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パリのエルボリステリ 日常にハーブを取り入れる

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みなさんこんにちは、今日はパリのハーブ薬局のお話しです。
ハーブ薬局はエルボリステリと言い、植物療法(フィトテラピー)を取り入れるための身近な存在です。

お店に入ると、ハーブなどのいい香りがするのが堪りません。

ハーブ薬局へ行ってみた エルボリステリで植物療法を教わる

夫が風邪を長引かせて蓄のう症のような症状になっており、なかなか医者へも行けず(医者嫌いで行かず!)ひどくなっている感じでした。
何もせずにすぐ治るなら言うことをないんですが、見ているこっちも苦しいし、というより風邪が移るのは私も困るのでパリのエルボリステリへ行ってみました。

エルボリステリはハーブ薬局という意味で、その歴史は古くナポレオンの時代には既にその存在はありました。
今は法律の関係で、薬草などを扱うエルボリステリの営業自体難しいことのようですが、依然として利用者が多いのですから、フランスをはじめとするヨーロッパの国々には存在し、人々にとっては必要な存在なのです。

パリの老舗エルボリステリを紹介します。

パリ1区 Herboristerie du Palais Royal (エルボリステリ ドゥ パレロワイヤル)

エリア的にもとても行きやすい。日本人街のエリアだからです!
老舗で沢山の常連さんがいるのかいつも結構混み合っています。特に閉店間際は長蛇の列が・・。

お客さんはエルボリステリの方とのカウンセリングのような感じで、不調や症状を伝えたり質問する⇨処方してもらう(症状に応じたものを選んでもらったり、摂取方法についてアドバイスしてもらう)
まさに薬局ですね!

私が初めて訪れた際は夫の不調につい相談でしたが、親身に聞いてくださいました。
そして、いくつか処方して頂いたものを持って帰りました。
私としては初だったので、興味津々でした。だって、日本でハーブ薬局にお世話になった事ないのですから。

こちらのお店には以前日本人の薬剤師で植物療法士のカオリさんがいらっしゃいました。今、カオリさんは東京で活躍されています。
パリで活躍されていた際にも在パリ日本人がカオリさんを頼っていました。
現在は青山でご自身の「ハーブ薬局」を持たれており、オリジナルティザンヌのブランドの展開など幅広く活躍されていらっしゃいます。

フランスの植物療法の基礎を分かりやすく、お家にあると薬箱のような安心感を与えてくれる1冊を紹介します。

パリ エルボリステリで処方してもらったもの

● エッセンシャルオイル ...空気浄化用
● ティザンヌ(ハーブティー) ...蓄のう症の症状を和らげる
● 鼻にシュッとするスプレー

エッセンシャルオイル


ラベンダー、松の実、タイム、セルポレ(野生のタイム)、レモン、カユプテ(ホワイトティートリー)のブレンド
鼻のとおりが良くなりそうなさわやかな香り
【用途】
•室内の空気浄化
•蒸気吸引

冬の空気の乾燥には気をつけたりしますが、空気浄化の為にエッセンシャルオイルを使うというのはこれまであまり意識していませんでした!とてもいいアイディア。
蒸気吸引は吸引機を使っても良いし、桶にお湯を張ってタオルで顔の隙間を覆って手軽にやるのも良いです。
強く吸うと痛いのでゆっくり、数回に分けてやってみると良いです。

ティザンヌ

「sinusite」というブレンドのティザンヌ
(蓄のう症と言う意味。同じものが必要な方は写真をぜひ利用してください。)
リンデン、タイム、ユーカリ、松の実
のブレンド

【用途】
蓄膿症になると辛い鼻詰まり、喉の痛みを和らげる
一日3回服用。はちみつを加えると喉にも優しいのでおすすめ



ハーブティーは一度に沢山飲むのではなく、1日に何度も飲むのが効果的です。
袋に飲み方の説明があります。固い松の実なども入っているからか、お鍋で煮出して飲む


医者嫌いな夫、ハーブティーの効果を語る

蓄膿症用ハーブティをはじめは渋々飲んでいたのですが、スーーーーーッとする爽快さにびっくりさせられたものの、意外と飲みやすい!

薬のような強い効果では無いもののハーブティーを飲んだ後しばらくの間鼻のあたりがかなり楽になるので仕事中も鼻詰まりなどが気にならなかった。


【感想】
•味は結構苦目、かなり!!!爽快な香り!
•森の中で拾って来たんじゃ無いよね?!と言うくらい、本当に森のような香りがする
•効果を感じられるので、飲まないでいるのとは全然違う!(驚)

•最終的には1日何度もハーブティーを飲むので途中で飽きる

結果としてはとても満足していました。
家にあった適当に選んだ風邪薬で仕事中眠気に襲われることもなくなったから。。と笑
私としても気になっていたエルボリステリに行く事ができたし、効果を実感することができ大満足でした!笑

実は身近な存在のハーブ薬局を利用しよう

パリジャンは不調がある時、ハーブ薬局に駆け込む
体の不調がある場合にエルボリステリへ行き相談される方も多いです。
いつ行っても相談に訪れているお客さんで一杯!
相談で多いのは不眠やデトックス。
薬局とは言え、お楽しみ用のハーブティー(リラックスなど)やオーガニックコスメなども売られています。プレゼントにもおすすめ!


フィトテラピー(植物療法)を頼ってみる
ハーブ薬局は日本には無い存在ですが、東洋医学の漢方の部類に似ています。
病気を治す、というより不調の原因を知り、じっくり戻すといった感じ。
私は現在授乳中というのもあって薬を簡単に摂れない理由がありますが、妊娠する前に植物療法の勉強を始めており、意識が変わりました。
知っていくと奥が深いので自分自身に取り入れながら(時々夫で試しながら笑)、知識を深めていくのが面白いです。
以前は頭痛の度に頭痛薬を服用してだんだん効かなくなるのでもっと摂取する、と言うことをしていましたが…。
今はまず体を温めたり、エッセンシャルオイルのロールタイプのものをこめかみに付けたり、ゆっくりお風呂に浸かって早めに眠ったり。
すぐに薬を摂らない方法を先に試します。

とは言え薬を飲まないで長引かせていると、仕事や家庭でも困るのでなかなか難しいところではありますよね…。
薬に頼りすぎず、自然のものに早めに助けを借りることも時々意識したいものですね。


パリのエルボリステリ情報

Herboristerie du Palais Royal エルボリステリ ドゥ パレロワイヤル

フランスの日本人植物療法士 カオリさん
https://www.infophytoparis.com/

•住 所: 11 Rue des Petits Champs 75001 Paris
•電話番号: + 33 (0)1 42 97 54 68
•営業時間: 月~土/10:00~19:00 (定休日:日)

maps.google.co.jp


歴史ある建物のグランドエルボリステリもおすすめです。
maps.google.co.jp
観光に便利なサン=ジェルマンにも同じ系列で店舗があります。







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