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フランス生活のトラブル 締出し閉込め編  

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皆さんこんにちは、今日はフランス生活のトラブル解決方法についてお話しします。

私が実際体験してしまった事件をどのように解決したかを書いています。

 事件はいづれも締め出された系のジャンルとなっております。

あるあるというよりはレアケースかもしれません・・。

 

①オートロックなのに自宅の鍵を持たずに外に出てしまった(家族でw)

②職場(某百貨店)で終業後着替えて外に出ようとしたら施錠されて一人ぼっちで締め出された

③公園で遊んでいたら閉園時間前に施錠されて息子と2人で締め出された

 

こんなことあります?!笑 ①に関しては自分の責任ですが②と③!!!

生きるだけで様々なトラブルが起きます。(多分レアケース)

 こうして今普通に生活しているということは、どうにかして出られたということ!笑

参考にならないとは思いますが(できればこんなことない方が良い)ぜひ読んでください。

 

フランス生活のトラブル 締出し閉込め編 

つい先日、やってしまいました。自宅の鍵を持たずに外に出てしまい、ガチャンと扉を閉めた瞬間に気がつきました・・。

オートロックなので完全に締め出し状態です。息子も一緒に2人でパジャマみたいな格好でした。

細かい状況を説明するともっとひどいんですが、その日鍵を持っていき忘れた夫が仕事から帰ってきたのでマンションの玄関で待っていると連絡を受け、迎えに行ってあげようと思ったら鍵を持たずに出た、というアホすぎる私。

息子に靴を履かせるのにわちゃわちゃして居たらやってしまったのです。まぁ言い訳にもなりませんが。

 

で、夫に説明すると呆れてイラついて居ました。こういう時、ピンチすぎてなぜかもう笑えてくる私は結構やばいやつだと思うんですが、とりあえず「どうにかなる」と確信しているからなんです。

ワンオペでイラついている日々よりも具体的に解決できそうな感じがするするからかもしれません。

 

オートロックなのに自宅前で締め出し 鍵なしでどうやって中に入ったのか

どうにかなるとは思いつつも、私は全く何をすべきか分かっていませんでした。

共同玄関の締め出しなら最悪、誰か来るのを待つ、建物を管理している然るべきところに連絡できますが、何せ自宅。他の人が鍵を持っているはずもなく。

家族三人で自宅のドアの前で何してんのって感じですよね。

 

今回解決方法としてこんな案が上がりました:

①住宅保険の会社に問い合わせる

②下敷きを使ってドアを開ける

 

 ちなみに私たちは②で!開けてしまいました!

 

私は大家さんがスペア持っているんじゃ?と思っていましたが時期的に思いっきり夏のバカンス。

夫はとりあえず電話すると言って自分の弟に連絡しました。

何か具体的なことを頼むわけではなく「手伝って欲しい」と伝えていました。ざっくり。仕事中ということで、一応弟の恋人にも連絡。(仲良いのでよく会っている)こちらも同じく仕事中でしたが、すぐにあるアドバイスをもらいました。

「やっぱりそうだよね、やってみる」と夫が言って、radioと言っているのが聞こえました。

まさにこの方法で開けたのですが、②に挙げた下敷きの方法。

実際には下敷きではなく、レントゲン写真のあのちょっと硬いフィルムです。それでradioと言っていた。

これで・・鍵がない状態でもドアが開いてしまったのです。

 

いやもちろん、開けられて中に入れたのは良かったけど、セキュリティレベルとしては・・・アウトすぎ!ますよね。泣

 

●ドアに下敷きのようなものを使って開けるとは??!

実は私もむかし聞いた事があってなんとなく知ってはいたのですが、まさか本当に開けられるとは。

 パリのアパルトマンなど古くて隙間のある(もちろん目には見えないけれど)扉でこの方法で開けられてしまいます。本当に緊急時はありかも。

 

方法はわかっていたところで、手元には下敷きがないだよな、と思っていたら電話をくれた恋人のお母様に頼んでうちまで持ってきてくれるように手配してくれました。なんて優しい・・。そして恥ずかしいw(お母様もよく知っていてよく会っているし、近所)

 

そんな話をしていると夫の弟が電話をしてきてくれました。

弟は住宅保険に連絡すれば、鍵を開けてもらチャージは取られないから連絡してみると良いと。

この方法は無難で、確実かと思いますが私でもわかる事があります。

ここはフランス。

・開けてくれる人(業者)を待つ

・時刻は夏のバカンス時期の18時過ぎ

・高額な開錠費用を一旦立て替えてから返金?

このあたりを考えるとかなり時間や労力がかかるとは思います。

しかも保険会社の連絡先って書類などを見ないとわからない気が・・。

 

パリのアパルトマンで鍵を無くした友人の話

このとき思い出したのが、鍵を無くした友人の話。

友人はパリのアパルトマンに一人暮らしで、当時飲みに行った帰りに(夜中)鍵を無くしてしまったことに気付き、最終的に業者に開けてもらった費用が1500ユーロ!だったと。

おそらく(ぼったくられた)あまりよろしくない業者だったのですが、その時に下敷きで開けられたのに、という話が出たのだったと蘇ってきたのです。

1500ユーロ(19万円)か・・・!!

一瞬そんなことを考えていると、あまり普段お会いしたことのなかったご近所さんがたまたまお出かけするようでした。挨拶をした後、夫は「恥ずかしいけれど」・・と言いながら「助けてもらえるかも」と言って事情を話に行きました。

 

ここで驚いたのが、夫が下敷き的なものを借りたいというとあ〜それね!みたいな感じで話がすぐに通じたこと。

つまりご近所さんもその方法を知っていたということ。

しかも旦那さんが「試したことあるけどできなかったよ」と言ってたのが聞こえた。笑

それでもさっとレントゲン写真を持ってきてくださいました。(んで、あるんかい!)

お子さんとマダムは習い事へ送りに出かけるところだったようで、タイミングよく話す事ができ、運よくすぐに欲しかったアイテムを手に入れたのです。

私は義弟と電話しながらだったので、例のアイテムを手に入れたことを報告しつつ、保険会社へ連絡するという方法があることを聞いていました。

すると、義弟も同じく下敷きの方法を試した事があるらしく!彼らが住んでいた前の家(古いアパート)では確かに開けられたけど私たちの家は結構現代的な造りだから難しいかもよ?と言われてしまいました。義弟たちはパリっぽい築100年越えのアパルトマンだった、うちは築30年で余裕で近代建築の部類。ちなみに1970年以降を近代建築と言う。どうでもいい笑

 

ご近所さんが出かけられる前に「頑張ってね、何か手伝える事があったら教えて!幸い私たち明日からバカンスだけどまだ居たから良かったわ。確かお隣さんも明日からバカンスって言ってたけど必要なら助け求めるといいよ!あんまり普段会う機会ないけれどみんないい人だからね」となんとも優しくて、心強い言葉を下さって、鍵はまだ開いてないけど素敵なご近所さんがいて良かったわと感激したのでした。

とは言え、問題はここから。

 

取扱注意。鍵がなくて家に入れない緊急時はこの方法を使ってみて

夫も話は聞いたことあっても実際にやってみるのは初めて。で、よくわからないなりにやってみると確かにドアの縦の隙間にスゥっと入るんです、レントゲン写真が。

同時にドアを押したり引いたりしながらやってみてもいまいち感触がよくわからなかった。そして鍵の部分は当たり前だけどもちろん引っかかる。

友人からYoutube観るといいとアドバイスをもらっていたので夫が見ながら試しました。で、それがかなり有効な動画で、すぐに開錠できました。

2分後にはもう家の中に入れました!!

 

開ける際の ポイントは・・

レントゲンを通す際にドアをガンガン蹴りながらやる!

 

なんて暴力的な方法・・・・。

鍵の部分を通す時に特にガンガンしてスライドさせたら押したり引いたりしなくてもガチャンと!

びっくりです。

 

同時に本当に犯罪などには気をつけないと・・・でもどうやってw

その前に鍵持ち出し忘れないようにしないと。と思いました。

ちなみにドアはチェーンや複数の鍵が付いていないタイプなので開ける事ができるのですが、複雑な(セキュリティ性の高い)ドアだとこれでは開けられないと思います・・。

昔私が住んでいたパリのオンボロアパートも余裕で開けられただろうな。笑

 

予想以上に早く解決できて良かったのですが、色々と驚きの連続でした。

ご近所さんには菓子折り的なもの持っていこうと思いますw

 

 ▶︎ま、他の隣人には怒られたこともあるんですが・・・良い人の方が今のところ多いのは幸い。

www.parisimpleco.life

 

フランスには退社時間以前に帰る人がいるっ!!!(全員ではない)

ここからは私ではなく第三者によって施錠され私が閉じ込められたお話しです。

数年前、私はパリの某百貨店で勤務していました。閉店まで勤務だった為、夜22時頃業務を終えて更衣室で着替えを済ませてエレベーターを降りて出口へ行くと・・電気が全て消されていて嫌な予感がしました。

携帯のライトを照らしながら電気を探し、出口に行くと施錠されている!!!

え?wまた笑っていました、1人で。

 

百貨店なので私以外にもさまざまなブランドの従業員やいつもなら警備の方もいるのに誰もいない。

やばい、全員帰ったんだとわかりました。

一応店舗の方へ行ってみるともちろん誰もいないし、開いている箇所もない。

百貨店のショーウインドーの外に通行人がたくさん見える。いや見られるとまずいかもと思い、戻ることに。

どうにかなきゃと思い、とても頼れる日本人の同僚に電話をするともちろんびっくりされました。もー恥ずかしかった。

彼女が色々な人に助けを求めてみると言ってくれて連絡を待つことに。

私は長くなりそうなので夫に連絡すると、パニックに!夫が。w

 

なぜそうなったかと言うと、私はその日22時まで勤務で諸々を終えて22時05分ごろに出口へ行くと、もう誰もいなかったのです。

みんな、帰るの早くないっ?!他にも同じ時間まで勤務している何十人もの従業員がいたし、警備の方には毎回建物から出る時に荷物検査とIDのチェックがあるのに、警備員の方が早く帰ってしまった。

後日、同僚には「22時まで勤務の日は22時までに外に出るってことなのよ」って言われました。笑

なにそのルール!w タイムカードも押してるのに!

 

閉店後の百貨店からどのようにして出たのか

結局閉じ込められてから1時間後には外に出ることができました。

頼りになる同僚が何度も連絡をしてくれたり、色々方法を一緒に考えてくれて、最終的に消防署に連絡をしました!!

それまでに試したことは

・上司に連絡⇨百貨店の関連部署の方に連絡(開ける方法を教えてもらう、来てもらう(いろんな上層部からひたすら心配の連絡が来ただけ))

・店舗にあった各種連絡先に問い合わせる(警備の連絡先を調べる(勤務外で誰も出ず))

・とりあえず開いているところがないかガチャガチャやってみる(そりゃ開いてないw)

 

前述の同僚が逐一連絡をくれる中、そこそこ偉い人からからかいの連絡もありました。「聞いたわよ、あなた閉じ込められたのね〜最悪百貨店には食べ物も上質な寝具もあるから夜は越せるわよ!笑」って言われた。おい。フレンチジョークですか。

ひたすら恥ずかしい思いはあったものの、イラつきましたw

走行していると同僚が誰かから連絡を受けて、「店舗の〇〇のところに消防署用の電話があるからそこにかけてみてくれる?」と。

ただ、誰もやった事がないしこの方法がOKか分からないんだけど、と。

そりゃそうですよ、閉じ込められたことなんてないから誰も方法なんてわからないw

で、私もドキドキしながら電話をかけたんです。

電話の向こうの消防士さん?はとても愛想の良い感じで「閉じ込められちゃったのか〜!じゃあすぐに助けに行くね〜大丈夫だから!」と言ってくださいました。

さすが、消防士、子供たちのヒーローって感じですよね。

本当に2分くらいで奥の方でガシャンと音が聞こえました。

三人の大柄の消防士さんが現れて、「1人で閉じ込められちゃったんだね!もう大丈夫!」「ひどいね、確認しないで帰るなんて」と励ましてくれました。マジでスーパーヒーローに見えました。暗闇から現れた姿w

おかげですぐに外に出る事ができました。怒られるんじゃないかと何故か思ったので、優しくて泣きそうになりましたよ。本当に良かった。

消防士さんは「このドア初めて開けたよ、これでもう開け方がわかったよ〜」と言って非常用のデカいドアから外に出してもらいました。いや〜とんでもない体験でした。

で、その後日から警備員の方や百貨店の偉い人が代わる代わる私が勤務している時にやってきて「君か〜閉じ込められたのは」と顔見られたかと思えば「だめじゃないか早く帰らないと!」ってダメ出しされたりしましたwなんでっ!!

で、会社の上司からは「大変だったわね、あなたは伝説を作ったわ!そしておかげで脱出マニュアルもできた。」と褒められたのか何なのかw

 

その1年後くらいに、また!私は締め出されるのです。息子と共に。

公園で締め出された時のこと 脱出法

息子が1歳過ぎた頃、普段とは違う公園に出かけました。夕方17時近くなったので自宅に帰ろうと出口の方へ行くと門がしまっている。

まさか・・・

さっきまで人が数人いましたが、気がつくと私と息子だけでした。締め出されました。

別の出口の方へ向かうと、何台かあったはずの駐車場にあった車も無くなっているし出口も施錠されていました。

Googleで公園のウェブサイトを見ましたが17:00までと書いてある。まだ16:55なのに完全に皆帰っている。

今回焦りを感じたのはベビーカーに乗る息子が一緒でこうなってしまったこと。管理している市のウェブサイトから連絡してみましたが返答なし。そうこうしているうちに17:00になっていて市役所の職員がもういないことも考えられました。

時期は夏だったので17:00といっても外は明るい。だから施錠する人も暗くて見落とすってことはないくらい。

イライラしながら出られる場所を探していると、1人の女性がこちらをみていました。

挨拶をして閉じ込められてしまったことを話しました。

その女性はどこにいたかというと、公園の敷地内にある家らしきところからたまたま?バルコニーに出られたところでした。

「そうなの、じゃあこっちに来て」と誘導してくださって、庭の勝手口のようなところを通して下さって無事に外に出る事ができました。

多分マダムも慣れていらして時々ある現象のようでした。

いやぁ、時間より早く閉める、しかも人が残っているかを確認しないなんて無責任ですよね。

 

締め出された時に心得たいこと 解決策はなにかしらある!

あらゆるところで閉じ込められてしまった私ですが、解決法はそれぞれあれど非常時の心得をまとめてみることにします。

 

○頼れる人にすぐに連絡する、近くにいる人にすぐ相談する

○早めに退社するw、閉園時間より早めに外に出る

○無責任な人もいるけど助けてくれる人もいる、と思う

○どうにかなる!と念じる

 

今回は使いませんでしたが、TwitterなどSNSでお知恵を拝借するというのも大いに助けになると思います。

命に関わる緊急事態ではないとは言え、不安な状況で過ごすよりも恥ずかしさなどは一旦忘れて助けを求めてみましょう。

 

フランスでは無責任な仕事をする人もいますが、臨機応変に対応してくれたり困った時はお互い様であまり知らない人同士でも人を助けるのに力を貸してくださる人がいます。

 

本日もお読み頂いてありがとうございました。

 
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