フランス夫は家事育児をするのか?

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みなさん、こんにちは。フランス在住のYoco(@yoco_paris)

 

 

今日は夫婦間の家事・育児分担についてお話ししたいと思います。

 

 

フランスに住んでいると言うと

旦那さんは家事も育児もめちゃくちゃ積極的に行うんでしょ?

 

と友達に言われがちですがw実際はどうなのでしょうか?

 

 

私の夫の場合は最近は積極的にやってくれていると言うのが答えでしょうか。

 

私達の場合、私の働き方によって家事育児のバランスは都度変わっていました。

 

 

場合によっては私が大部分を担うこともありました。

いや、現在も割合は私が多めかなぁ・・。

 

・フランス夫は積極的に家事育児をするのか?

・家事育児にも合理性重視のフランス人の傾向とは

・子育てと夫育て。私が後悔していること

 

人によって家族によって異なることは大前提ですが、

 

フランスの女性達も家事や育児をパートナー達よりも多くの時間に費やしている事実があることは常に言われていることです。

 

 

公園や幼稚園の行事・小児科の待合室という限られた場所を見渡す限りでもママの方が多いことをフランスで母親をしている私も見てきています。

 

ただし、フランス夫達のある傾向があります

 

とにかくフランスでは家事や育児に対する美徳よりも合理性重視な考えの人が多いように感じます。

 

日本では手間をかけることや丁寧な暮らしぶり、子供最優先を選択すること、ママパパのあるべき姿が文化的に重視されているように思います。

 

素晴らしいことですし、私も理想ではそうありたいと思っています。

 

方や、いかに手間を省くこと・親の自由な時間を持つことを良しとする考え方もあるのです。

 

後者であるためには、夫たちが家事育児を積極的に行うことは必須になるのですが実際はどうなのでしょうか?

 

私の経験や周りの友人達との話しも交えながら綴って行きたいと思います。

 

 

フランス夫は家事育児をするのか?しないのか?!

私達夫婦は結婚6年目、4歳の息子が1人のカップルです。

 

フランスに住んでいると言うと日本の友人達からは「旦那さんは家事や育児に積極的なんでしょう?」と言われることも多いですw

 

私目線では【積極的】とはあまり思いませんが、最近では夫家事育児をできるだけ自発的にやろうとしてくれているのが見受けられます!

 

 

私がフルタイム・ハーフタイム・専業主婦を5年の間に経験している為、

 

フルタイム以外では必然的に私の家事・育児の割合が多くなるリズムになっていました。

 

 

私はできるだけ息子の幼稚園のスケジュールを重視しているため、仕事⇨家事育児ノンストップの流れが多くなりがちで、適宜、夫と話し合い(愚痴w)をして軌道修正しています。

 

▶︎夫は育児に対して明らかなターニングポイントがありました

www.parisimpleco.life

 

夫婦間の家事育児の分担はどうなっている?

我が家は私が現在はハーフタイムでの仕事のため、家事育児の割合は私がメインで行っています。

 

夫はフルタイムと+残業で週末も仕事をしている状態なので現状はバランスを取ってこの状況に落ち着いています。

 

 

よく考えたら夫と家事育児の分担を細かく決めたことは実はほとんどないのですが、

 

最近になって私から思い(主に不満wお察しの通り)を伝えて、意識を変えてもらうようにしました。

 

 

夫は家事が元々かなり得意な方というタイプではないので

 

自ら積極的に動いてもらうことを期待してもだめかなぁというのが結論です。

 

私が躊躇しないで、やって欲しいことを(怒らずにw)頼む方が良い気がします。

これは国籍や文化に関わらず、カップル間で発生する問題ですよね。

 

言語化してくれてありがとう!フランスで共感を得られたカップル間の「メンタル負荷」

フランスの女性達の多くが抱える問題としてエマさんというフランス女性が描いたLa charge mentale(メンタル負荷)がテーマの漫画「Fallait demander」が共感を得られていました。首がもげそうになる程うなづける内容です。

 

 

▷エマさんのページはこちら

 

インスタ

日本語で読みたいよ!と言う方には、

 

フランス在住のママのNagisaさんのページがとてもわかりやすいです。

Nagisaさんはこちらの記事への掲載をここよく引き受けてくださいました。

 

ご自身もフランスで4姉妹のママをされている方です。

 

ブログもぜひ読んでみてくださいね。

 

 

▷Nagisaさんの日本語訳と記事はこちら

インスタ

 

文化や言葉が違っても夫婦が抱える問題は同じなんだとわかって嬉しいような悲しいような。

 

専業主婦から社会復帰で夫に対して後悔したこと

私は専業主婦期間が結構長くあり、今は過去の話として振り返ると、夫に対して後悔したことがあります。

 

 

休みたいとあまり言えなかった

・夫が後々、家事が下手になったwやってもらうことが当たり前になってしまった

 

 

家事育児を休む間も無く、たまに休みたいことがあっても「私は仕事をしていないから休みたいと言いづらい」という後ろめたさを感じていました。

 

 

今思えば、家事育児には休みが全くないのは当然で、特に子供が小さいと夜中も何度も起きることになります。心身ともに疲労していました。

 

 

意外にも口に出さないと伝わらないことも多くて、「休みたい」「1人になりたい」とはっきり言うことが必要だったんです。

 

▶︎専業主婦は辛いものだと思っていなかった...

www.parisimpleco.life

 

夫は私に家事育児をほとんど任せる生活が当たり前になりすぎて、

 

自分の洗濯物が溜まっていても放置、

 

子供の為の温度管理など目の前にあるんだから気がつくだろうと思っても気がつかない(やる気がない)という状態になってしまい、

 

改めて話した際に「確かに言われた通り・・・よくなかったよね」とようやく気がついてくれました。

 

普段はなかなか事実を認めないタイプなのにw

 

「フランス人は合理的」を体感したできごと

私の友人にもお子さんがいて友人の家事育児の割合はほぼ100%!を占めていたのですが、

 

フリーランスの友人の仕事がだんだんと上手くいって仕事量が増えてきたのと同時にそれまで家事育児への参加にかなり消極的だったパートナーが

 

自ら色々と行ってくれるようになったり、

 

友人に「今日はゆっくりしなよ」とフリータイムを持たせてくれるようになったと聞いて、何があったの?!と驚きました。

 

 

2人で話し合いを重ねた結果なのかと思えば、全くしていなかったと言うから驚きました。

 

つまり友人のパートナーとしては妻の仕事が増えたことで自分もやらないとなと考え方を変えたのです。

 

できるなら最初からやってくれよっ!

以外に返す言葉は思いつきませんがw、

 

一旦置いておいて、妻がやってくれるからと言う状況に甘んじることなく、妻も仕事が忙しくなったからと自ら率先して行動するのは良いことです。

 

 

ただし妻が仕事してるからやる・やらないと言うのはかなり合理的な考え方だなと思わされました。

 

フランスにおける専業主婦とは

フランスの専業主婦は肩身が狭いと言いますが、

 

専業主婦=無職という認識になるので、家事育児を200%こなしていたとしても、社会的にはベースに仕事がある上で家事育児をするスタイルが一般的だと考えるひとも多いようです・・。

 

 

自分の身に置き換えてみたら、夫も言語化こそしなかったけど、

 

私が仕事を復帰したことで「お手伝い」みたいなスタンスから自分の役割として担ってくれるようになりました。

 

うちの場合は私が圧力をかけたしw物理的に手が足りなくなったのでやらざるを得なくなったというのが本当ですが。

 

家事育児を自ら買って出てくれることでこちらへのリスペクトが現れていると私は感じて嬉しくなります。

 

同時に夫に対して感じることは

 

・私好みのやり方じゃない

・そうじゃない

・手を出すなw

 

と言う気持ちもある

 

 

▶︎夫はだんだんと変化してくれている(色々あったんだね)

www.parisimpleco.life

 

家事育児をする夫を育てる?!

フランス人だから特別、家事育児を積極的に行うというわけではなさそうですが、

 

 

あくまで家事や育児も任せられるところは外注したり、

 

子供を適宜預けて自分達が疲れすぎないようにいられると理想ですよね。

 

 

 

最近、私たちがつい夫婦喧嘩になりがちなのが、

私:

・疲れるまで1人で家事育児をやってしまい夫は分かってくれない!メンタル負荷!

スイッチオフ状態の夫に苛立つ

 

夫:

・私が自分の時間を優先しなさすぎと言う

・子供を義母に預ければ良いだろう

・夫は仕事後でクタクタ、イライラ

 

まさに「頼めばよかったのに・・」と言うやつ。

 

もはや夫を育てる覚悟で行かないといけないんですかね。それもメンタル負荷がすごいんですがw

 

 

フランス政府が取り決めた出生前後のパパの育休が最大28日間+a ととても長いことでその間に徹底的に「パパにする」と言う話も聞いたりします。

 

2021年の7/1〜  以前は14日⇨28日間に増えてそのうち7日間は取得必須です。

À compter du 1er juillet 2021, la durée du congé pour le père (ou le second parent) d'un enfant à naître (ou adopté) double, passant de 14 à 28 jours, dont sept obligatoires .
Les trois jours du congé de naissance restent à la charge de l'employeur, les 25 jours restants sont indemnisés par la Sécurité sociale. Les naissances multiples (jumeaux, triplés...) donnent toujours droit à sept jours supplémentaires.

 

出生に合わせた3日間の有給があり、双子や三つ子の場合はさらに有給がプラスされます。

 

特に生まれたばかりの赤ちゃんとの生活はとにかく忙しいので、積極的にパパが行ってくれることでその後の夫婦の良好な関係につながりますよね。

 

 

 

本日もお読み頂いてありがとうございました。

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