日本に黄砂が飛んでくるようにフランスにサハラ砂漠の砂が飛んでくる

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みなさん、こんにちは。フランス在住のYocoです。

 

日本には花粉以外に黄砂が飛んで来ているという日がありますが、フランスにはアフリカのサハラ砂漠からの砂が飛んで来ます。

 

花粉症で悩んでいた頃、今日も鼻水と喉の痛みが酷い...と思っていたらどうやら砂漠の砂も影響しているのだと知りました。

 

定期的に砂漠からの砂がヨーロッパまで到達して空を覆ってしまい、空が奇妙なオレンジっぽい色になる日があります。

 

砂が車やベランダに落ちているのが目視できた日もあり、びっくりします。

 

いつも忘れた頃に飛んでくるんですよね〜。それにしても、飛行距離すごない?

 

日本に黄砂が飛んでくるようにフランスにサハラ砂漠の砂が飛んでくる

日本でも黄砂の被害は深刻ですが、フランスにはサハラ砂漠の砂が飛んでくることが度々あります。

 

よりアフリカ大陸に近い南フランスだけではなく首都圏のパリでも空がオレンジっぽい色に覆われたり、落ちてきた砂を目視できることもあります。

 

そして、健康への被害が懸念されています。

 

なぜサハラ砂漠の砂がヨーロッパへ飛んでくるのか?

サハラ砂漠の砂がヨーロッパに到達する主な理由は、大気循環によるものです。

 

サハラ砂漠では昼間に地表が暖かくなる

暖かさは空気を温め、上昇気流を生み出す

⬇︎

サハラ砂漠から上昇した砂が高高度の風に乗ってヨーロッパ方面に運ばれる

時には雲や大気中の微粒子とともにヨーロッパの空に到達することがある

 

▼2024年3月末ではフランス南部のモンペリエでサハラ砂漠からの砂塵の影響で空が黄色っぽくなっています。

砂が飛散しているとオレンジや赤っぽい空になることがあり、なんとなく幻想的な雰囲気の空をつくり出していますが、少し不気味な感じもしますね。

 

アフリカ大陸に近い南フランスエリアに限らず、首都のパリは4月最初の週末に砂塵が飛来しているというニュースが流れました。

 

気温が前後の日よりも10度近く上昇するという奇妙な日でしたが、太陽が全く隠れてしまい、体感温度はさほど高くなく終日どんより曇っていました。

 

天気予報でも砂塵の影響が注意が促されていました。

 

砂塵による影響・健康被害

毎年のようにサハラ砂漠からの砂塵のニュースが流れてきています。

特に2~5月ごろに飛来しやすいということですが、この時期はフランスの花粉症の時期と重なります。

 

花粉症の症状で鼻水や喉の痛みがある場合、アレルギーに対して敏感になっていて砂塵の影響でさらに悪化することがあります。

 

個人的にも2021年は花粉症の症状がかなり強かったのですが、同時期にサハラ砂漠の砂塵が飛んでいると言われていた日が特に鼻水と喉の痛みがいつもに増してひどかったです。

 

重度の花粉症のせいでかなり呼吸器系も敏感になっていました。

ティッシュが手放せないし、頭痛がしてくるほどひどかった...。

 

▶︎花粉症をどうしても治したくて続けたこと。

2024年はほぼ無症状です!!快適!

サハラの砂が飛んで来た日もこれまでのようなアレルギー症状は出ず、過ごすことができました。

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【砂塵による影響】砂漠の砂アレルギー

・呼吸器への刺激:咳、くしゃみ、鼻づまり、喉の痛み

・アレルギー反応:砂塵には花粉や微小な粒子・化学物質が含まれている

 

⇨ニュースなどでも言われているのは健康への影響で、外運動を避けること・乳幼児や呼吸器系に心配がある人は外出を避けるなどの注意喚起がされています。

 

事前にニュースや天気予報などで情報を手に入れることができます。

マスクでガードするというのも手段ですね。

 

大気汚染レベルをチェックする ATMO

 

iPhoneの天気予報でも空気質を確認することができますが、住んでいる場所の詳しい空気質レベルを確認できるツールがあります。

 

Carte France Indice ATMO | Atmo France

 

携帯アプリよりもより細かな項目があり、調べたい市町村レベルで検索することができます。

 

PM2.5などのレベルもチェックできます。

正直、それ以外は二酸化窒素など、どうなのかと言われてもわからんw

赤色以下は良くない状況ということはわかります。

 

ターコイズブルー:良好

緑:普通

黄色:悪化

赤:悪い

ボルドー:とても悪い

紫:非常に悪い

濃いグレー:一大事

グレー:不可能(?)

 

コロナ禍以降のフランスでのマスク着用について

コロナ禍から月日が経過して、フランスでは街中でマスクをしている人はほとんど見かけません。

 

予防のためや体調があまり良くない人が自らマスクを着用するという習慣はコロナ禍以降に初めて根付いた文化ではありますが、現在そういった人はごくごく一部で、ほとんど見かけることはないです。いないわけではない。

 

と言っても周りは気にせず、自分を守る方が大切なので必要に応じてマスク着けましょう。

 

 

本日もお読み頂き、ありがとうございました。

 

▶︎ティッシュも無駄遣いしないフランス人

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▶︎花粉症が治ったので4月にキャンプへ行ってきたよ

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