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フランスでチップは義務なのか?何%支払うのが良いのか

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みなさん、こんにちは。フランス在住のYoco(@yoco_paris)です。今日はフランスのチップ文化についてお話ししたいと思います。

 

●フランスのチップは何%くらい?⇨チップ支払いは義務ではない

●義務ではないけど、払う文化もある

●結局、払うのか払わないのか?

 

フランスでチップの支払いはどのくらい?支払いは義務なのか

 

フランスではチップ(le pouboire)は支払い義務はありません。

 

支払う必要はないですが、場合によってチップを支払うこともあります。

 

カフェやレストラン(ビストロ)、その他サービスを受けたときにサービスが良かったいい対応をしてもらえたと思ったらチップを支払うという認識で良いです。

 

海外ではチップを払うのが当たり前という認識がある方もいらっしゃると思いますが、フランスにおいてはサービス料が支払いに含まれているためさらにチップを置く必要はありません。

 

支払い時のレシートにサービス料が記入されています。会計の約15%

En France, les prix s’entendent taxes et service compris et incluent donc le service (environ 15% du prix total). Mais si le service a été particulièrement soigné, vous pouvez laisser un pourboire pour manifester votre satisfaction. Le montant est généralement de 5 à 10% de l’addition.

引用:office de tourism de paris (parisjaime.com)

パリ市の観光サイトより

 

要約) フランスでは会計の15%ほどに税金とサービス料が含まれています。

対応が特に良かった場合には5~10%をチップの目安として置いてもいい

 

※2023年頃から紙削減のため、カジュアルなお店などでは正式なレシートは申し出ないともらえない場合もあるので、必要な時はお願いしましょう。

 

ちなみに勝手に取られているサービス料とは、高級店やカジュアルなお店に関わらず含まれていて、その店員さんに渡るわけではなく会社に支払うものです。

税金も含まれているので仮に嫌なサービスを受けても支払わないといけませんw

 

レストラン・カフェでどのくらいチップを支払うのか【相場】

支払う必要はないとは言え素敵な対応をしてもらえたり、お気持ちで渡したいという時にはどのくらい支払うのが良いのでしょうか?

 

明確な規定はないですが、感覚的にはこんな感じ

 

●一般的なカフェやレストラン、ビストロ:5~10%

⇨二人で50ユーロのランチに2~5ユーロ

 

チップ文化のアメリカに比べると、それだけでいいの?というくらい安いかもしれません。

 

例えば街のカフェでエスプレッソ1杯は2~3ユーロ、カフェクレームなどは5~6ユーロです。

二人の合計で10ユーロ前後なので1ユーロあれば置いていったりします。

▶︎記事を読む:フランスのカフェの種類

 

ミシュラン星付きなどの高級店などではサービスの質も異なるのでもう少し渡してもいいのかもしれません。

 

個人的にはなかなか機会がないので「一般的とは」どのくらいが目安かはわかりませんが、あくまで明確な規定はないのでお気持ちで渡します

 

どんな時にチップを支払うのか

サービス料払っているし、チップ渡さなくてもいいんじゃない?!

 

その通りなので、素敵なサービスを受けた時には支払おうと思うことが多いです。

 

やっぱりチップを払う文化で育ってきていないから基準が難しいですよね。

あまりないけど、稀に嫌な対応を受ける時があるのでその時はまず置かないですw

 

夫はと言うと、結構渡す頻度は高いように思います。

対応に満足したり、店員の方と楽しく会話できた時や、料理が良かったと言う時など。

あと多分、いつもより高級なお店に行ったら自分の経験の満足度にいつもより上乗せして支払ってる気がするw

 

お釣りがいい感じに出た時にせっかくだから置いておくってことも多いような気がします。ただ1ユーロ以下の硬貨をジャラジャラ置くのはあまり素敵ではないかも。

 

適当な小銭がない場合はカードで会計に上乗せして支払う方法もあります。

⇨78ユーロの会計の時に80ユーロにしてくださいと言えばお店の方も分かってくれて、お礼を言ってくれると思います。

 

 

【実体験】チップをもらうということ

日本ではあまりチップをもらうことがないだけに想像しにくいですよね。

 

私はフランスでのワーホリ時代にカジュアルなビストロやパティスリーで働いていた経験がありチップをもらうことをほぼ初めて経験しました。

 

パリには地元のパリジャンはもちろん、世界中の観光客が訪れるのでチップのパーセンテージはかなり幅がありました。

 

パリジャンは二人でランチをして2~5ユーロのチップを置いてくださっていたのが多かった印象。

 

カジュアルなビストロでもランチ+ワイン1杯ずつ飲むと70~80ユーロくらいになります。

気前の良い方は10ユーロ札を置いてくれていた!

 

お釣りはいらないですとかチップ(現金)を置く代わりにカードで多めに支払うという方法でチップを払ってくださる方もいます。

 

 

(余談ですが、今から約10年前は日替わりランチ2品を23ユーロで食べられていた!

場所も割と高級エリアだったし、今は同じ価格&質を探すのが大変かも...思い出してみてびっくりしてる)

 

1ユーロ以下は置かない

夫と出かけた際に小銭がいい感じに手元にない時に50サンチームならあるということがあったけど、1ユーロ未満の小銭をジャラジャラ置くのはなんか失礼な感じがするよなと言っていて無ければないで、いいか。となりました。個人の意見です。

 

おしゃれなカフェなどでレジの前にチップボックスがある時は細かい小銭でもいいと思いますが、せめて1ユーロ硬貨を2~3枚かそれ以下の50サンチーム、20サンチームなどは使わずカードで多めに払うなどで支払う方がスマートかなと思います。

 

アメリカの観光客のチップがすごい

フランスのチップの一般的な額に慣れていると、アメリカの観光客が置くチップにびっくりしますw

 

食事代の20%くらい(ですよね?)になると結構な値段ですよねぇ。

習慣の問題だと思いますが、気前いいな〜と思ってしまいます。

 

チップを貰った後どうなるのか

日本ではなかなかチップをもらうってことがないですし、もらえてもなぜか個人で受け取ることができなかったです。

 

日本の航空会社で働いていた時は個人でチップを頂戴しても、会社に報告して会社がなぜか持っていくシステムだったwので、お客様からお土産(食べ物)などはもらえたけど現金は受け取れなかった...。

 

一方でホテルで研修をしたときは荷物のお手伝いやお部屋に用事で行くと都度チップを受け取っていたし、個人が受け取って良いルールでした。

 

ドアマンの同僚が5,000円札を受け取っていた時は慣れている本人もびっくりしていたなw

 

フランスではちゃんとwチップを頂く機会を持つようになった時に知ったのですが、その場で個人でもらえるというよりは、1ヶ月や1週間単位で全てまとめて同僚たちと山分けシステムが一般的です

 

会社の大きさや同僚の人数にもよりますが、私は小規模なところで働いていたので、給料の10%くらいの金額をチップで毎月貰えていた印象です。

ちょっとしたお小遣いになって嬉しかった記憶!

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

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