今週のお題「雨の日の楽しみ方」
雨の日はどうしても憂鬱な気分になりますね。
パリは割と突然の雨が多いです。(基本が曇天・・・)
気持ちまでどんよりとならないよう、
パリで過ごす雨の日の楽しみ方を書いてみました。
・雨の日は隠れ家的スポットへ行ってみる
・子供が雨の日も楽しめる場所
・パリ現地より”傘を差さないパリジャン”
雨の日パリで何する?
地下街が存在しないので、雨の日の移動がとても困るパリです。
雨とは言え、出来るだけ楽しみたいですよね!!
雨の日はやはり、月並みですが美術館へ行ってみるのがいいですよね。
なんだ、美術館かと思わず一応ご覧になってみてください。
お気に入りの小さな2つの美術館を紹介したいと思います。
どちらも小さい故に一時間くらいで十分ゆっくりと観られるのが魅力です。
せっかくアートを楽しみたいのに人混みととにかく歩き回ったことで疲れてしまった・・と言うことが経験上あるのですが、それはやはり勿体無いですよね。
パリの天気は気まぐれ
パリは一日の中でも、週ごとでも天気が激しく変わりやすいので、ご旅行の場合は服装や持ち物も色々考えないといけませんよね。
突然の雨で急遽ビニール傘を買おうにも、日本のようにコンビニはないので一旦雨やどりするしかなく、不便さを感じることがあります。
(その代わりにメトロを出たところで、あ、雨だ!と思ったら絶妙に1€の傘を売っている人もいますけどね)
ちなみにパリではなぜか傘を差す人が少なくて(!)ずぶ濡れで歩いている人も多いです。
フランス人が傘を差さない理由
家の窓から「まだ雨降っているかな〜」と外を見て道ゆく人が傘を差している人かどうかで判断することってありませんか?
その基準で傘を持たずに外に出ると、普通に雨が降っていて困ったことがありました。
通行人の姿はあてになりません。笑
その時の降り具合は【ザーザー】です。
【ポツポツ】くらいなら傘無しでもわかるんですが。
フランス人の友人の一言
私は怪しい天気の場合は折りたたみ傘を持って外に出ます。
ある時、雨が降り始めたので傘を差しましたが、一緒にいた友人はこう言いました。
『まさに日本人だね!傘なんか持って。』
私は「いやいや、雨予報だったし、雨で濡れるの嫌だし。
そういえば、フランスに来て傘を差さない人たくさん見かけるけど何で傘持たないの?」
『朝家を出る時に雨が降っていなかったからだよ』
ええぇぇぇ。
とんでもないカルチャーショックでした。
その時に雨が降っていないから必要ない、と言う合理的?な考えです。
子供と一緒に歩く親御さん達も家族みんなずぶ濡れで歩いているのを見かけるので、複雑な気持ちになります。
最近、私の夫は傘を持つようになって来たのですが、慣れていないのか大抵忘れて帰って来ます。笑
余談ですが、私は透明傘が好きなのです。
景色が妨げられないと言う安心感が好きなんですよね。
お気に入りの小さな美術館
二つの共通点は「こじんまり」していること、「邸宅のような雰囲気」であることです。
建物だけでも十分に趣がありますし、お家にお邪魔しているかのようなゆったりとした雰囲気が魅力です!なお、それぞれお庭まで楽しめると言う特典付きです。
⑴ サン=ジェルマンデプレ界隈
ドラクロワ美術館
サンジェルマンデプレ教会から徒歩5分。
一瞬静かになるこの広場(Place de Furtemburg)の一角にあります。
余談ですが、この広場、ファンタスティックビート2の映画に一瞬登場しています。
ドラクロワの最期の家兼アトリエが美術館として残されています。
多くの作品はルーブルでも見られますが、こちらはアトリエらしく代表作『民衆を導く自由の女神』のデッサンも置かれています。
★おすすめポイント
・立ち寄りやすいサン=ジェルマン界隈
・邸宅兼アトリエは家具などもそのまま残されている貴重な空間
・ルーブル美術館のチケット所持なら無料で入れる(当日有効)
・お庭までかわいい!
・毎月第一日曜+7月14日(フランス革命記念日)は入場無料
メトロ:④サン=ジェルマンデプレ駅、⑩マビヨン駅
⑵ モンマルトル南部(ピガール)界隈
ロマンチック美術館
モンマルトルから下ってくると、住宅街の中に現れるこの美術館。
過去にはショパンも住んでいた!と言う邸宅。
美術館になった今も関連するものが展示されていますよ。
建物、お庭ともに可愛すぎます。
ロマン派の絵画がメインであることから「ロマンチック美術館」と言われています。
★おすすめポイント
・モンマルトルの散策の後には静けさがあり落ち着ける場所
・いつでも入場料無料。月替わりの展示は有料
・サロンドテ(カフェ)があり、ケーキなども楽しめます。実はここはパリジェンヌの隠れ家(5月〜10月)
・お庭は特に薔薇の季節が美しい(5月中〜6月末見ごろ)
メトロ:②12ピガール駅
サウスピガールはオシャレエリアの一つでもあるので近隣を散策、お買い物のついでにも立ち寄れる、プチ美術館です。
王道ルーブルは夜もおすすめ 最新の開館時間をチェック!
ルーブル美術館は何度足を運んでも全て見きれないほどの大きなスケールですよね。
鑑賞に行く際は入念に計画しないといけません。
最近は混雑緩和の為に開館時間が延長されています。
利用者にとっては分散されるので少しでもゆったりと鑑賞できるのはありがたいですね。
【ご注意】2019年8月よりルーブル美術館の来館予約が必要となりました。
https://www.louvre.fr/jp/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
公式サイトのオンライン予約はこちらから(英語)
特に夜に開館時間延長されている日があるので、時間を有効活用できます。
お店が閉まった後でも夜に美術館へ行く予定を立てることができるようになります。
夜の美術館なんてなんだか、ロマンチックですよね!
(といっても夏は22時頃まで外が明るいのであまり夜っぽい感じはしないですが・・)
最新の開館時間をおさえておきましょう!
第一土曜の夜が無料で入れる時間帯があること!
ルーヴル美術館の開館時間
月:9時−18時
火:休館日
水:9時−21時45分
木:9時−18時
金:9時−21時45分
土:9時−18時(2019年1月より、第一土曜日は21時45分まで夜間開館)
日:9時−18時17時30分(夜間開館日には21時30分)より各展示室の閉室を開始します。
2019年1月より、毎月第一土曜日の18時から21時45分の閉館まで、どなた様もルーヴル美術館を無料でご観覧いただけます。
パリで子供と雨の日のお出かけ
パリで子供たちも楽しめることはなんでしょうか?
前述の美術館は子供の年齢によって、また飽きてしまった後のカオスな状況を想像するとハードルは高いかなと思います。
ここでは3つの場所を紹介します。
「アート」「ランド」「おもちゃ」どれも楽しめる要素満載です。
それでは見てみましょう!
パリ19区 雨の日も子供が遊べるアートな場所
「Le Cent Quatre 104 パリ」はアートやスペクタクル、コンサートなどを開催する場所なのですが、子供達にとっては、雨の日も思い切り遊べる施設でもあります。
1歳頃から5歳くらいまで無料で遊べるスペース(La Maison des Petits)があるのも魅力です。月曜以外開いているいるのは嬉しい!
→先日はバカンス中ということもあり、混んでいため入場制限して「またあとで来てね」と言われました。
土曜日14:30のオープンのところ15時ごろ到着したらいっぱいでした・・・。
1時間ほどお茶したりウロウロして粘ってみましたがなかなか空きは出ず断念しました。
雨降りそうな日ばかりで息子を公園に連れていくの躊躇する。寒いし。
— ぱりす🌿1y11m子育て中Youtube🎤note✏️ (@cdg_simple_eco) 2019年11月2日
室内遊びできる場所をと、19区のLa maison des petits連れて行ったけどもちろんみんな同じ考えで激込み💦一時間粘ったけど空かなかった‥‥
その後サイト見たら他にも連れていけそうなところ沢山あった。#子連れパリ #室内遊び pic.twitter.com/2UMHvPhmSk
手作り教室(アトリエ)は有料ですが4、5際を中心に定期的に開催されているのでウェブサイト(英語もあり)をご覧下さい。
Le CENTQUATRE-PARIS
5 rue Curial - 75019 Paris - FRANCE
metro_7 Riquet
bus_54_60 Crimée, Curial
rer_e Picto Tram 3b Rosa Parks
ticket office: +33 (0)1 53 35 50 00 / billetterie.104.fr
administration : +33 (0)1 53 35 50 01
OPENING HOURS *
Tuesday > Sunday: 2:30 p.m. - 6 p.m.
(last entrance at 5:30 p.m.)
closed on Mondays
free and confidential welcome, no reservation required, in the limit of 30 places avalaible
PRACTICAL INFORMATION
Tel. +33(0)1 53 35 51 21
→ E-mail
パリのおもちゃ屋さんはここがおすすめ
JouéClub VILLAGE PARIS
住所 3-5 Boulevard des Italiens, 75002 Paris
メトロRichelieu - Drouot駅(⑧⑨線)出口を出てすぐ
パリのおもちゃ屋さんの中でかなり大きな規模であるこちらは市内にもいくつかある「Village JouéClub de Paris」の店舗の一つ。
建物一帯がおもちゃ屋さんでジャンルごとに部屋が分かれています。
プレゼント探しなどでも必ず何か見つかります!
大人気のレゴやプレイモービルは専用のスペースがあり、かなり種類が豊富で大人もワクワクしてしまいます。
まとめ
雨ばかり続くと憂鬱になりますが、そんな日も楽しめる場所をご紹介しました。
皆さんも雨のひをエンジョイする方法をご家族と話してみてはいかがでしょうか??
★おさらい★
大人向け:
・こじんまり美術館でゆったり鑑賞
・ルーブルは夜に行ってみる
子供向け:
・アートな施設で雨の日も楽しむ
・巨大おもちゃ屋さんへ行ってみる
・プレイモービル ファンパークへ行ってみる
こんな記事も書いています。
▼雨の日はお家で何しよう??お手伝いさせてみたら、結構張り切ってやってくれました!一歳半くらいでもママがやってることよくみているものですね!!
www.parisimpleco.life
▼雨にお役立ちの大人レインコート買いました。
www.parisimpleco.life
本日もお読み頂き、ありがとうございました。
▶︎フランス出産秘話を語っています
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