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海外在住の子供たちも日本の教科書を貰えます

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みなさん、こんにちは。フランス在住のYoco(@yoco_paris)です。

 

海外で暮らす私たちにとってありがたいことに、子供たちは日本の小中学校と同じ教科書を無料で全種類!もらうことができます

 

お住まいの国の大使館、領事館に連絡をして受け取る(郵送可能)ことができます。

申込方法受け取り条件などをまとめています。

 

私自身が初めての申し込みなので、随時この記事を更新しながら進捗を書いていきます。

 

海外在住の子供たちも日本の教科書を貰えます

海外に住んでいるご家族でお子さんに日本語をできるだけ勉強してほしいという人たちも多いのではないでしょうか。

 

現地語などの他言語に加えて日本語も習得してもらうのは大変なことですよね。

我が家はフランスの現地校と日本語を習い事でやっているバイリンガル家庭です。

 

日本語学校・補習校では、日本の学校の教科書を用意してもらえるのですが、個人で日本の教科書を無料で受け取ることができます

 

 

特に海外駐在などで一時的に日本を離れる義務教育課程の子供たちがスムースに日本の勉強を進められるようになっているからなんです。

 

日頃、日本の政治や学校教育に色々思うところはあってもw、ありがたいことだなと思いますね。

調べてみたら、児童一人当たりの教科書費用は平均3,788円(小学生)、5,387円(中学生)かかります。

 

世界各地に所在する大使館等の在外公館に送付して日本人学校・補習授業校の児童生徒をはじめ広く海外に在留する児童生徒に無償で給与するとともに、年度途中で出国する児童生徒に対し、出国前に教科書を給与し、海外における学習活動に支障が生じないよう措置しています。

引用:13.在外日本人子女等への教科書の無償給与:文部科学省

 

日本政府は駐在で一時的に海外滞在し、帰国後に日本で教育を受ける子供たち(いわゆる帰国子女)のために滞在国大使館へ小中学校の教科書の無償給与を始めました。

 

一時的な滞在の家庭だけではなく、海外に住む日本人の小中学生のこと(在外日本人子女)を指しているので、長期滞在(永住)家庭も手続きを行うことで教科書全種類を受け取ることができます。

 

教科書受け取り対象条件

日本の教科書を受け取るには事前申し込みが必要です。

また条件があるので申し込み前に確認しておきましょうね。

 

【条件】

日本国籍を保持(二重国籍者もOK)

・管轄の大使館・領事館に在留届提出済み(親・子供ともに)

義務教育年齢期(小学1年〜中学3年生)であること

 

※ 在留届していると思っていましたが、子供の在留届は手続きしていなかった!

ネット上ですぐに申請できるのでまだの方は届出しましょう。

▷外務省:在留届 - インターネットによるオンライン在留届

 

永住組は対象ではない?

教科書無償配布に対して「海外永住組は対象ではない」と言う人もいらっしゃるようですが、大使館から案内をもらったメールによると、

【「長期滞在中の子女」あるいは「永住者で将来日本に帰国又は進学する意思を有する子女」が対象となる事業です。】

と書かれていました。

 

この制度は一時海外滞在の帰国子女のご家庭が帰国後に日本語学習を継続させるために始まった制度だからこのような書かれ方をしているんですが、海外に長期滞在しながら日本語教育を頑張っているご家庭も今後日本へ移住したり、お子さんが進学する可能性もないとは言えないですものね。

 

大使館で何か確認されるのかわかりませんが、もし質問されたら追記しますね。

 

なお、教科書無償配布は大使館以外の機関でも政府の許可を得て請け負っているサービスがあります。(主に海外駐在などをサポートする機関など)


また、有償で教科書を配送するサービスもありますが、こちらではあくまで大使館での申請方法をまとめています。

 

海外あるあるですが同い年の子が現地校では同学年、日本式では早生まれの子は学年が違うってことを忘れやすいですよね。

 

ママ友に色々話を聞こうと思って質問したら、みんな学年が一個違いました・・・。

 

教科書申込から受取まで

申し込みはお住まいの大使館(領事館)で行います。

大使館からメールが届いて申し込み開始時期をお知らせしてくれます。

 

申込完了から受取までは半年ほど時間がかかります

また既に教科書を受け取った方は再度申し込みをする必要がなく、自動更新となります。

 

日本人学校、日本語補習授業校、その他私立学校などに通っている方は学校で申込ができる場合があるので個人で手続き不要の場合があります。通われている学校へ一度連絡してみてくださいね。

 

海外在住の子供たちは世界共通で同じ教科書を受け取るのですが、日本の子供たちは地域によって異なる教科書を使う場合がありますが、そういったものは当然受け取ることはできません。

 

教科書は学年によって数が異なることと、前期・後期が分かれていて前期が少し多めになっています。

 

申込方法

・教科書配布新規申込書を大使館窓口で提出またはメール(EXCELファイル)で提出

※ 申込書の郵送は不可

 

申込期間

2024年小学生(1〜5年生)の新規申込(後期分)が始まりました。(在フランス日本大使館

2024年3月1日~4月30日

 

・一度の申込で自動継続されます。申込完了時は大使館から返信がありますのでご確認ください。

・教科書の種類、学年は選ぶことができません

・後期分の小学6年生、中学生は配布なし(前期に配布されたものが通年用)

・前期分の申込は9月頃

 

⇨申し込み後、すごい速さで返信がありました。

無事に申し込みが受領されたことと受け取れる時期になる頃に再度連絡が入るという内容でした。

 

受取

2024年後期分の教科書は約半年後の10月頃に受け取ることができます。

 

受取方法

①大使館窓口で受け取り

②郵送

③在籍している日本人学校、日本語補習授業校、その他私立学校

 

・2025年前期分は9月頃申込開始、4月ごろに受け取りです。

・郵送の場合の送料は自己負担です。

・③は在籍している学校で一括申し込みした場合の受け取り先

 

パリにある在フランス大使館の問い合わせ先

Ambassade du Japon en France Service consulaire
在フランス日本国大使館領事部教科書担当
:01.48.88.62.00(代表)
france.ryoujibu@ps.mofa.go.jp

 

もらえる教科書の種類

こちらは2024年(令和6年分)の海外在住向け教科書の一覧です。(参考:日本の教科書の無償配付 | 海外子女教育振興財団コーポレートサイト)

 

出版社と学年ごとの教科書が分かります。上・下は前期と後期に分けて配送されます。

小学1年生の前期だと7冊受け取りですね。

 

大使館などへ直接受け取る場合も学年やお子さんの年齢によっては結構重くなりますよね!

遠方で郵送してもらう場合は送料高そうやな・・。

 

 

(補足)日本語補習校以外の学校へ行っている場合

我が家は日本政府の日本語学校・補習校ではない私立の日本語学校へ行っているため、国語の教科書を授業内で使うとなんとなく聞いたことがありました。

元々それで、「日本の教科書もらう」ことに私は興味が湧いたのですが、実際に学校の先生と話してみると事情が少し違いました。

 

担任の先生に確認してみると、申し込みについては学校で取り扱っていないため、個人で申し込みが必要ということ。(日本政府の日本語学校・補習校は学校が一括申し込みしてくれます)

 

日本の国語の教科書は1年生から息子の通う学校の授業の中で使うのですが、教科書の配送には時間がかかるため、結局息子の学校で別途購入が必要ということでした。

なんだか勿体無いような気もしますよね。

 

教科書は全教科あるので楽しみながら息子に見てもらったり、一時帰国時に体験入学などできたら活用したいと思っています!

 

 

本日もお読み頂きありがとうございました。

 

▶︎我が家のバイリンガルの状況はこんな感じ!

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