みなさん、こんにちは。フランス在住のYocoです。今日はフランスの婦人科検診について書いてみたいと思います。
フランスの婦人科検診と言えば、
色々オープンで、最初はかなり驚きます!!
検診をやった方がいいとは思いつつ後回しにしがちですが、定期的な検診を社会保険で賄ってくれることとお知らせが定期的に届くという点はとてもありがたいことですね。
フランスの婦人科検診がオープンすぎる
フランスに住んでいる女性には定期的に婦人科検診のお知らせがやってきます。
婦人科検診を無料で受けるためのお知らせで、招待状を受け取った半年以内れあれば100%社会保険で賄われます。
「お知らせをもらって半年以内に行ってください。半年を過ぎると、自動的に無効になります。」と書かれているのでなんとなく促されている感じになります。
婦人科の予約がすぐ取れるとも限らないので、お知らせが届いた方は早めに予約しましょうね。
年齢に応じて異なる検診目安
フランスのセキュリテソーシャル(社会保険)のサイトで定期的な婦人科検診の受診を薦められています。
・25~30歳⇨3年ごと
・30~65歳⇨5年ごと
子宮頸がんは若い女性に発生することが多く、進行が速いため定期的に検診を受ける必要があります。
婦人科検診へ行ってきた
婦人科検診をやらないといけないと思いつつも、やっぱり気が重いのは私だけじゃないはず...。
予約を取るのが大変とか単純に面倒という気持ちもあるけれど、他の検診に比べるとやっぱり抵抗があります。
産後しばらく受けていなかったので、仕方なくgynécologue(婦人科医)のところへ行きました。
抵抗がとか、見せたくないな〜なんて思っていてもいざとなるとそれどころじゃなく、
全部見せることに!!なります。
これがフランス式なんですよね。
初回はかなり驚きました...。
・フランスの婦人科医ではカーテンなし
・検診の際は全裸になる
もはやどこから恥ずかしがればいいかわからないw
日本でも何度か婦人科検診をしたことがありますが、確か上の服は着ていたしお腹の辺りにカーテンがあった印象。
フランスではもう潔く、全裸で検査用の椅子に座ります。
椅子が大きいのか私が小さいのかわかりませんが、座面から落っこちるギリギリのところまで下がらないと足掛けに届かないです。
全裸で体重計に乗って、先生が隣の部屋から「体重計乗ってくださーい」と言ってきたので一人で乗って「○kgで〜す」と私が答える。
初回に検査を受けた時には先生から「日本ではカーテンがあるって本当ですか?」と聞かれたことがありました。
ありましたと答えると、
「こちらには何もないけど、大丈夫ですか?でもオープンなので(何も隠してないので)安心してくださいね」と言われ、なるほどなぁと。
カーテンがある方が恥ずかしくないような気もするけど、オープンで検査されていることを知るのは確かに大事かも。フランス式からすれば、隠している方が怖いのか。
にしてもあまりにオープンすぎて恥ずかしいけどな。
なぜ同時に上も脱ぐかというと、乳がん検査のため触診があるから。
しかも、両腕を上げた状態で診てもらうため、海辺で寝転がるかのように頭の後ろに手を置くように言われるので自分のその姿を想像すると笑える...。
テスト〜結果までの流れ
検診自体は10分程度であっという間に終わります。
【検診内容】
・体重測定
・血圧測定
・ピルなどの服用があるかの質問
・子宮がん検診
・乳がん検診
・家族に乳がんを患った人はいるかの質問
など
子宮頸がん検査用に子宮内の細胞を採取するので若干の痛みがある場合はありますが、検査中はほとんどなかったです。(1度目は検診直後からしばらく痛かった記憶)
帰宅して時間が経過してからの方が痛みや若干の出血がありますが、先生からも事前にそう言ったことがあるが特に問題はないと説明を受けました。
・子宮頸がん検診:Le flottis
・乳がん検査: Le dépistage du cancer de seine
【検査後】
検査したキットを患者自ら検査機関へ郵送するという方法がよくあるようなのですが、私が受けたところは先生から秘書に渡してその後の処理をやってもらえる感じだったので私は特にその後はやることはありませんでした。
(色々聞きたかったけど、この時の秘書が死ぬほど不機嫌で(PCのトラブルか何かで)全然説明しないし、質問にも答えてくれなかった...)
結果は一般的には5週間程度かかり、自宅に結果が届きます。
フランスなので気長に待ちましょう...
再検査が必要なケースもあるので結果がわかるまでは少し気がかりになりますよね。
本日もお読み頂きありがとうございました。