カバーがかわいいのでこのまま。笑 暑い日でした!
布おむつとフランスの紙おむつ事情を調べて、とりあえず布おむつ育児をやってみることに!
ただ、疲れる日もあるし、もしかしたら飽きることもあると思い紙おむつと併用することにしました。
ちなみに、やってみようと思ったのは、妊娠後期だったので、
その後の育児がどのくらい、どう大変なのかなんて分からないうちに揃えましたw
準備が整っていたのでとりあえずやる!
購入したものと費用
私が布おむつを始めるにあたり用意したものはこちら。
布おむつはメーカーによりますが、2タイプあります。
①カバー+布(ライナー)...カバーは汚れがなければ布だけを取り替えて使う
②1枚タイプ...カバーと布がくっついているので都度新しいものに替える
私が購入したのは①のタイプです。
①タイプだと最小限のカバーの数があればライナーだけを洗濯すればOK。
②タイプは紙おむつの容量で取り替えのたびに新しいものに取り替えるので、たくさん枚数が必要になる。
【布おむつ】
•カバー3枚...40€ (0~6ヶ月ごろまで使えるサイズ)
•布7枚...22€
【布おむつ用洗濯用品】
•つけ置きバケツ1つ 8€ (使わないときはペタンコに畳める釣り人のバケツw)
•重曹 3€
•お酢(ホワイトビネガー) 0.80€
•ティートリーのエッセンシャルオイル 30ml...11€
初期費用→ 約84.80€【約11.024円】
※1€=約130円で計算
(2024年現在は1€=170前後!そして、あらゆるものの値段が上がっています)
初期費用は結構かかりますが、やっぱり繰り返し使うことが大事ですね。
洗濯は一旦つけ置きしてから、洗濯機で洗います。
【使い方】
布おむつと聞くと、どうやるのかもイメージしづらいですが、
*ライナーと言われる布をカバーに取り付けて使います。紙おむつのように、マジックテープで止めればOK。
おむつ替えの際には、ライナーを取り替えるだけ、カバーが汚れていれば、清潔なものに取り替えます。
⇨ライナーは汚れを手洗いするかつけおきしてから洗濯機で洗うことができます
*ライナーがカバーにくっついているタイプのものは、紙おむつの要領でおむつ替えのたびに清潔なものに替えます。
▶︎フランスのわかりづらい洗濯機で洗濯する
布おむつ洗濯なら90度で洗うと良いかも!
www.parisimpleco.life
私が使っていたものは、Bambino mioいうイギリスのメーカーのもの。
フランスからもオンラインで購入することができますし、フランスアマゾンでも売っています。
デザインがかわいいし、スターターキットも売っているので初心者も安心。
▶︎フランスアマゾンで価格を見る
布おむつ替え方
かわいい!布おむつメーカー Bambino mio
Bambino mioを使ってみた感想
◎低価格!
◎デザイン豊富、かわいい
◎スターターキットあり!
◎布(ライナー)はしっかり厚手
◎ライナーは厚手だけど乾きが早い
◎カバーのギャザー部しっかりしてて、漏れにくい
△カバーがビニール素材なので漏れない分、ムレそう(息子は特に荒れたりはなかったが)
△留めるマジックテープの部分がやや生地が硬めで前かがみだと少し痛そうな気もした
⇨新しい商品は中がメッシュ素材になっていたり、マジックテープ部分も柔らかいものに改善されていました!
布おむつ育児のメリット
◎コスト削減!・・・紙おむつと併用とは言え、新生児~3ヶ月ごろまでは1日のおむつ量が6~8枚と膨大!!!
その半分を布おむつに変えるだけでも半月分の紙おむつをキープしておける。
◎収納スペースを取らない・・・紙おむつを買い貯めるとスペースを取りますが、布おむつだと保管場所はさほどとりません。
◎うんち処理も意外と困らない笑・・・月齢が~5ヶ月までの期間だったので離乳食を開始して間もなく、うんちのペースも朝の1回となんとなく決まっていたので、その後布おむつをつける流れができていた。
=おしっこのよごれをさっと流してまとめてつけおきだけでよかった。
◎お風呂直前が良い!・・・お風呂まであと少し、という時におむつ替えが必要だと紙おむつは一枚無駄になってしまいがありますが、布おむつなら無駄になりません。(マニアックw)
フランスでのおむつ事情
フランス人は産後2~3ヶ月で仕事に復帰するお母さんも多いし、そうでなくても正直布おむつ育児をやっている人はかなり少ないと思います。
ただ、意外にも、オーガニックスーパーの赤ちゃんコーナーへ行くと売っています!布おむつ!
フランス製Hamacというメーカーをよく目にします。
エコ、オーガニックの思考はやはりこちらでも見直されている傾向にあるので少なからず利用者がいるということ。
おむつは高い!
フランスのおむつ、高いです!
一枚あたり、20~40サンチームでメーカーに価格の幅が結構あります。(どんどん値上がりしているのでもっと高いのかな)
そして、全体的に品質はあまり良くないような…。
・ガサガサしている
・硬い
・パンツタイプがあまり売ってない
日本のおむつを触った時に、柔らかさ・使いやすさに驚いたw
2017年に発表されたフランスのある雑誌の調査で市販の紙おむつに有害物質、ヨーロッパで本来禁止されている化学物質などが検出されたという衝撃的な事実が出たことがありました。
調査対象だった12種のうち2種のみがクリーンなおむつであったとの報告により消費者はこの2種に偏ってしまったそうです。
(12種はいわゆるフランス全土で買える一般的なメーカー)
我が家は2018年に出産したので、こういった情報を見てしまうと、結構敏感になってしまった。
いわゆる最大手もアウトだったことから、かなり衝撃を与えた事例でした。
⇨その後はもちろん、改善され、現在はクリーンな商品になっている。はず。
当時クリーンなおむつと言われた2種はこちら
☆Love & Green・・・フランス人が作ったオムツメーカー
☆Mot d'enfants・・・スーパーのプライベートブランド
私が出産する頃には落ち着いていましたが一時、当時は品切れで買えないこともあったそう。
絶対要るものなので困りますよね!
おむつ選びをしている際にこの関連の記事をたくさん見つけてしまい、安易に買えないなと思ってしまいました。。
(ますます布おむつ使えばいいやん!という思考により刷り込まれていく)
それ以降、Non toxique (無害)オムツブームとなってエコオムツと言われる、
赤ちゃんにも環境にもコストにもエコなものがどんどん出始めたきっかけとなったそう。
ドイツのLillydooは特に人気。
フランスでもネットで買えます。おむつ、おしりふきのトライアルセットがありお試しから購入できます。
布おむつ育児 家族の反応
私自身、布おむつ育児では育っていないし(たぶん)、これまで全く馴染みがなかったのですが、今回挑戦してみたのですが、
身近な家族の反応も面白かったwので載せておきますね。
実母、夫、義母とも最初は、えー!と言う驚いた感じだった。
【夫】
夫は通常のおむつ替えは積極的にやってくれているが、布おむつは私が勝手に決めたので強制していませんでしたが、
新しく付け替える際に時々やってくれたが折り方を教えれば特に難しくなく、意外と簡単だね!と言っていた。
(洗濯系の処理は一切ノータッチ)
【義母】
わざわざ言ってなかったので、ある日たまたまうちに来ていて息子の布おむつ姿を見びっくりしていた。笑
ただ感激していた!
この時代に‼︎すごいわ!と褒め称えてくれた。w
おむつカバーもかわいいので、今はこんなかわいいのがあるのね!と気に入っていた。
夫の兄の時に布おむつ育児をやっていたそう。(それも結構レアだと思われる)
【実母】
否定はされなかったが、驚いた後はなぜそんな面倒をするのか?(私が寝不足とか疲れていると言うのに)という鋭い指摘だった。笑
そこで気づいたのは、私はそんなに苦に感じていないと言うことだった。愛情の一心というのか。
母が言ったことも私にもっと休みなさいと言う愛情の一心だったのかな←
結局、めんどくさいの?
先ほども書いたとおり、特に苦に感じていなかった。
月齢が小さいうちはお母さんの寝不足や疲れなどありますが、ある意味そのハードな時期に始めていたので習慣としてやり過ごせていた。
どーしても疲れているときは自然と紙おむつを手に取っていたので、バランスよくできていた。
紙&布併用でストレスフリー
・カバーは1日中つけていた(汚れたら替える)
・布おむつは1日に3〜4枚替える
・紙おむつは基本的に外出時、就寝時に使う
・つけおきバケツにポイポイ入れておきお酢とティートリーも入れて水につけておく、溜まったら洗濯
・うんちの汚れは都度手洗い(重曹でごりごりするとよごれが落ちやすい)
・どうしても面倒な時は無理しない。
まとめとプチアドバイス
短い期間でしたが、思った以上に簡単。面倒なことが苦手!と言う人(私)にも十分にトライできる!
初期費用がかかるので手を出しにくい点もありますが、始めると愛情を持てるので頑張れました。
現実的な視点で言うと、一揃えして始めたのに続けないと高コストになってしまいますので出来るだけ続けたほうが良い。
疲れたり、飽きてしまった時は紙おむつにも頼ってストレスなく進めましょう。