレモネードなど自家製のものを置いているところもあり人気があります。
お茶・ハーブティー
カフェと言えば、コーヒーがメインですが、パリの昔ながらのカフェでは紅茶やハーブティーも置かれています。
アールグレイなどの紅茶以外にも最近では日本の緑茶(煎茶)やほうじ茶が置かれています。
ハーブティはカモミール、ミントティー、ヴェルヴェンヌが定番です。
▶︎パリのお土産にもピッタリ!
カフェグルモンがお得で美味しい
せっかくパリのカフェに行ったら、ケーキなどのおやつも一緒に食べたいじゃないですか。
Cafe Gourmand(カフェグルモン)はコーヒー(or お茶)+デザートが付くお得なメニューです。
全てのカフェにこのサービスあるわけではないですが、
老舗カフェなどでは大抵メニューに書かれていて、
コーヒーとケーキをそれぞれ頼むよりも少しお得です。
小さな複数のケーキや焼き菓子が楽しめるのでお得感があります!
種類はお店によって異なるので、お楽しみという感じです!
個人的なベストはエスプレッソ1杯にミニクレームブリュレ+ガトーショコラ+パンナコッタというクラッシックなメニューかつめちゃくちゃ美味しかったのが過去一でした♡
カナルサンマルタンの運河の向かいだったような!夫と息子と取り合いになった・・w
本日もお読み頂き、ありがとうございました!
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▶︎ケーキも一緒に食べたいよね