ヨーロッパの冬が辛い 落ち込む季節に取り入れたいこと

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みなさん、こんにちは。

 

今日はヨーロッパの寒い冬を乗り越える為のコツをみなさんと共有したいと思います。

 

 

冬がめちゃくちゃ辛いんですよ・・

 

というと大袈裟に聞こえますが、ほんとなんです!

 

寒いだけじゃなく、とにかく動けなくなって病みます...。

 

寒くなってくると活動的になれなかったり、気分が落ち込みやすいのはみんな経験することです。

 

 

「冬だからしょうがない」とそのまま過ごしてしまうことも多いと思いますが、長い間太陽の光を浴びられないと自分が思っている以上に心身に影響が出てしまいます。

 

 

気がついたら気持ちが病んでしまうこともあるのです。

 

全て寒さと暗さのせいなので(!)とにかく自分に優しくして乗り切りましょう!

 

どの方法が自分が気分良くいられるかをぜひ見つけてみてくださいね。

 

 

 

ヨーロッパの冬が辛い 落ち込む季節に取り入れたいこと

私が住むパリ郊外はフランスでも北部に位置しています。

 

 

真冬は氷点下になる日も多いです。雪はほとんど降りませんが、体感的には厳しい寒さが続きます。

 

 

 

日本ではそこまで気にしなかったのですが、コートはおしりが隠れる長さじゃないと体が芯まで冷えてしまうし、外では耳も顔も痛くなる寒さです。

 

 

パリ周辺は寒い季節が長いので年によるけど11月下旬〜4月下旬くらいまでは【冬】のような感じ。

 

日本でも北側の地域では同じように長い冬を過ごす方もいらっしゃると思います。

 

寒いだけでも嫌なのにそれに加えて、

・朝9時まで外が暗い

・太陽も青空もなく、ずっとグレーな空

・16時過ぎには暗くなる

 

パリの冬は寒さだけでなく、一日中どんよりした天気によって病むんです。

 

 

グレーな空はいかにもパリらしい?のですが、自分が気にかけていなくても気持ちが落ち込んでしまうのです。

 

 

パリ以北や北欧は寒さも日照時間もさらに過酷なのでもっと大変なのだろうと毎年考えてしまいます。

 

 

街はクリスマスモードで煌びやかなのとは対照的に気持ちが落ち込んで活動的になれなくなっていくという辛さがあります。 

 

 

特にノエルの雰囲気が終わると1月下旬〜3月くらいまでは寒さも厳しいし、特に自分を労って過ごすのがとても大事だと感じています。

 

忙しいさで自分をケアする時間を忘れてしまいますが、冬の憂うつさが引き起こす心の問題と向き合うことはとても大切です。

 

 

「冬なんだからしょうがない」と思わずに、一度振り返ってみてください。

 

実際、私はフランス移住して1年目も2年目の冬も病んでいました。

「また冬がくる・・」と毎年怯えていました。笑

 

日本の冬ももちろん辛いのですが、青空がなく一日中薄暗い数ヶ月間が続くパリの冬は

どんな心身的な影響を及ぼすのでしょうか。

 

冬の寒さと暗さが引き起こす影響

・目覚めると暗い ⇨ 気持ちよく起きられない

・一日中暗い空 ⇨ 出かけるのがおっくう。やる気がなくなる。

・ 引きこもりがち ⇨ あまり疲れないのでよく眠れない

 

その結果、だんだんと性格が否定的になってくる、自己嫌悪に陥るというループに陥ります。

 

そりゃあもう、病みます

 

 

当時移住したばかりは滞在許許可証の手続き、仕事、フランス語の不安、友人もほぼいない+想像以上の冬の辛さで思った以上に精神に来てしまっていました。

 

 

 

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薬剤師さんに言われたひとことでクリアになった

当初は冬のせいで病んでるとは思わなかったのですが、薬剤師の女性に出会った時に彼女もパリ駐在1年目ということで同じく冬の辛さを体感していると話してくれました。

 

 

彼女は「太陽不足のせいなんだよね。本当にビタミンD不足の影響が出るとは思わなかった」と言っていました。

 

 

 

太陽不足がそこまで深刻な起こすなんて???

 

 

 

「日本の冬は寒くても太陽が出るし、ピュアな空気によって綺麗な青空が見られることも多いけど、

 

パリはずっと薄暗くて体が思うように動かない、やる気が出ない」とまさに私も同じことを感じていました。

 

 

 

彼女は太陽の光を浴びない期間が続くことによるビタミンD不足の影響について当然詳しかったし、

 

パリで体感しているということを教えてもらい私もそうだったのか、と少しだけ気が楽になりました。(他にも色々理由はあったと思うけどw)

 

 

後に詳しく書きますが、ビタミンD不足なんて日本であまり気にしたことないですよね。

 

フランス人も冬に病む

この時期は決してパリの冬を知らなかった私のような人だけでなく、

 

フランスや近隣欧州で生まれ育っている人たちでさえ季節性うつと診断される方もいるのです。

 

 

何となく気持ちが落ち込んだり、人々も意地悪になってきます。(まじです)

 

渡仏当初テレビを何となく見ていると風邪薬と同様に睡眠薬のCMも多いなと感じていました。

 

 

太陽がだんだん出てくる春〜夏の間ははみんな元気になって陽気になり、優しくなってくるという嘘みたいですが、本当の話です。

 

何度か冬を乗り越えてw私も段々と慣れて来ましたが、毎年油断せずに備えないとなぁと思っています。

 

▶︎ノエル(クリスマス)が辛くて、まず病むんですよ。。理由は違うけど苦笑 

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 冬の辛さを乗り越えるための方法 

 少し寒くなってきたら、早めに対策を講じます。

 

この時期は自分の体を労ることがとにかく大切です。

 

私が取り入れているのは簡単なことばかりですが、すぐに実践できるのでぜひ参考にしてみてくださいね。

 

●あたたまる飲み物

●ビタミンD

●良い香りに包まれること

●太陽を求めに行く

 

冬の飲み物は体も温まるし、気持ちもリラックスさせてくれます。

・ホットチョコレート

・ココア

・ホットワイン

・ハーブティー

心も体も温まる飲み物

●ホットチョコレート

甘過ぎてあまり得意ではないのですが、日本でも有名なAlain Ducasseのチョコレートラペを使って温めた牛乳や豆乳に溶かすととっても美味しいです!

 

●ココア

最近、寒い日の朝飲むのが好きなココア!

 

こちらも甘過ぎは苦手なので無糖のピュアココアを摂っています。

 

ココアの効能は栄養価が高いだけでなく冷えむくみの解消やリラックス効果(幸福感)など寒くて気持ちが沈む時にもぴったりなんです。

 

フランスだとショコラショーと言って季節のメニューとしてカフェなどで楽しむことができます!子供と一緒にマシュマロを入れて飲むのも楽しい!

 

【ココアの効能】

・リラックス、冷え改善(カカオマスポリフェノール)

・疲労回復(デオプロミン) など

他にも鉄分、食物繊維など栄養素が豊富に含まれている飲み物なんです。

 

●ホットワイン

ずっと手作りしたいと思っている、ホットワイン。

フランス語ではVin Chaud (ヴァン ショー)といいクリスマスマーケットなどでも飲むことができます。アルコールを飛ばして作るはずですが、結構酔いますwヨーロッパの人は普通の顔してますがw

 

●カモミールティー

カモミール は体を温める作用もあるし冬の定番ですね。

おすすめの飲み方として、カモミール を牛乳で煮出す「カモミール ミルクティー」。これ本当に苦手な方でも飲みやすくなります。私昔苦手だったのですが、これを飲んでからだんだん好きになっていきました。

 

冬になるとミルク消費量がすごいですw

牛乳・豆乳・アーモンドミルク・オーツミルクをのローテーションしてます。

ミルクウォーマーも活躍する時期です!息子のホットミルクにもムース付きで!

 

 

ビタミンDの摂取

冬を乗り越えるには最も大事なものの一つがビタミンDの摂取です。

季節性うつの要因としてビタミンD不足があり、1日の日照時間の少ない地域ではビタミ体内での構成が難しくなる体が思うように動かなかったりもします。

 

ビタミンD不足による影響

・免疫力低下

・うつ病

・骨粗しょう症 など

 

ビタミンDはたくさんの働きがある中で、子供にとっては骨の成長・体の免疫力アップに不可欠で、ヨーロッパでは赤ちゃんの頃からビタミンDを摂取する習慣があります。

大人は特に冬の季節性鬱に備えてサプリメントを摂取します。

 

▶︎フランス人は太陽が好き!

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実際息子も生後すぐから定期的に20ヶ月までビタミンDを処方されていました。幼稚園児になった今も小児科にかかる度に「ビタミンDまだある?」と聞かれて、大体処方されます。

子供向けは液状のもので(エッセンシャルオイルの瓶のような入れ物)1日3〜4滴舌の上にたらしてあげるというもの。

日本で育児経験がない私とは言え日本ではそんなの見たことなかったんですが、夫に聞くと、どうやら自身も子供の頃頻繁に摂取していた記憶があり(小学生くらいの話)骨の成長に関わるから大事なんだと言っていました。

もちろん食べ物からも摂取はできるけど、サプリを利用するのは、日光からの摂取ほど十分な量を摂ることができないからと言うことです。 

フランスの薬局でさっと買うことができる

パリで処方箋なしで買うときは薬局で10ユーロ弱で購入できました。

薬剤師さんも慣れた感じで説明してくださってエッセンシャルオイルの入れ物みたいな小瓶を処方してもらいました。

飲み方は口に4滴垂らすと言うこと。息子と私で併用してOK。

「毎日摂取するのが良いけど、忘れちゃっても大事じゃないから大丈夫よ!」と言ってくれました。w

味は特別ないんですが、オイルと一緒に入っているので口に入ると違和感がありすぐに水を飲んでいます。

 

ビタミンD不足がもたらす影響 Vogue JAPAN

良い香りに包まれる

私が頼っているのはエッセンシャルオイル(精油)です。

・リビング、寝室:ラヴィンツァラ(ラベンサラ)、プチグレン

・お風呂:スイートオレンジ、ラベンダー

 

ラヴィンツァラ(ラベンサラ)は喉のイガイガや感染症対策にも良いのでマスクにも少々つけて出かけています。

(学名がCinnamomum camphorの方です。似た名前の精油があるので注意。)

ユーカリなどに似たスーッとした爽やかな香りですが、香りが強過ぎないのでとても好きです。

冬は柑橘系を選びがち?ですよね。温かみがあって癒されます。 

キャンドルも好きなのですが、子供が小さいこととケミカル系のものを使いたくないので無臭のソイキャンドルをたまにつけています。ミツロウもほしいなぁと思っているところ。 

フランスだとAroma-zoneでエッセンシャルオイルもキャンドルの元も低価格で購入できるのでよく使っています。

 

太陽があるときに太陽を浴びる

パリの冬は太陽消えた?と思うくらい太陽の姿を見る機会が少なくなります。と言っても一瞬顔を出すこともあるので、太陽が出たらすぐに外に出ます。

もちろん寒いのですが、太陽に当たるだけでも気分が良くなる(ような気がしている)

し大体周りの人も同じ目的で外に出ていますw「ビタミンD補給だよね」と世間話をしがち。

 

 

自分を労って冬を生き延びる

 

寒い!と、もうそれだけで嫌になっちゃうので、いかに自分に甘く優しく接していくかが生き延びる鍵ですね。

最近は少し運動やマッサージなども取り入れ始めました。(本当にたまに)

やっぱり多少体を動かした方が気持ちが楽になるので、自分でできることをちょっとずつ試していきましょうね。

 

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。 

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