パリの片隅でブログを綴る(できるだけシンプルでエコロジー暮らし)

フランス生活、家族のことなどを綴っています。

【国際カップル】フランス人と和装して日本で結婚式

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私は2年前に日本で結婚式をしました。
現在はフランスで生活しています。






過ぎ去ってみれば、やはり一生の最高の思い出。



ただ、それにしても結婚式をするって大変なことですよね・・・






▼ 国際結婚、フランス移住までのお話はこちらよりどうぞ。
www.parisimpleco.life
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・実際のところ、結婚式準備は何がどう大変なのか?
・私達の結婚式はこんな感じでした(形式、会場、周囲の反応など)


について書いてみました。










なんか、重っ!というところも出てきますが笑、リアルな感じで伝わると幸いです。







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日本で結婚式するってことは


結婚式、参加するのは楽しいし、まさに幸せを分けてもらい幸せな気持ちになれるんですが、一番ハッピーであるべきカップルのそれまでって

本当にえげつない時間ですよね・・




ましてや日本語も日本の結婚式も分からない夫との準備と言ったら・・・

ご想像の通り、問題・課題山積み。


国際カップルの結婚式は何が大変か

●言語、文化、しきたり・・・
国際カップルはお互いの「違いを尊重」しながら、関係を続けていくのが日頃からとても大切かと思いますが、結婚式は中でもそれが特に現れる部分ではないでしょうか。



日本人同士のカップルも地方、宗派、環境が違えば、やり方が違うのは当たり前ですものね。



●どんな流れで結婚式準備をしたのか

日本で婚姻手続き → フランス移住 → 日本に一時帰国 → その一週間後に結婚式

と言う方法をとりました。


つまりは、準備の間はフランスに住み、仕事をしながら、日本にいらっしゃるプランナーさんや家族と連絡を取り進めていく必要がありました。


ついでに書きますと、

結婚式の後は「ハネムーン」ではなく、日本まではるばる来てくれた義両親の日本観光案内でした。



●日本とヨーロッパ、「結婚式」の違い

事前に、お互いが「(相手の国の)結婚式ってこんな感じかぁ」と知っていたら、どんなに楽だったのだろうと思いました。
こういうものだ、とわからないことは話を進める上でネックだと感じました。
日本の結婚式の何が普通かわからないからです。

具体的には、引き出物やご祝儀の必要性席次で親が最後方に座ることなど


結婚式=イベント的要素の強い日本式神に誓い合い、それを以って結婚が成立するヨーロピアン式ではすり合わせがかなり困難でした。



●人前式が理解不能

会場選びはフランス移住前の日本にいる間にしました。
形式としては、人前式を選択しました。

私もそこまでこれだ!と言うスタイルにこだわりがないことと、相手(と家族)に神前式を強要したくない点からと思ったからです。

まぁ、これがややこしくなったんですけどね。

「神に誓わないってどう言うこと?!」と。

夫の知っている結婚式は「神に誓う」のが普通。
一通り説明はしたものの、夫とは遠距離の状態しかも日本の結婚式がイメージしづらい状態で会場や形式をほぼ私の独断で決めたあとに色々疑問が浮上してくるのですよね・・。


人前式とは

列席者全員が立会人、温かい一体感が生まれる
オリジナル度の高い人前式
神仏の代わりに列席者へ結婚を誓い、証人になってもらうという人気を集める人前式。ただなじみのない年配ゲストも多いので、少なくとも親の承諾は得るようにしておきたい。

衣裳はもちろん、式次第も特に決まったものはなく、自由にプランニングできる。宣誓文は自分たちの言葉でふたりらしく、挙式場所も自由に選んでOK。演出次第で格調高い挙式にもアットホームな挙式にもアレンジできる。

ゼクシィより抜粋


●レストランウェディングが理解不能
人前式の会場は老舗の料亭でした。
お料理にもロケーションにも定評があり、結婚式という機会でなければ行くことが難しそうな場所。
日本らしいスタイルも叶えられ流ので、良さそう!と思ったのですが、「会場がレストランってどういうこと?!教会や神社じゃないの?!」

なんで「神前式」にしなかったんだ、私!!

会場については後ほど書いています。





【国際結婚準備】大変なことストレスの原因

準備が具体的に始まるのって意外と式の直前なんですよね。
プランナーさんからは遠距離の打ち合わせであることから少し早めにとは言われましたが、それでも諸々始めたのは、式の3ヶ月前。

怒涛の3ヶ月間は正直、準備自体がストレスに感じていました。



何がストレスか?

・打ち合わせが進まない。時差とメールのみの連絡
直接まとまった時間で話せないので、意図が伝わりづらいこともあり、毎回長文で説明

・進まないことへの焦り + 当時妊娠初期で心身ともに辛い
・夫との相互理解(日本の当たり前が分からない)


そんな状況で都度、感じたことはこれ。



「一体、何のためにこんなに苦労して結婚式をするのか?!」



これは国際カップルや海外在住に関わらず、どのカップルも感じることなのではないでしょうか・・・。




【解決策はこれに尽きる】


そうはいってもやらないといけない現実。


私の場合は親のことや楽しみにしてくれている友人達を思い浮かべて立て直しました。


・親にやっと一つ親孝行できる
・祖母に晴れ姿を見てもらいたい
・移住後、簡単に会えなくなってしまった友人達との再会!
・友人同士もなかなか会えていないので、私の結婚式でみんなが集まれることを楽しみにしてくれている


月並みですが、どんなに病んでも笑、
これが最大のモチベーションになりました。



実際に結婚式が終わってみたら
最高に楽しくてあっという間に過ぎた幸せな時間(瞬間)だった‼︎


だから未来の花嫁さん、頑張ってほしい。
花婿さんも!!

















日本とフランスの結婚式を比較

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日本の結婚式は夫に説明して気がつきましたが、ある意味とても自由で選択肢が多いんだと気がつきました。

日本とフランスの結婚を簡単に比較しました。



【日本】
•好きな形式を選び、好きな場所を選べる。
•結婚式が不要ならしなくても良い
•ブライダルに関する会社が充実している
•結婚式には膨大なお金がかかる



【フランス】
•結婚=結婚式にて成立する。家族の宗教宗派を重視する必要がある。
•結婚式は役所、教会で行う。
(結婚手続きすると、役所に名前が貼り出され結婚に反対する者は異議申し立てをでき、結婚は成立しない)
•結婚式、披露宴の全てを一からカップルが手配する。(業者はほとんどない)
•日本ほどの結婚式費用はかからないものの「結婚(式)はお金がかかる」という認識

ざっと比較するだけでもかなりの違いがあります。


理想の結婚式を行う為のアイディアを立てる


国際カップルは双方の「一般的な結婚式」しか知らない場合、あまりの相違点の多さに理解が難しいので話が進みません。

まずはお互いの知っている結婚式、披露宴はどんな形式なのか知り、相互理解を示すことが必要です。

その後、お互いの目指したい形を見つけていくと、やっとスタートラインです。

それだけでも時間がかかりますが、その後「それは知らなかった」「こんなやり方は嫌だ」と喧嘩を招くよりもずっと賢明です!


どんなカップルでも、人生最大のイベントの一つである「結婚式」は大きな喜びとともに、あらゆる困難も多いはずです。


ある意味結婚最初の試練でもある準備期間を経て、夫婦としてのレベルも上がるきっかけになるのかも!!

国際カップルの結婚式日本で和装、懐石料理

せっかく日本で結婚式を行うなら、日本を感じられる伝統的なスタイルがいい!
と思う国際カップルの方も多いのではないでしょうか。

私たちもまさにその一組でした。


・和装する
・料亭での懐石料理
・三三九度


実際にやってみてどうだったか?


結果から言うと、


両家のゲストに喜ばれます


夫側は出席者が夫の両親、夫の弟とそのパートナーの4人だけでした。


肩身の狭い思いなどしないか心配でしたが、初めての日本で日本らしい結婚式には様々な点において、喜んでくれていました。


出席できなかった親類(義姉は出産間近だった、あまりに遠方なので来られない)
にも写真やビデオを通じて拡散され(笑)、とても誇らしく思ってもらえました。

物珍しいですしね!


参考になる? 国際結婚式の参列者の声

夫の家族(フランス、他ヨーロッパ在住)から褒められた点

•義両親が和装の私達に、式の厳かな雰囲気、着付けの技術、お料理の繊細さなどとにかく全てが新鮮なのでとても喜んでくれた

着物屋さんが両家父の袴をご好意で貸してくださることになり、義理の父も大変喜んでいました。
→さらに、着付けの美容師さんが義母に着物を貸してくださることになりました。(息子さんのお義母さんがスウェーデンの方で、私の義母と体型が似ていたからいける!と思ったそう笑)


私側のゲストから褒められた点


•祖母が着物姿を喜んでくれた。
借りたお着物が美しく、クラッシックな朱色に絵柄(鶴や花)の打掛も受けが良かった

• 叔母「最近はウェディングドレスが多いから久々に白無垢、打掛姿見られて嬉しかった

• 友人達は数年ぶりのみんなでの再会が叶い、その機会自体に喜んでくれた。
とにかく料亭でのお料理が美味しくて贅沢な時間だったと喜んでもらえました


★当の本人である夫も自分の紋付袴に感激!
自分のことを「サムライになったようだ」と言っていました。笑

老舗料亭のお料理

参列者のほとんどの方が素晴らしかったと言っていたのは「お料理」
クラッシックな日本懐石自体なかなか頂くことはないですが、全てが美味しかったです。

心配だったのは義理家族がお造りなども含め口に合うだろうかということ。
やはり、美味しいものは美味しい!
普段、お刺身やお寿司など全然ダメと言っていた義母も、「食べてみたら本当に美味しかった!見た目も美しいし!」と大興奮。

よかった。
友人で国際結婚したカップルは義家族分はお刺身に変わるものを作ってもらったりしたと聞いていましたので、やや不安はありましたがせっかくですから皆同じもので日本の食事を楽しんでもらいたいと思い、幸い好んでもらえました。



国際結婚、相互の擦り合わせが必要

冒頭の方で書きましたが日本の結婚式独特の点【引き出物、ご祝儀、席次】はどうなったかと言いますと、下記のように本来の姿から少し変えて行いました。

●引き出物:用意しました(はじめは夫は要らないと言っていたけど)
→夫の文化では存在しないことなので、あまりやりたくなさそうでした。
むしろカップルにゲストがプレゼントする文化。式に十分お金もかかっているし、なんで?!という感じでしたが、義母がせっかくだからプチギフトを用意したい!と張り切っていたこともあり、結果としてはいくつか用意しました。

よく、3点か5点の引き出物を用意すると言いますから3点用意しました。

日本らしいもの、フランスらしいもの、ポルトガルらしいもの
福砂屋のカステラ、日本未上陸店(だった)のパリのチョコレート、ポルト酒(小瓶)

夫はポルトガルにルーツがあることから、カステラ(笑)とポルト酒を用意しました。
また、義母が結婚式のプチギフトの定番にはアーモンドのドラジェよ!と手作りのサシェ(袋)と共に用意してくれて思いの外、それらしくなりました。


●ご祝儀:これは反対に私がもらうべきではないかと思っていましたが、プランナーさん、私の両親もお気持ちだからもらって良いもの、「国際結婚だから」は関係のない事と言ってくれて頂戴することにしました。
遠方の友人には車代を出すなど、夫はまた???となっていましたが、ご祝儀の金額を知り、納得してくれました。


●席次表:夫に本来のやり方を説明すると、なぜ両親が一番後ろなのか?!
もしヨーロッパで同じような会場ならなら、両家の両親は新郎新婦の目の前(もっとも近く)に決まっている!と確かにこれは文化から説明しないといけないレベルだし、私もはるばる日本までやってきてくれるのにという思いとしきたりの狭間で苦しみました・・。
ただ、30人程度の身内だけの式でかつ、私の両親も「お義母さん達を前にしてあげなさい、他の人達が気にしたとしても、誰も気を悪くしないから」と言ってくれて了承も得たので夫側参列者は前方にしました。




一人で悩まず、誰かに相談する

結婚式となると、家族にまで関わることだから適当には決められないけど夫の理解は得にくい。
自分一人で悩み始めてストレスになるという現象がよく起きていました。


両親でも兄弟でも友人でも良いので相談したほうがいいです。


肩の力を抜くことができるし、あ、こんなことでよかったんだ、と意外な答えが得られたりするものです。


参列者にも楽しんで欲しいし、失礼のないようにしたい!色々なプレッシャーに襲われる時もありますが、一旦その緊張をほぐしましょう。


ミシュラン2つ星獲得の老舗料亭

会場はこちらでした。
大正14年創業の94年名古屋の地で愛される老舗料亭 八勝館さん。

2019年ミシュラン東海版で2つ星を獲得されました。

参列者からはお料理もサービスも素晴らしかったと言ってもらえていました。
素敵な場所で結婚式を執り行えたことを誇らしく感じています。

www.hasshoukan.com

〒466-0834 愛知県名古屋市昭和区広路町石坂29番地


東京、大阪版に続き、東海は愛知・岐阜・三重の三県からセレクションされた特別版が今年出版されました。

知っているお店があると嬉しい。

まとめ

国際カップルにおける結婚式はお互いの文化や伝統などを尊重しつつも、どこかで擦り合わせが必要。

困難ばかりではなく、ある意味で自分達だけの結婚式を創り出すことが大切であり、それが可能です。

実際私達はプランナーさんとは式とお料理の話のみで、その他すべて単独で業者の方と契約していました。
カメラマン、お花、着付けそれぞれの方と連絡しあったので(だから余計にストレス溜まってたんですけど)本当に自分達の好きなようにできたというのは最大の利点でした。
一括で請け負ってくださる業者の方もいたのですが、その手数料分自分達で好きに使おう!とお互い納得していました。降りかかった苦労を差し引いても満足しています笑

ポイント
●どんな結婚式をイメージしているのか、ざっくりでもいいから二人で話し合う
●伝統、しきたりを守りつつも最良な選択がそこにない場合は、どうすれば良いのかを考えてみる
●行き詰まったら、参列する人だろうと相談すれば良い


これから式を考えている方には特に何かヒントとして感じてもらえたら嬉しいです。







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本日もお読みいただきありがとうございました。




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