エッフェル塔にオリンピック五輪を残すだって?!市長の提案に賛否両論

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みなさん、こんにちは。フランス在住のYoco(@yoco_paris)です。

 

今日は、エッフェル塔に五輪を残しておきたい!という市長への賛否両論のあるお話しです。

 

 

パリ2024オリンピック、パラリンピックが開催中のパリでは、

街のシンボルであるエッフェル塔にパリオリンピックの五輪マークが現在装飾されています。

 

 

パリ2024は9/8のパラリンピック閉幕をもって終わるのですが、

終了後もエッフェル塔にオリンピックのシンボルである五輪マークを付けておきたい!とパリ市長が言い出しました。⇦

 

 

パリジャンはまさに賛否両論で色々な意見が出ています。

 

・【反対】パリのシンボルであって、五輪とは無関係

・【賛成】五輪を付けておくことはパリの歴史の一部になる

 

など

 

 

イダルゴ市長は、

五輪リングを「フランス人が再びパリに恋をした証」とロマンティックに表現していますがw、

 

 

何それ!と思ったのは私だけじゃないはず。

 

 

実際、思った以上に現地でのパリオリンピック・パラリンピックの盛り上がっているのは確かなのですが、それとこれとは別なんじゃないのかな。

 

 

みなさんはどう思いますか?

 

エッフェル塔ともなるとあまりにメジャーなモニュメントなので、

市長の一存では決められない大きな問題ということも連日の報道などでは伝わってきています。

 

 

 

▶︎セレモニーで聖火が灯された聖火台は大会期間中、市内で見ることができます

www.parisimpleco.life

 

 

 

 

 

 

 

エッフェル塔にオリンピック五輪を残すだって?!市長の提案に賛否両論

 

 


2024年パリオリンピック・パラリンピックの開催に合わせて、

 

パリ市のシンボルであるエッフェル塔にはオリンピックを象徴する五輪リングが設置されます。

 

オリンピック観戦に来た人や観光客、もちろん地元パリジャンも

「束の間のエッフェル塔×五輪」を一目見るために訪れたり、

写真に撮ったりする人が多いです。

 

 

 

だって、「今だけの」期間限定的なものだから!

 

 

 

と思っていたのですが...

 

 

 

 

アンヌ・イダルゴ市長は、

パラリンピック終了後もエッフェル塔に五輪リングを残したいと発言し、さまざまな意見が出ています。

 

 

 

五輪リングを「フランス人が再びパリに恋をした証」とし、(何それw)

 

オリンピックの祝祭的な雰囲気を持続させたいとの意図を示しています。

 

 

 

市長は、現在設置されている重いリング(直径9メートル、重さ30トン)を、

より軽量で持続的な構造に変更する予定だとも語り、

 

エッフェル塔にオリンピックの精神を長く残すことを希望しています。

 

この提案には国際オリンピック委員会(IOC)も賛同していると述べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五輪は期間限定じゃなかった! パリジャンの意見は賛否両論

 


市長の「五輪継続宣言」対して、パリ市民の反応はさまざま。

 

 

賛成派...エッフェル塔が五輪リングとともにさらに魅力的になる

 

・「エッフェル塔は美しい上に、五輪リングが彩りを添えていて素晴らしい」

・「これもパリの歴史の一部」

 

 

 

反対派...エッフェル塔は歴史的なモニュメントであり、オリンピックのために変わる必要はない

 

・五輪が終わった後はリングを撤去し、本来のエッフェル塔に戻すべきだ

・エッフェル塔には過去に広告が掲げられたことがある⇨撤去された

・市民の意見をもっと反映すべき など

 

 

市民だけでなく、あらゆる方面から賛否両論の意見が出ているので、

そうそう簡単には決められなさそうな感じもします...。

 

 

 

さすがエッフェル塔!世界のシンボルの歴史

 

エッフェル塔クラスともなると、世界的なシンボルだからこそ、

このまま五輪をつけまーす!なんて、簡単には決めることができません。

 

 

市民に限らず、あらゆる方面からの賛否両論が出ています。

フランスの政治家や保護団体(あるんだね)からも色々な意見が出ています。

 

 

・五輪リングを残すという決定を下す前に適切な手続きが必要だ

・エッフェル塔は保護された記念碑であり、恒久的な変更には慎重な検討が必要

・フランス政府の文化大臣:「エッフェル塔の歴史的価値を守るため、リングの設置が一時的なものである」

 

 

⇨エッフェル塔は設計されて以来、技術的な開発を除けばほとんど変わっておらず、

その保護の重要性が指摘されています。

 

 

パリ市議会の生態学者フレデリック・バディーナ・セルペット:

 

「五輪リングとエッフェル塔という二つのシンボルがそれぞれ独立して存在すべき、リングを永久に残すことには慎重な姿勢を取るべき」

 

 

 

⇨五輪リングをどこに設置するかという議論が必要。

わざわざ、エッフェル塔に恒久的に残すことが最良の選択ではない

 

 

 

▶︎色々問題が発生しても、マスコットのフリージュはどんどん人気になっているよね!

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エッフェル塔の歴史は135年!


エッフェル塔は、1889年の万国博覧会のために建設されました。

⇨当初は一時的な展示物として計画されていた

 

独自のデザインと構造が評価され、今ではパリの象徴的な存在となっています。

 

エッフェル塔は1964年にフランスの歴史的記念物に指定され、

長年にわたり世界中から観光客を引き寄せてきました。

 

 

今回の問題は「たかが五輪の装飾」という問題ではなく、

エッフェル塔が持つこの歴史的・文化的な価値が五輪リングの恒久設置によって変わってしまう可能性が懸念されており、結構重要な問題なんですよね。

 

 

 

歴史的な建造物に対する変更には、法的な手続きや影響評価が必要であり、

軽率に決定するべきではないという意見が強調されています。

 

 

 

 

 

【追記:ついに五輪外される】まだ決定したわけではない、今後はどうなるか気になる

 

イダルゴ市長の「五輪継続」の提案はまだ決定されておらず、今後の議論に委ねられています。

 

⇨と言われたおりましたが、9月末に唐突に?外されました!

 

エッフェル塔という歴史的な記念碑に五輪リングを残すことは、

もはやパリ市民だけでなく、世界中の観光客や文化遺産保護団体にとっても大きな意味を持つ問題です。

 

 

今後のパリ市議会や市民の意見が、最終的な決定にどのような影響を与えるのかが注目されます。

 

 

 

▶︎パリ市長はセーヌ川の水質の安全を証明するために自ら飛び込んだりしているよね

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本日もお読み頂きありがとうございました。

 

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