フランスの幼稚園のイベントは保護者の参加必須!

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みなさん、こんにちは。フランス在住のYoco(@yoco_paris)です。

 

フランスの幼稚園には、ほとんどイベントがありません!

 

数少ないイベントは、基本的には保護者が参加することができます。

厳密には、保護者が参加しないと、イベントが行われないこともあります。

 

せっかくの機会なので、都合が合えば私も参加しています。

 

 

フランスの幼稚園のイベントは保護者の参加必須!

 

フランスの3歳〜6歳の子供たちは義務教育で幼稚園に通います

 

公立のケースですが、幼稚園の年間イベントはあまりなくてちょっと寂しいような気もします。

 

 

年間イベント

息子が通うパリ郊外の公立幼稚園で

1年間で行われるイベントはこんな感じ。

 

学校や担任の先生によって違うものもあると思いますが、本当に年間でこのくらいしかなさそう。

 

・市立の図書館へ行く...1~2か月に1度、市の図書館へ歩いていく。司書さんに絵本を読んでもらうなど

 

・近くのファームへ行く...市のファームでウサギや羊などを見にいく

 

・遠足...バスで1時間ほど遠出する。1年で唯一お弁当持参する日

 

・スポーツ(6~8週間くらい)...水泳・テニスなどコーチが来てくれて

 

・歌やダンスなどの発表会...市のシアターで他のいくつか園と共同で行う(年中・年長)

 

・文化祭(Kermesse)...PTAと学校で夕方から行われるお祭り。バザーやゲームなど

 

年少さんクラス(Petit section)はお昼寝の時間もあるため、お出かけイベントは遠足以外ほとんどなかったのですが、年中になるとスポーツやシアターでの発表会がありました。

 

学校行事に保護者が必須

イベントは保護者が出席できます。

参観日なども特にないので、幼稚園のイベントが唯一、子供たちの様子を見られる日です。

当然、イベントは平日の昼間なので誰もが参加できるものではないのですが、保護者が参加しないとイベントが中止になってしまうこともあります。(保護者を募るお知らせに実際そうやって書いてあったw)

 

ちなみに、息子の幼稚園&小学校は文化祭にあたるKermesseは今年の学校とPTAとの折り合いがつかずなんと中止...らしい。

 

日本の事情はあまりわかりませんが、PTA役員選出も含め、学校行事に積極的に参加したい保護者が割と一定数いるので(ありがたい!)大抵問題なく行われます。

 

大抵同じ保護者の方がいることが多い。

 

もちろん、おばあちゃん・おじいちゃんが参加することもできるので市内の図書館へいつも付き添ってくれるマミーがいます。

 

図書館やファーム、市民プールへは保護者が保安要員として同行

イベントに保護者が参加する目的は、園児たちが徒歩(15~20分くらい)で移動する際の

保安要員。

先生2人+2~3人の保護者で25人ほどの園児を誘導します。

2人ずつ手を繋いで歩いて行きますが、確かにたくさん大人がいないと危なっかしい。

 

テンション上がってふざけてしまう子や全然前に進まない子がいたり、押した押さないでケンカを始めるなどw子供たちを目的地まで連れて行きます。

 

スポーツの授業は保護者も教える

スポーツはこれまでプールとテニスがありましたが、幼稚園の先生たちが教えるわけではなくてプロのコーチたちが教えてくれます

 

それに加えて毎クラス1~2人の保護者が参加必須です。

 

プールで水に入る子供たちの補助や決まったアクティビティの手伝いをします。

スポーツのクラスは45分程度ですが、付き添っていると1時間強拘束されますw

 

毎週スポーツのクラスに参加しているパパ友と話していたら、仕事はフリーのデザイナーさんらしくどうにか時間を確保できるらしい。

 

半休を取って参加しているママ友もいたけど、みんなパッションと都合がつけられるのがすごい。

 

 

別のパリ郊外の市に住んでいる友人と話していたら、

お子さんの学校で行うスポーツがフェンシング(!)だと聞いてびっくり、さすがフランス〜!

学校によってもスポーツが変わるんですね。

 

 

▶︎プールの授業を見学してきました!結構ガチで驚いたw

記事を読む:年長クラスのプールの授業がハードだった

 

遠足が最初で最後の大イベント

一年間の1/3はバカンスや水曜日(学校がないor午前だけ)で休みなので、1年間はあっという間に過ぎます。

 

5月、6月の学年末にイベントが集中していて、遠足もこの時期に行くことが多いです。

パリだと初夏の良い時期です!

 

遠足ではこれまで、お城やいちご狩りへ、別学年のお友達はモネの庭などへ行っていました。

行き先は学校からバスで1~2時間くらいで行ける場所が多かった印象。

 

この日だけは唯一、お弁当を持参します。

 

▶︎1年で1度だけお弁当を持たせる日。

親としては気楽で助かるフランスのお弁当事情!

メニューはほぼ同じ。

www.parisimpleco.life

 

ここでも保護者の参加が必須で2~3人くらい保護者が付き添います。

 

暑い時期になることも多いので、大量のペットボトルの水を運んだり、ピクニック時の手伝いなど、歩いている時も保安要員として行動するなど、

 

割とやることは多めですが、自分の子供と一緒に遠足へ行けるというのも特別な経験ではありますよね。

 

シアターでの歌やダンスの発表会は市の

 

入園・卒業式が全くない!

日本ではイベントというより、区切りとしても大切な入園式・卒園式などが全くない!修了式もない。

 

La Grande Rentrée (9月の新学期)は「大事な始まりの日」という雰囲気はありますが、特にセレモニーもないし、子供を送り届けたら親はさっさと仕事へ向かいます。

 

幼稚園に初めて入園する年少さんの保護者は泣いてしまう子供たちに付き添ったり、

 

初日は担任の先生から説明を受けたりすることもありますが、特に「慣らし」などもなく、初日からしっかり始まります。

 

*学校から新学期の持ち物にティッシュ1箱を依頼されます。

⇨「泣いちゃう子が多いから」「風邪で鼻水垂れている子を拭くため」という理由を聞いて可愛過ぎた...!

 

 

学期末は7月の一週目の金曜日が最終日です。

卒業の子供たちは寂しい気持ちになることもなく?!、気持ちは2ヶ月の夏のバカンスモードになっていますw

 

フランスの幼稚園情報・子供とお出かけ情報をまとめています

ところかわれば、事情も変わりますね!幼稚園での様子が少しでも見られるのは嬉しいし、イベントに来てほしい!と子供から頼まれるのは幸せなことですよね。

 

行けるかどうかは別として、あと何年か後には来ないでと言われるかもしれないしw

 

▶︎幼稚園児になると、お誕生日会に呼ばれることも多くなります!

www.parisimpleco.life

 

▶︎小さいからこそ、伝え方が難しいし、フランスで生きる上では避けられない話

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本日もお読み頂きありがとうございました。

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