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海外生活は辛い? 人とのつながりで好転してきた3年目のフランス生活

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みなさん、こんにちは。フランス在住のYocoです。

フランスに移住して3年半ほど経ちました。
ワーホリの1年間の滞在を合計すると4年半!
 
正直、だんだん楽しくなってきたなぁと思っています。
居心地が良くなって来たと言うか。
 
海外生活は昔から憧れもあり、それが叶って幸せな一方で、気がつくと言葉の壁や頼れる人が少ない事で心身共疲労していたり、物事がうまく進まず「なぜ私はこんなに悩まないといけないのか、なぜにいるのだろうか?」と嫌気がさしてしまうこともあります。


今日は、この頃私がじわじわと感じてきた「人との繋がりがもたらす効果」についてお話しします。

スピリチュアルな話ではないんですけどね。


・海外生活駆け出しはうまく行かない?!
・人との繋がりが濃厚なフランス生活
・友人のとある一言
・今、歯車が回り出したかも?


海外生活は辛い?フランス生活3年目の変化

フランス生活3年半が経った私はここ2〜3ヶ月の間、以前より生活における気持ちの変化が出てきました。

ようやく、「こっちの生活も悪くないな」と思えてきたことです。
単身で1年間のフランス滞在経験があり、その間に出会った夫と暮らすためにフランスへ再びやってきました。


ほぼ自分の意志でフランス生活を始めた訳です。

過去に滞在経験もあるし、パリにおいては旅行なども含めて割と土地勘もある。

自分の意志ではなく、駐在や第三国からの突然のフランス移住という状況ではありません。

それでも!!

ついこの間までいつになったら、この生活が楽しいと思えるのだろうと思っていました。

たくさん原因はあると思います。

・友達がいない
・フランス語がまだうまく話せない、聞き取れない
・不便やトラブルが異常に多い(交通機関の乱れ、ストライキ、全ての場所で待ち時間が異常に長いなどキリがない)
・寒い時期が長く、天気も良くないので気持ちが落ち込む


天気はどうしようもないのですが、結構精神的にきます。

上から3つは「日本だったら、○○なのに、フランスにいると××だ。」とどうしても思ってしまうことがあります。

自分としては、日本に対するホームシックのつもりはないのですが、それに近い状態であったと思います。


よって、フランスでの生活が楽しくないという結果に辿り着いてしまいます。

サイクルがあって、そう思う時と思わない時期がぐるぐる回っている感じです。


家族や友人が近くにいる楽しそうな夫に嫉妬してしまうことはなんどもありました。

友人の一言を励みにしてきたフランス生活当初【辛い時期】

ある日本人の友人はフランス人の旦那さんとパリに住んでいます。

彼女の場合、フランスという国は結婚して初めて来た未知の場所。

フランスでも日本でもない第三国で出会ってご結婚され、フランス語ではない言語で旦那さんと会話をしています。

彼女は私より3年ほど前に渡仏し、しばらくやはり辛い時期があったけれども私と出会った当時の頃から生活が楽しくなってきたと話していました。

彼女は、まだまだ全然生活を楽しめないという私に一言言ってくれました。

「とにかく、3年経ったら上手く回りだすよ!」

明るく、お喋り好きしかも多言語を話す彼女はパリに友人もたくさんいて私からすればとても充実して楽しそうに見える。

その彼女も当初はフランスなんて来たくなかったのに!と思いながら辛い時期を過ごしていたと聞きました。

その当時話す彼女からは辛かった時期がイメージしづらいほど、友人達とイベントを企画運営したり充実していることが伝わって来たからです。

そんな彼女が言うのだから、とても説得力を感じました。

 

辛い時に何度もその言葉を思い出して「私もこれからどんどん良くなっていくに違いない」と言い聞かせながら過ごせて来たのです。

3年目の正直?!やっとうまく回り出したフランス生活



先述の友人、セキュリテ ソーシャル(日本でいう健康保険証)を申請してから3年間もらえずに過ごしていたと笑いながら話していました。

3年経ったら色々なことが上手く回り出して、そのタイミングでついにカードが手元に届いたのだそう。

話を聞いて唖然としました。さすがこの国は・・・


私は妊娠が助けたのか6ヶ月でもらえましたけど、まぁ普通じゃないですよね。
当時、病気できないなとビクビクしていましたよ。

海外生活 人との繋がりが生活を豊かにする

最近、フランスの人との繋がりが少しずつ増えてきたのもあり感じることがあります。

特に感じるのはこの三つ。今まで日本で過ごしてきた事を思うと、人とのコミュニケーションで特に強く感じる点です。

・人と人の繋がりが濃い
・他人はどうでもいいが、周囲の人をものすごく贔屓する(いい意味)
・世間話が結構大事
 
そもそも、誰かの知り合いは世代などを問わずどんどん紹介されることが多いので、深い付き合いでなくても「知り合い」がだんだん増えて来ています。


まずは身近な家族単位での集まりが多い!!

家族を大切にしているという意味では、とてもいいことなのですが、人によっては毎週のように、またクリスマスなどの大きなイベントでは夜通しお付き合いしないといけないので、これは辛い点ではありますが・・。



家族の集まりに家族以外がどんどん来る

週末の家族の食事会に家族の誰かの友人、恋人、その恋人のお母さんが来たりと私が望んでいなくても(笑)、人との繋がりが増えることが良くあります。


日本ではあまりそういった経験がなかったのですが、こちらではとてもオープンなので家の中にいろんな人がいるってすごいなぁ、と思いつついまだに戸惑います。

義母は「家族のお友達なら、信用できるしその人も家族も同然!」と言っていたことがあり感覚がもはや異次元だなと感じました。笑
懐がとても深いということです!!!


初めましての方が多いと必然的に世間話をすることが多くなるのですが、それが実はのちに結構大切なことになって来るというのが、3年目の私の見解です。


▶︎クリスマスが想像以上に辛い...
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我が家、引っ越しが決まりました!

突然ですが、我が家引っ越しが決まりました。

パリ周辺はとんでもなく家を探すのが困難で、引っ越したいと思ってから物件探しや手続きなど何ヶ月もかかることが良くあります。


我が家も息子が生まれてもっと大きな家に引っ越したいと思いつつ、忙しさを言い訳にそのままになっていました。

先日、義母の友人が「まだ家探している?借り手を探している人がいるんだけど・・」と言って今回の引っ越し先となるアパルトマンを紹介してくれました。

義母の友人の彼氏が所有するアパルトマンで、借り手を探していると言う状況でした。

私たちはそれまでネットで物件探し → 連絡(たまに無視)→ 疲れる と言う負のサイクルから一転、ものの一週間で内見まで辿り着いたのでこんな奇跡あり?!と思っています。

大家さんとなる、義母の友人の彼氏(長い!)さんも信頼できる人に貸したい、しかも出来るだけ早めでと思っていた為話がとてもスムーズでした。

家賃滞納問題は深刻で、借り手を守るフランスの法律を大家さんが頭を悩ませるとして有名です。

稼ぎが十分ある人だからと言って滞納しない訳でもないらしく、信頼できそうだ!と言う人に貸すのを見極めないといけないと聞いたことがあります。


信用問題となると、知り合いから探すと言うのが合理的ですよね。
家探しのようにマッチングすれば、お互いハッピーです。

世間話で就職?チャンスがあればすぐに乗っかる!

職探しも然りで、上手くいけば紹介で就職に至る事もあります。
 
以前の職場には「〇〇さんと以前一緒に働いていた△△さんです」と言う状況が割とありました。

反対に先月転職した□□さんの会社に◎◎さんも行くらしい!と言うのも良くあります。大胆!


元同僚同士『最近どう?』と言う世間話から、「今の職場いい感じだよ、人探してるから上司に聞いておこうか?履歴書渡しとくよ」と言う流れになったりします。

ネット時代に、アナログな世間話で話がサクサク進むってすごい事ですよね。


▶︎子供の成長と共に「ママ友パパ友」の必要性も感じている!
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好転して来たのは周囲のおかげ

いまだに友達も増えていませんし、語学もずっと伸び悩んでいます。

ただ、住めば都と言う言葉がしっくり来るようになって来たと思うほど、フランスでの居心地は良くなって来たのです。

周囲の人との関わりを経て、好転して来たと感じる点

・自分が信頼されているんだと認識する
・周囲の人が気にかけてくれている→チャンスが来る
・歯車が良い方向に回り始めたと認識すること

これらは自分自身の心の変化にいい影響をもたらす!はず!

日本への一時帰国の後「フランスへ帰国」と言う表現を自分で使い少し驚きました。
フランス側も【家、帰る場所】になって来たら3年半が経っていました。
海外生活まだ初心者に近いと思っていますが、だからこそ伝えられるこの繊細な時期の話を同じく乗り越えて楽しめる方が増えたらいいなと思っています。

▶︎まぁ、とは言えフランスで生きるのはイージーモードではない・・
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本日もお読み頂きありがとうございました。

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