みなさん、こんにちは。フランス在住のYoco(@yoco_paris)です。
今日は我が家でやっている日本語学習&ゲームなどの遊びを紹介します。
日本語&フランス語でバイリンガル子育て中の我が家は、
日本語環境を出来るだけキープして、楽しく学んでもらうためにやっていることがあります。
息子は現在6歳。
幼稚園はフランスの現地校、休日に1時間半だけ日本語教室へ行っています。
ひらがなの読み書きは何とかできる、
カタカナはまだ。
この記事は、
・フランス在住7年
・子供にフランス語の発音を指摘されているw
Yocoが書いています。
【おうちで日本語】日本語学習&遊び・ゲーム
息子は6歳現在、日本語を私と話し、
休日の習い事では週1回(1時間半)で日本語教室へ行っています。
それ以外は基本的にフランスの幼稚園、友達、義家族とフランス語漬けの環境です。
幸い、私のパリの日本の友人たちやその子供たちと時々会う機会もあるし、
日本に一時帰国すれば従兄弟たちや私の両親と日本語を話す機会があり、
今のところいい感じに日本語を使ってくれています。
と言っても、日常生活の中で機会は限られているので日本語学習は自宅でできることを取り入れています。
自宅での日本語教育に役立っているもの
・アンパンマンのひらがな表
・絵本
・ネットフリックス
ゲーム感覚でお勉強する
・しりとり
・絵しりとり
・なぞなぞ
・ダジャレ
・かるた
息子は3歳から明確に日本語とフランス語を分けて話し始めました。
きっかけは3歳での一時帰国で、激変しました。
日本語を理解しても、フランス語で返答していた状態⇨日本語話者には日本語
完全に使い分けるきっかけになり、フランスに戻ってからも安定的に日本語を話すようになった!
▶︎記事を読む:3歳で完全に使い分け
アンパンマンひらがな表
日本語の発語をし始めてから、あっという間にひらがなを覚えました。(文字を見て読める)
息子の場合は「アンパンマンのひらがな表」が役立ち、3歳で勝手に覚えたんですが、
実は6歳の現在もリビングの本棚に入っていて活躍しています。
ふと、忘れちゃったひらがながあるとさっと取り出して確認するのに使うほど、教科書のような存在になっています。
【ひらがなの覚え方】
ひらがなを覚えたのはアンパンマン1冊だけ。
子供向けのドリルなども母がくれたものをやってみようと声をかけたりしたときはちっとも興味を持たず、
結局は一人で遊びながら勝手にひらがなを読めるようになっていました。
タッチと音と絵で遊んでいるうちに、2週間程度で50音がわかるようになりました。
自分のタイミングでやりたかったんだねw
絵本&ネットフリックス
絵本は日本で定期的にまとめ買いしたり、日本語教室の図書館では毎週3~4冊借りて来るので定期的に日本語の絵本を読んでいます。
ひらがなが読める、と言っても一人でストーリーが読めるほどではまだないので一緒に読むことが多い。
ネットフリックスは、あれば日本語音声に切り替えて見せていたので今は好きなチャンネルを息子自身が選びますが、「日本語つけてー?」と頼まれる。
私が息子が3~4歳くらいから口癖のように「日本語あるかなー?」と言って日本語設定していたから、
今息子は「日本語あるかなー?」と言っているw
やや洗脳wですが、出来るだけ日本語を聞いてほしいと思ってのこと。
▶︎前回の日本への一時期帰国はエティハド航空を利用しました。
パリで日本の絵本を買う
やっぱり、日本の絵本はフランス語のものより目にする機会が少ないので、たまに休日にはパリのブックオフで日本語の絵本コーナーへ行っています。
▶︎記事を読む:パリのブックオフ
助かるわ〜!ポケモンカードもあるし
ゲームしながら日本語を覚える
幼稚園児になって、ボードゲームが楽しめるようになってきました。
フランスも幼児向けのボードゲームやカードゲーム(7 familles, Skyjo jounior, Dobble)などのクラッシックなものを休日にやったりしています。
息子がボードゲームが基本的に好きなタイプなのでその流れで、ゲーム感覚でかるたやしりとりなんかも楽しんでくれています。(まだかわいいw)
しりとりは移動中の定番
旅行やお出かけの移動中に動画ばかり見たがるので、しりとりをやって見たら4〜5歳くらいから意外とできる!
電車内などで居合わせるフランスの人たちは何のゲーム?って顔しているw
子供の方が頭の回転が速くて、知っているワードがあるうちは即答えられるし、回を追うごとにどんどんボキャブラリーも増えて、意外と長続き(飽きるほど)します。
大人が教えたワードもすぐ吸収できて驚きます。
すぐ「ん」がついちゃうんじゃないかとか、言葉が全然出てこないんじゃないかと思っていましたが、何周もできる!長い電車移動などには飽きるまで続けられる。
夫は万年日本語初心者wなので、参加すると、ちょうどいいくらい息子も互角かそれ以上に闘えます。
子供ばかり負けるとやる気なくしますが夫もそこそこ本気で負けているw
絵しりとり
しりとりの派生で、家で絵を描いてしりとりをします。
かなり時間がかかるので飽きずにできれば、いいアクティビティになります。
意外とちゃんと絵を描けるし、独特な子供の視点は面白い◎
絵で描いていると「さっき言ったやつ」もちゃんとわかるし、時間をかけすぎないようカウントダウンして急かしてます。
絵が思い出にもなりますw
くだらないダジャレ
6歳になってボキャブラリーが増えてきた&言葉あそびが分かってきたことからめちゃくちゃハマっていたのが、
・ダジャレ
・なぞなぞ
口に出したこともないくらい、ベタなダジャレ「ふとんがふっとんだ」などを説明したら、さすが6歳男子大爆笑していましたw
Googleで検索すると、子供にちょうどいいなぞなぞが結構出て来るのでおすすめです。
⇨ハマりすぎて、自作なぞなぞを息子が出して来るんですが、よく意味がわからない感じなのがうざかわいいです。
フランス語だと、ダジャレはないのでパパに問題を出そうとして翻訳してみても「???」ってことになるし夫は仲間に入れず寂しそうw
パンはパンでも食べられるパンとか言ってみたところで、フランス語はpoeleだしw
日本語教室の図書館でもなぞなぞの絵本が置いてあったので、一緒にやってみると楽しめます◎
息子が借りてきた絵本に載っていて気に入ったらしいのは、
「とのかげに隠れている生き物はなんだ?⇨とかげ!⇨正解!」で、ずっとそのフレーズを繰り返して歩いています。
かるた
日本ぽさも言葉あそびもできるのが、かるた!渋いものも味があっていいのですが、
6歳男子が楽しめてくだらない(褒めてます)ものの方が、楽しめると思い、息子も好きなミニオンズ。
ホットケーキはほっとけない的な、やつです。w
日本語をどこまでやらせるか
今のところ楽しく日本語に向き合ってくれているので嬉しい一方で、今後どのくらいまで続けるかはあまり期待を持たないようにしようと思っています。
いざ、その時が来たらわからないけど...。
息子が続けたい間は出来るだけサポートする、というスタンスを続けたいと思っています。
以前、日本語教室の帰りに、昔同じ教室に通っていたお姉さんから声をかけてもらい、色々とお話しさせてもらったことがありました。
お姉さんはもう大人になっていたから小さい時の思いなどを知って、色々考えさせられたなぁ。
▶︎記事を読む:5歳はこんな感じでした
本日もお読み頂きありがとうございました。