【夫婦の関係】ワンオペ育児から解消されて共同作業

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みなさん、こんにちは。フランス在住のYoco(@yoco_paris)です。

 

 

今日はワンオペから解放されてからの夫婦のリズム再構築についての現状を書きたいと思います。

 

どう言うこと?って感じだと思いますが、

我が家は子供が生まれてから私がほぼワンオペ状態だったのですが、夫の仕事のリズムが変わったことで、家事育児を分担して行けるようになってきました。

 

が!

それはそれでまた新たな問題があって、夫婦(家族の)リズムは再構築が必要だと感じることになりました。

 

わかりやすく言うと「いや、じゃあ私一人でやった方が楽やん!」みたいなことを感じて、二人いるのだからきっとよくなるだろうと勝手に期待してしまったけど、

 

思った以上にいい感じにはならないと言う不満が続々wです。

もちろんあちらの言い分もあると思いますが。

仲が悪いわけではないし、何なら争いが年々減っている感じはある、いい意味で。

 

これまで色々と絶望したけども、

いや、せっかくワンオペから解放されたし、

イライラせずにうまくやりたいよな・・←イマココです。

 

解決策をバシッと教えられるならいいんですが、

とりあえず我が家の現状はこんな感じです。

 

【夫婦の関係】ワンオペ育児から解消されてから

5年近くほぼ!ワンオペと言えるくらいずっとワンオペ育児・家事していた私ですが、

 

昨年あたりから夫の仕事のリズムが大きく変わって、

 

共同で育児と家事を分担できるようになってきたと感じています。

 

確かにワンオペから解放されたことはいいことなんですが、

 

当初は思った以上にいい感じにはならずなんで?!?!と疑問と不満だらけでした。

 

あまりに一人でやることに慣れてしまうと、

夫がいることでリズムが狂ったり、なぜできないの?!とイライラが募るという現象が起きます。

..悪循環ですね。

 

たぶん共感して下さる方もいるのでは..。

 

 

一応、ここ半年くらいの時間を経て、

最近はだんだんと分担できている感じがしています。

 

 

もちろん発展途上だし諸々問題はありますが、

 

結論、私にとってはワンオペは大変すぎて(ピークの時は本当に鬱になった)、

 

せっかく二人いるのだから分業制で行ける方がいいし、

穏やかに過ごしていきたいと言うのが理想です。

 

5年間のワンオペ

我が家は三人家族で、息子が1人で5歳半です。

 

現在はもう割と大きくなってきたので、お世話するという意味では年々楽になってきました。

 

複数子供がいるわけでもないので、ワンオペの大変さは年々減少してきています。

 

たぶん、それゆえに一応ワンオペできてしまうのが苦悩につながったと思いますw

 

 

子供が生まれてから、とにかくずっと朝も夜も一人だったし、

 

夫が当時は不規則な時間帯で仕事のリズムだったことで、日中でも寝ていることがあったり、土日不在で息子を連れて義実家へ行く羽目になり、当の三人ではごくたまにしか出かけられないこともおおかった。

 

義母は二人でいるのはかわいそう、うちに来なさいと言ってくれていたけど、心も体も休まらないし疲れて帰ってくるし、帰宅後も家事育児が終わらない。

 

息子が幼稚園に入ってからもしばらくの間は平日の息子がいない日に夫が休日、

 

私は仕事から帰っても何も家事がされていないというグダグダさでしたw

 

それはまた別の問題で、紆余曲折あって今は家事も進んでやってくれるようになって来ましたが。

 

減点方式にしてはいけないとは思いつつ、お互いがお互いを理解しようとしていなかったし、それぞれ「自分は限界までやっている」と思っていたから相手を思うまでの余裕がなく、相互理解が到底難しかった。

 

ワンオペ時期の私のキャリア

息子が3歳までは預け先(保育園)の関係もあり(色々あったw)、夫の勤務のリズムと調和の取れる仕事を見つけられず、保育園も途中で行けなくなり私は専業主婦でした。

 

義母には土日だけ働けば?と言われたりもした。

 

3歳からは週20~30時間くらいの短時間で仕事をしていましたが、昨年は週7ワンオペ+仕事で休む間も無く、友人とも会う時間が持てずに数ヶ月が過ぎた時に、とうとう気が滅入ってしまい、鬱で休職することになりました。

しばらく休職後、仕事を辞めました。

 

▶︎過去の記事:うつになってから回復するまで

 

現在は完全復活して「やりたくないことをやらない」と言う目的を持ってwフリーで活動しています。

 

お分かりの通り、輝かしいキャリアでは全くなく、

 

専業主婦でいることも短時間勤務も【家族優先で考えた最善】と思って選択したつもりでしたが、

 

夫が稼ぎ、私が育児家事を全面的に担うという分業制度は望んでいたわけではないけど、条件を見ていくと止むを得ずそうなったと感じていました

 

もちろん自分が決めたことだったけど、まるで他に選択肢がないからやむを得ず選択をした、本当はやりたいと思っていなかったと心のどこかで思っていました。

 

一人で生活をしているわけではないから、家族のバランスを取れる状態を最優先することが良い、と思っていたけど、実際はただ、家族のために我慢したり自分を押し殺したような気持ちになることがあった。

 

だから、上手くいかない時に、自分の選択ではなかったような気持ちになり、自信を失ったり気持ちが病んでしまった。

 

ただ、その時にできたベストではあったと今は思います。

週7ワンオペに加えて、仕事をフルパワーでこなす自信も時間もないとも思っていました。できる人もいたと思うけど、私には多すぎた。

 

夫が子供が生まれてから何の縛りもなく仕事をできることに怒りを感じることも多かったし、私ばかりが超ハードな道なき道を歩いている気がしていた。

 

 

現在は、夫が安定的に時間を育児・家事に費やせるとわかるからこそ、私の心の余裕にも大きくつながっていると感じます。

 

自分の時間をある程度確保できるようになったし、

家事育児に以外にも、自分のためだけに使える自由時間をやっと、やっと!!持てるようになったのです。

 

 

夫も昇進を懸けた時期で何ヶ月も休む間も無く過ごしていたし、遊んでいたわけではないけど、「家族」を運営できている感じは何ヶ月間もなかった状態でした。

 

 

▶︎過去の記事:フランス夫は家事育児するのか

 

ワンオペ解消 夫婦で家事育児、仕事を分担したら起きた問題

やっと、ワンオペが解消される日が来ました。

 

早朝深夜、土日も仕事があり、リズムも不定期、残業も不定期であった夫が、子供がいる家庭での理想的なリズムに段々とシフトされて来ました。

 

 

つまり、これまで私が一人で抱えるべきことを分けて取り組めるようになる!と思いました。

 

夫もやっと時間が持てると言っていましたが、当初は思った以上に夫婦のリズムが噛み合いませんでしたw

 

 

ずっと私一人で息子と向き合ってきた時間が長過ぎて、

夫がいることでリズムは乱れるし、張り切って参加してくる夫が全く役に立たない!ということが悲劇でしたw

 

 

夫も夫で、やっと家族の時間が持てるからと、モチベーション高くいるのに私から邪険に扱われてwイライラしていました。

 

たまに休日にいてもこんな感じだったので予想はできていましたが、

それならいない方がやりやすいけど・・・と内心思うほど、新しいリズム構築は意外と難しいと思い知ったのです。

 

 

息子はパパがいることがイレギュラーすぎて、同じ食卓にいると食べることに集中できなかったほどです。

 

幼稚園に入園してから2年以上経過しますが、

最初の2年間で息子を送るor迎えに行くのどちらかを行った日が2年間の間に4〜5回くらいしかなかった。

 

もちろん絶対にやらないといけないわけではないけど、できる日も疲れてやらなかったし「仕事のせいで」いけなかった。

 

私はサラリーマン時代は電車に走って飛び乗り、降りてからも走って迎えに行ったことが何度もあった。そういう小さなところから恨みつらみが始まって蓄積していくの。w

 

育児家事は分担どうなったのか

ワンオペがほとんどなくなった今、

どうやって家事育児などを分担しているかというと、ベースは「やれる方がやる」という感じで細かく分担はしていません。

 

 

というのも夫の性格上、きっちり分担してもその通りにやらないからです。

 

私もサラリーマンを辞めて、自宅で仕事をすることが多いから時間のコントロールも割と効きます。

 

夫がたまに料理やりたそうな時は任せてしまって、

私はこれまでその時間を使って他の家事をしていたのを辞めて、休んだり息子と過ごす、残りの仕事をするなど、少しずつ私も時間の使い方を変えるようにして来ました。頑固なのw

 

 

夫はトイレ掃除を週末のルーティーンにしたいと言ってここ数週間張り切っているので、好きにやらせます。

 

息子の送迎もその他諸々できる時にはどんどんお願いすることにしました。

彼がやれない時は私がやるしかないのだから!w

 

 

色々やってもらう方が彼は「役に立っている!!」とモチベが上がるタイプなんですね。私もあれこれ全てやり切ることを目標にせずに、忙しくしないで機嫌良く過ごそうと試みています!

 

本気で「夫婦の関係」に悩んだ

これまでの蓄積に加えて、距離が近づくことでこれまでとは違うストレスを感じることが続きました。

 

率先して私が家事も育児もやり過ぎていたのも数年前に後悔したことがあったので、

 

再度夫を育てるつもりで、色々やらせてみたり出来るだけ口出ししないようにwしていました。

 

 

しかし、私も頑固になっていたり、頼ることが苦手になっていることは自分でもよくわかっている。

 

義母にも一応頼れる環境ではあったけど、これまでの色々であまり頼ってこなくて自分の首を絞めていたことにもなっていた。

 

 

もう少し客観的に、この関係性を考えた方がいい気がするというのは何度も思って来ていました。

 

色々諦めて気持ちを「無」で関係を続けていくことも一瞬考えたりしたが、

数年前よりも物理的には夫婦で分担できる時間ができたことは確かなので、一旦「どうしたら上手くいくか」の方へ考えてみることにした

 

 

息子はだんだん手がかからなくなって来たけど、その分、両親の様子や会話は分かって来ているし、このままでいてはいけないと思ったというのも本当。

 

夫婦の時間をどう保つか 

子供の手がかからなくなって来たものの、子供が起きている間は落ち着いた時間がなかなか持てない!

 

夫婦だけでのランチや自宅での夕食の前にアペロ(ちょっとしたものをつまみながらお酒)程度で時間を取ることはあります。

 

気が向けば夜にサッカーか映画を観たりするけど時間もかかるんですよねぇ。

 

お互いの誕生日と都合が合う平日だけは、ランチへ行くというここ3年くらい習慣としてやっています。

 

それで仲良くなろうというよりはお互い食には共通で興味があるので継続している感じです。美味しいものはいつでも食べたいですよね。

 

フランス人はカップルの時間を持っているのか

フランスのカップルはベビーシッターに預けてデートへ行くと言ったりしますが、もちろんそういったカップルもたくさんいるし、友人夫婦も土曜の昼間の数時間をシッターさんに預けてデートするという時間を設けていると言っていた。

 

一方で2年近く夫婦で食事をしていないという人たちも当然いるし、理由は忙しさはもちろん子供と過ごすことが良い(必要)と思っている人たちももちろんいるから。

 

また、本当に夫婦の関係性に改善が必要な時に、カップルカウンセリングへ行っていた夫婦もいて、そういう方法もあるのだなと知らされた。

 

客観的に夫婦の問題を見てみることにした 【デュアルキャリアカップル】

私がもう一つ、今年初めてトライしたのは書籍に頼ること。

 

私は大抵、病んだ時に本を読み漁るという癖があってw20代の頃は仕事やモチベーションなどの本を探して読んでいたけど、

 

今は育児本やついに夫婦の問題について色々探しました!

 

個人の意見というよりも「事実に基づく」解説が特に響いて「デュアルキャリアカップル」にやっと辿り着きました。

 

ここではおそらくハイキャリアな共働き夫婦の例がいくつも出てくるので、自分の立場に置き換えるのには若干気がひけるけど、

 

同時に「ハイキャリアのカップルでも同じように悩むんだよな」と思う。

 

350ページ以上あるのがネックではありますが、

 

転換期と言われれる夫婦のライフステージごとの関係性や課題が出てくるので、

 

自分の世代に合うところを重点的に読み込みました。

今後も迷った時に見直せる項目がいくつもある。

 

 

総じて、どの世代の問題も夫婦間の話し合いが大事なのですが、

 

身近な夫婦に色々悩みを聞くわけにもいかない中でやはり同じように夫婦のリズムや負担、双方のキャリアと課題いうのはどんな夫婦も抱える問題なので、とても響きます...。

 

 

この本では〜すると、改善します!というようなノウハウ本ではなくて、カップルの例を参考にしながら世代の特有の問題・転換時期をどう乗り越えていくかを自分たちで話し合うというのがねらいの書籍です。

 

 

仕事は誰にとっても切り離せない問題だけに、特に子供ありのカップルが今後どうキャリアをどう進めていくかは客観的な視点ありきで話し合って、少し先の未来を対話するのは必要だと思います。

 

私たちはしてこなかったし、対話するという発想もなかった。

 

課題がない状態では分かりづらいけど、事実を知っているのはかなり強いとも思います。

 

実際に夫に1から10まで話すわけには行かないし不可能なのですが、

 

ポジティブな点としては、こういった本を読んでいて、夫婦のより良い関係性を目指すために読んでいると打ち明けるのが話すきっかけになるし、夫も嫌な気はしていなかった。

 

わざわざ夫婦の話をしよう!というのも確かに不自然だし、「問題がある」というよりいうより良好にして行こうというのが良かったのかもしれません。

 

▶︎一人っ子の親が思うこと、きょうだいを持つかどうか

www.parisimpleco.life

 

 

 

 

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