【海外在住】ママ友パパ友がいた方がいい 

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みなさん、こんにちは。子供をもつ親が切っても切れないママ友・パパ友のお話です!

フランス在住7年目、子供が5歳(現地幼稚園年長)の私たちですが数少ないけれど気の合うママ友・パパ友がいてくれて良かったと思う場面がたくさんあります。

 

私は海外にしばらく住んでいるとは言え、特に学校関連のことは自分の日本での幼少期とは異なるので、一般の保護者が当然のように知っている幼稚園・学校の事情もよく分からずに過ごしていることがあるのです。これは仕方ない!

数少なくてもママ友・パパ友がいて情報交換や手助けをしてくれる存在があることは本当にありがたいのです。親自身の不安も軽減されるし、特にフランスは学校がちゃんと連絡してくれないことも多々あるので詳しいママ友たちに教えてもらわないといけないのでwライフライン的な存在なのです。

 

この辺りの事情についても触れていきます

・ママ友と何話す?!

・日本人のママ友と他の国のママ友との違い

・交渉や意見をガンガンするフランス社会・・(私には無理!)ヘルプママ友!!!

 

 

海外在住に限らず日本でも初めての子育てでは情報が少ない状態でのスタートですから親にとっての永遠の課題ですね・・。

面倒なママ友との付き合いは避けたいですが、子供のためにも親のためにも程よくいい感じに付き合えるママ友・パパ友もしかしたらおじいちゃんやおばあちゃんがいてくれるといいのかも知れません。

 

【海外在住】ママ友パパ友を作った方がいい 

ママ友というワードに対してあまりいいイメージがない、「ママ友必要ない」「ママ友めんどくさい」みたいな話は聞こえてきたことはあるのですが、私の子供は現在5歳ですが、ママ友がいて良かった!と本当に思っています。

 

懐疑的な人もいると思いますがwママ友パパ友がなぜ必要かについて語っていきたいと思いますので改心のきっかけwになれば幸いです。

日本人のママ友がいることももちろん心強いですが、そこだけにこだわらずフランス人やフランス以外の外国人ママパパさんたちとの付き合いもとても良いです。

 

ママ友パパ友が必要な理由

・学校や自治体が全然教えてくれないから誰かしらから情報を得る必要がある

・子育ての価値観や学校内外のことを共有できる大切な他人だから

・単純に心の支えになる!(気の合う人に限る)

 

ママ友がいないと情報を得られないから!

フランスの公立幼稚園に年長になる息子が通っていますがとにかく情報がミニマムです。

長い夏休みが終り9月初めに新年度が始まるのですが、その日に必要なものや開始時間なども特に知らさせることもなくフワッとぬるっと始まります。教室の場所やクラスも一つ一つドアの前の表を確認しないと分からず、先生の顔や名前もよく知らぬまま子供は教室に、親はすぐに帰らされてしまいますw

後にプリントなどをくれたり、新年度の保護者会が開かれて詳細を聞くことはできますが、日本の感覚でいると「情報なさすぎ!」と感じます。フランスのママパパたちだって思ってるはず!w

学校によって、先生によってかなり対応が異なるのですがうちの園が特別ひどいのではなくデフォルトと考えて妥当です。園長が変わったりすると雰囲気がガラリと変わったりもします。

その分、保護者がしっかりしていてPTA的な学校と親の間に立ってくれるポジションを積極的にやりたいタイプの人たちがある程度いる印象です。

 

今年年長になった息子の担任から「年長は水泳のクラスがあります」とだけ連絡されたけど、いつから水着が必要なのかなどは一切書かれていないので普通に困りますw(今朝も誰かのパパさんがプールいつからですかって質問してた。)

小さいことさえも周囲に情報を教えてくれるママさんたちがいることはもはや必須なのです。

給食や学童のことは市役所の管轄ですが、どこにもそんなこと書いてませんやん!みたいなことが起きます。習い事も同じ。

どこの習い事に通っているかや評判などは地元のママさんたちと情報交換した方が確かです。

自分で事前に色々調べてもウェブサイトの最新情報が2年前くらいで止まっていたり、いざ連絡したら聞いていた情報とは違うみたいなことがよく起きるフランス社会では「フレッシュな情報を人から聞く」作業が必要なんですね・・。

実際子育て以外にも口コミ・知り合いのツテ(コネ)はフランス人がかなり信頼を置いている印象もありますし、本当にフランスで生きるのに重要なことの一つだと感じています。日本は調べれば性格な情報も出てくるし、ハード面も整っていることがほとんどでこなせる人は助けを借りなくてもやれてしまう印象。

 

▶︎フランスに来て3年目で人の助けがないと無理なことを知る

www.parisimpleco.life

 

 

ママ友が大切な他人だから!

子育てをしていると自信を無くしたり、これで合ってんのか?ということに遭遇することが日常茶飯事ですが、仲の良いママ友と呼べる存在ができてからふと思ったのはママ友が大切な存在であり、他人だから話せることがある、意見を受け入れられるんだと思います。同世代だし、同じ歳の子供を持っていると悩んでいることも当然似ています。

 

夫、母、義母などになんとなく相談したことも時に身内からの意見というのはすんなりとは受け入れられないということがあるんですよねw

ママ友という程よい距離感の存在でかつお互いの子供たちを大事にする、成長を見守ってくれる人がいるってめちゃくちゃありがたいですね。

なんなら夫よりもママ友の方が息子のちょっとした変化に気づいてくれたり、今息子がハマっているものとか知ってくれているw聞いているか夫よ!

私たち夫婦が気に留めていなかった息子の性格をさらっと発見して褒めてくれることもとても新鮮だし嬉しいことです。

 

教育方針・気が合う存在だから!

今仲良くしてくれているママパパ達(2家族)とはある程度教育方針など子供への考えが似ているのが特に心地よく過ごせる理由だと思います。そしてもちろん、子供へもわたしたちにも優しい。

強すぎるフランス女性は私は無理ですがw、2人のママさん達はソフトな性格w

パパさん達もたまに大丈夫?ってなるけど、めんどくさがらずに家族ぐるみで付き合ってくれる存在です。

似た考え方を持っているというのはとても大きなポイントで、パリ近郊はかなり他人種の家族が集まっているので子育てというカテゴリーだけに絞ってもさまざまな価値観の人たちがいるのが確かです。子供どうしは1番の仲良しで、親同士も仲良くできるって最高ですよね。

どんなおやつを食べさせるか、夜は何時までに寝かせるか、動画をどのくらい観せるかなど最低限だけど重要な項目が似た考え方であるママパパと一緒だとやはり心地よいです。家庭によっては日本人が思う常識の範囲とは全然異なる世界線なので・・。

仲良し2家族はフランス人カップル、フランス人とイギリス人のカップルで、ルーツがポルトガル、モロッコ、ドイツにもあるらしいのでかなり色々な文化がミックスしています。それで言うとうちも日本人だし夫はポルトガルにルーツあり。息子のクラスを見ても苗字を見るだけでもめちゃくちゃインターナショナルなのがわかりますw

 

お菓子・夜寝る時間・YouTubeとの付き合い方が似ているママ友パパ友が最高

夫が言うにはフランスは甘いカラフルなおやつ(les bonbons)を与える親が多いなかでちゃんと考えてる仲良しのママ友たちみたいなタイプは実はあんまりいないと思う、僕たちは出会えてラッキーだと言っています。

お誕生日やハロウィンだから特別に!とちゃんと楽しみ方も教えていてまじでありがとうと言う感じ。

本当に日本人の私からするとカラフルなお菓子やチョコが入ってないチョコみたいなお菓子があちこち溢れている印象で大人もお構いなしに与えているのもかなり気になっていました。わたしたち夫婦も全く上げないわけではないけど、フルーツや栄養になりそうなものをおやつにあげようと言う考えがベースです。

義姉とはその価値観がかなり違っていて、甥と姪が甘いものや動画に完全に依存しているを見ているのでうーん...と思うことがたくさん。幼いうちは特に付き合い方をコントロールすべきと思っている親もいるけど、思っていない人がいるのも確か。

反対に全てオーガニックでなきゃ!おやつは生の人参なの!YouTubeなんて見せた事ない!みたいな感じだとそれもそれで付き合いづらいですよね(会ったことはないけどw)。

人付き合いなので合わなければそっとフェードアウトした方が良さそう。

 

考え方が似ていると、ママ友パパ友とはやっぱり無理なく付き合えると言うのが一番いい点だと思います。子育てに正解がないだけに価値が違う人たちも間違ったことをしているわけではないと思いますし。

 

外国人のママ友と何を話す?日本人ママとは違う?

フランスでは私こそ外国人!!なのでwなんだか変な見出しですが、正直日本人のママから色々なことを教えてもらう機会があると何かと良いです!

日本人ではないママさん達との違いを比較していきます。

 

まずは日本人ママと話せる最大のメリットは言うまでもないですが・・

①言語

②相手を察する優しさがある(心に沁みる時がある)

 

①やっぱり日本語で説明を受ける、心の内を相談できることが私にとっては簡単なことです。当たり前w

日本人の友人(ママ友でもある)からフランスでの先輩ママさんとして色々教えてもらった際には日本人ならではの考えを大前提にして話せるわけですから、かなり心強い存在です。

子供の成長につれて今後バイリンガル教育をどうするのか、日本語レベルはどのくらいまでと考えているかなども日本人同士だから話せる部分かなと思います。

欧州人はそこまで真剣に考えていなくてw自身がマルチリンガルであることは珍しくないし、外国語習得への抵抗感も少ないので「子供はすぐ覚えるから大丈夫〜!」で話が終わっちゃいますが、そうじゃないのよ・・・。日本語をちゃんとやらせる場合は環境や経済面もしっかり考えていく必要があるし、特有の問題も出てくるから色々話したいじゃないですか。

 

②相手が言わなくても察する、これは日本人特有の能力だなとしみじみ感じます。

それが関係性やレベルによってはストレスになってしまうこともまぁあると思いますが、言わなくても友人が分かってくれているなと感じるとリスペクトしてくれているなぁと思います。=嬉しい気持ちになる。

フランス人の間でははっきり意思表示とか意見を言うことが基本なのでたまに日本の人からのソフトな対応をしてもらうと沁みますwなんの話!w

 

私は友人でありママ友でもある人がいます。彼女に全信頼を置いているし、なくてはならない存在。そもそも友達だし。

しかし彼女に会う以外ではTwitterを駆使していました!ネット上だと少し対面では言いづらいことも打ち明けられたりするし信頼できそうな方だったので、個人メッセージしてアドバイスをもらったことも何度もあります。孤独になるよりは絶対にいいと思います。

 

一方で日本人以外のママ友とほとんど毎日顔を合わせる私が一体何を毎日話しているのか?付き合い方はどんな感じなのかを共有したいと思います。

 

海外ママ友と何話している?

ママ友と呼べる人にも関係性の濃さに違いがあります。

a. ほぼ毎日会って話す、よく連絡取り合う(親子で付き合いがあるママパパさん)

b. たまに会って話す、子供同士がたまに遊ぶ。(ご近所、息子と前にクラスが同じだったママさん)

c. たまに会う、名前も知らない、挨拶のみ(学校・近所のママさん)

 

a. の場合

前にも書いたように子供の一番の仲良しで親同士も仲良く交流している友達家族という感じです。学校帰りやたまに休日に一緒に遊んだりすることもあり、子供達が遊んでいる間は親同士が近況や休みの予定などほぼなんでも話をしています。

よく会っているので子供同士のこともお互いの家族のことも知っています。

関係性が深くなってきたので、夫の愚痴や実母めんどくせーみたいなことも話すようになってきましたw

 

b .の場合

幼稚園の前後で会って話す関係性。あいさつだけの場合もあれば、お誕生日会に子供が呼んでもらって以来話したら良い人だったということが多い。実はフランス人は知り合いになるまでは結構シャイできっかけがあるまでは親しみを出してはくれないの。フランス人ではないママさんとは結構「フランスここが変だよね」とよく愚痴っているw

この間は強面なパパさんと思っていた人が「日本にずっと行きたいと思っている、夢の国」と言って熱弁してくれて一気に親近感がわいたw

 

c.の場合

幼稚園の前後で会うけど、本当に挨拶しかしないw子供の名前は知っているけど、ママさんパパさんの名前は知らない。ここのゾーンが一番多い気がする。いつお世話になるかはわからないし、お互いそれ以上接近しようとは思っていないw

 

ママ友パパ友なので基本は「子供」と「学校」の話。あとは天気の話がベースw

私も会話がめちゃくちゃ上手いタイプではないし、たっくさんママ友が欲しいわけではないので今の状況に十分満足しています。

あくまで私がママ友がいた方がいい!と思うのは、子供の学校関連の情報収集とご近所の顔見知りに挨拶するように学校で会うママさん達に挨拶をするのは同じこと。もし困っていそうなら助けますし、顔見知りならなおさら。

 

結局、ママ友いないと無理ってこと?

私はいた方がいいと感じていますが、絶対いないとやっていけないよというものでもないです。

実際に息子が年少の1年間はリアルにc.のケースに当てはまるママ友と呼ぶには申し訳ないくらいの関係性しかなく知り合いもいないまま年少の1年が過ぎました

 

で、困ったこと、大きな問題は特にありませんでした!

ママ友ができて以降、子供のためにも良かったことがある、情報が得られるのは確かです。自分が外国人として過ごす以上、頼れるフランス人がいた方が何かと良いとは思います。これは子育て以外のことでも重要な気がする。

 

頼れるフランス人がいるといいと思うのは、特に交渉や意見を言う場面で感じます。

息子のクラスに年少からいたずらばっかりして定期的に息子の怪我やモノのトラブルがあったのですが担任はわざとやったわけではなかったのと言うし、モヤモヤした気持ちのままいました。年中もまた同じでうんざりしている時にたまたまママ友に打ち明けたらその息子くんも同じように嫌なことをされていたことが分かり、これは問題だと言って先生に話をしてくれたことがありました!優しすぎる・・

私がフランス語で意思を伝えるのに(問題や交渉など)フランス語能力と経験値がフランス人には劣ってしまうと自信が出ないことがあります。無責任な親で情けないけどもw、フランス人の助けを求めるのはあり(逃げw)と思っています。多分効果的でもある。

もちろん場合によっては夫にやってもらうこともあります。ママ友の方が瞬発力あるんですよ、伝わるかいなw

 

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

 

子育てが始まるまで、始まってからも「ママ友」という概念がよくわかっていなかった

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