みなさん、こんにちは。フランス在住のYocoです。
今日は、やっと私が再就職したお話しです。
産後初めての再就職。就活の経緯から再就職してみた感想などを綴りたいと思います。
一言で言うと、「不思議な感覚」です。
新しい生活が始まることについての不安もありましたが、
社会に属している・社会に求められて評価されることが実感できることは私にとっては嬉しいことでもあります。
今は全てが新鮮で通勤さえも楽しいのです。
4年のブランクがあることで、自信をすっかりなくしていたこともありましたが求められている場所は必ずあるし、子供の預け先さえあれば少しの時間でも仕事をするのは良いかもと個人的には思います。
● 過信しすぎず、過小評価しずぎず。求められている場所は必ずある
● 大人とまともに話せる世界。久しぶりに再就職すると言うこと
- フランスで主婦の再就職 子供優先でOK。自信喪失してたけどけど求めてくれる人もいる
- フランスで産後の就活 子育てと両立できる気がしなかった
- 社会から求められることと仕事を持つことで得られるもの
- 産後仕事を探す人、子供と仕事の両立するには
フランスで主婦の再就職 子供優先でOK。自信喪失してたけどけど求めてくれる人もいる
少し前にほぼ4年ぶりの就職をしました。
私には3歳の息子がいて、幼稚園入園のタイミングで私も就職活動を始めました。
就活するにあたっては自信をなくしたり、子供を持つ以前よりも自分が求める条件が厳しくなったことで難航しました。ブランクも関係あると思いますし。
結果としては、じっくり就活や研修期間を持つより「まずはいち早くできる仕事をもつ」ことに重きを置いて仕事を決めました。
要は、新たに挑戦するとか、ちょっと難しいけどやってみようとと言う仕事というよりは、私の経験からきっとやれそうなところを抑えていったという感じです。
幸い、就職にたどり着いて、つい1ヶ月前にはうまくイメージできていなかった子育てと仕事の両立ですが、始まってみたら今のところ心地よいリズムで進められています。
これから就活をする方や出産後の再就職を考えている方に少しでもヒントになればと思います。
出産後・子育て中の就活 自信を無くしたけど、諦めなくても良いかも
私が就活を始めたのが産後まる3年が経っていました。
仕事をするタイミングはこれまでにもあったものの、
保育園問題(預け先)とコロナ禍の影響もあり、息子が3歳をすぎるまで本格的に就活をしていませんでした。
息子が今年幼稚園に入るタイミングで就活をしました。
が、不安要素が多すぎて「きっと上手くいかないだろう」とどこかで思っていました。
▶︎2〜3歳半まで自宅保育をしていました
フランスで産後の就活 子育てと両立できる気がしなかった
一応フランスで就業経験はあるけど、そう長くはないしビジネス的な語学力もだんだん自信がなくなってきていました。
・子供がいるので限られた時間だけで働きたい
・夫の勤務時間帯との兼ね合い
を考えると、私はパートタイムが良さそうなど
どんどん条件を絞っていくと・・
「一体何の仕事ができるんだろう?」
私は日本でもフランスでも接客業の経験が多いため、
フランス語+英語を活かす上で、正直、これまでパリという場所で似たよう職種を見つけることは難しくありませんでした。
ただ、コロナ禍で「日本人(観光客)要員が必要なくなってきている」現状と、
業種的にシフト勤務や週末の就業が必須になることで、
経験はあるけれども私としては子供との時間を考えるとあまりやりたくないな・・というのが本音でした。
かといって、未経験の業種はそう簡単には職につくことが出来ないので、
手当たり次第で応募しても反応はありませんでした。
壁にぶち当たっていました。
同時に、ブランクも長いし、実際できることが少ないという自分に自信がないというのが一番の不安要素でした。
▶︎小さな子供がいるし、仕事をするにも条件が重要になる。
社会から求められることと仕事を持つことで得られるもの
最終的には、自分に出来そうなこと+勤務時間帯が好都合な仕事を運良く見つけられました。
新たな挑戦というよりは、これまでやってきたことを活かせるし、様々な意味でレベル的に無理の無い業務を選びました。
正直いうと、「私ができることはこれくらいなのか」とレベルダウンしたような気持ちになっていました。
実際採用してもらうことが決定しても、「私が本当にやりたいことなんだろうか、まだ断るなら間に合うんじゃ」とあまり前向きに思えていませんでした。
それならば、就職を急がず「新たな分野での研修」も検討しました。
その方が長い目で見て昇進昇給にも繋がる可能性がある。
転職時も条件が良くなるかもしれません。
ただ、できれば早い段階で就職をしたかったことと、研修後はやはりシフト勤務がメインになる業種なので、一旦保留にしようと思いました。
それならば、就業経験を積みながら今後のことを考えるのも悪く無いかも、と思い始めたのです。
就職してみて思うこと 通勤や大人と話せるだけで新鮮で嬉しいw
電車で通勤、職場で同僚と話す、新しいことを覚える、ミスをして叱られるなどこれまで当たり前にやっていたことが産後の再就職で全て非日常化していました。
新鮮!
そして、私が社会の一部に属していることを実感できる。
子供との濃厚な時間を過ごして来てとても幸せだった反面、簡単に出来なくなったことや諦めたこともたくさんありました。
楽しいことばかりでは無いけど、久々に自分と子供以外のために時間を費やすことが嬉しいとさえ感じます。
まずは第一歩として、社会に存在していると実感できるだけで自尊心を保つことが出来ています。
子供と一緒にいたいし、一緒にいないといけない気もするけど時間が許す限り社会と関わることも良いのかなと今は思います。
求められていることを知る
就活を始めて、毎日求人を見たり、条件に合うポストを探したりしていました。
手当たり次第やってみても回答がなかったり、面接が受からなかったりして学生の時以来就活で自分の無力さを改めて叩きつけられた感じがしました。
これならできるかもと思った今の職場に着く直前に一気に様々な企業から連絡が入りました。
1ヶ月以上前にポストした企業から面接の依頼が入ったり、ダメもとで受けた会社から連絡が入ったり。
はたまた応募した瞬間に「面接しましょう」と言ってもらうこともありました。
すっかり自信をなくしていた自分を求めてくれている場所があるんだと実感しました。
たくさんは無いけれど「あなたの経歴はとても魅力的だから」と言って私の働きたい条件に合わせようとしてくれた企業もありました。
自分が求められている、評価されていると「実感する」ことがここしばらく無かったので、とにかく嬉しかったです。
求められているだけで救われた気持ちになるし、自分に価値があるんだと実感できます。
子育てや家事がメインの生活は自分で自分を評価するしかなく、いくら夫や家族が褒めてくれても自分が満たされていませんでした。
本人の気の持ちようといえばそれまでですが、自分の価値を知れることは専業主婦には時々難しいのです。
▶︎専業主婦は辛いことも多い
産後仕事を探す人、子供と仕事の両立するには
仕事で子供と離れれば、子供にも早く会いたくなるし、多少w優しく接することが出来ます。
自分で自分を評価するよりも、誰かが「あなたは価値があると褒めてくれることは健康的でいられる気がします。
そして、ビールが美味しい。w
本日もお読み頂いてありがとうございました。
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