【フランス生活】子供の習い事事情 費用・人気・マニアックなもの

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みなさん、こんにちは。フランス在住のYocoです。

 

今日はフランスの習い事事情について書いています。

 

 

*フランスでの習い事の基本情報

*子供に人気の習い事

*日本ではあまりなさそうなマニアック習い事

 

 

フランスには、日本でもお馴染みの定番の習い事からマニアックでフランスらしい?ものまでいろいろあり、面白い。

 

習い事は毎年変えるのも普通で、

ママ友たちと「今年は何やるの?」という会話が生まれるのも特徴的です。

 

⇨習い事が一年契約が基本だから。もちろん気に入って続ける子供たちもいます!

 

主に幼稚園〜小学生低学年向きで習い事を始めようかなと思っている方にお役に立てれば光栄です!

 

 

この記事は、

もうすぐ小学2年生の男の子の母Yocoが書いています。

 

 

フランスの子供の習い事事情

 

フランスの子供たちも幼稚園や小学生あたりから習い事をしている子が多いです。

多分、日本よりも割と安価でスポーツや文化系までマニアックなものもいろいろ体験することができます。

 

習い事は「お楽しみ」というものもあれば、所属する特にスポーツのクラブによってはガチっぽい「スパルタ」なところもあるので、お子さんと親も認識していた方が良さそうです。

 

 

 

基本情報としては、

 

 

・月謝ではなく一年分(9月-6月)を年初に支払う

・人気習い事は事前情報を知って対処しないと、入れない

・週1で45分。習い事によっては週2~3

・学校のバカンス期間は習い事は休み

・習い事は水曜と土曜がメイン。平日は17時以降

 

 

 

日本だと、小さい時から何年間もずっと続けるというスタイルも多いと思うのですが、

フランスだと一年ごとに変える人も多い。

 

習い事は「好きなことを知る機会を作る」というスタンスの人も多いので、

継続するよりもいろいろやってみる(やらせてみる)と考える人も多い。

同時に好きなものなら翌年も続ける子も多いのでそれももちろんOK。

 

 

日本同様に、複数習い事をやっている子も多いですが、

小学生の特に低学年の間は親(保護者)の送迎が必須なので送迎の兼ね合いはいつも課題です...。

 

公立だと学校が終わった後、学校内で習い事ができる場所があり、親が引き取ることなく学校内で習い事をやってくれる場合もあります。

習い事が終わってから学校へ迎えに行くことができるので、親としても助かる!

 

習い事は水曜日と土曜日の開催が多い。

水曜日は学校がない(または午前のみ)ので、あらゆる習い事が開催される日

 

 

一方で働く親からすると、難しい。

 

水曜を休みにして働くママさんも多いけど、全員ができるとも限らないし子供がやりたいのに水曜しか開催されていないこともある。

 

⇨送迎要員として学生さんのシッターをつける人もいる

 

 

 

 

習い事代は一年分支払う、続けても続けなくてもいい

 

日本だと月謝を支払うと思うのですが、

フランスでは1年契約で、9月〜翌年6月(7月)までを一括または3分割くらいまでで支払います。

 

習い事のアソシエーションは自治体と提携していることがほとんどなので、

市のウェブサイトから情報を確認できたりします。

 

たまに、個人でやっている人もいたりして、自宅でピアノを教えるとかそう言うのもある。

 

価格帯

 

習い事の内容によって価格がかなり違いますが、日本の感覚よりも相当安い。

平均的にはこんな感じで、もちろんもっと高いものもある。

 

150ユーロ〜300ユーロ/年 ...一人あたり

 

自治体と提携しているため収入によって習い事の価格が変わったり、CAFの補助が出たりもする。

 

⇨定番の水泳、柔道などは大体この枠内に入りますが、音楽(Consevatoire)や乗馬、ゴルフなどは高額な印象

 

 

1年間契約と言っても実質10ヶ月(9~6月)で、学校のバカンス中は 習い事も2週分は休み。7・8月は習い事がそもそも契約外の期間なので存在しない。

 

それでも、月に30ユーロなら相当安い。

 

⇨ただし子供が途中で行きたくなくなってしまうと、支払った分は返金はされない..

 

大抵住んでいる市内で習い事をさせることが多く(スポーツなどはほとんど提携していることがほとんど)

⇨市外の習い事に登録するとプラス料金がかかったりする。

 

フランスの定番&人気習い事

 

 

フランスの子供の習い事は定番で言うと、

スポーツでは「水泳」「柔道」「テニス」

 

オリンピックなどを見ても、確かにフランスのイメージとしてこれらのスポーツに強いイメージがありますよね。

 

各自治体に必ずある習い事であり、人気スポーツ。

 

 

文化系で言うと「絵画(アート)」「音楽」など

 

 

学校内でできるものの定番としては、Multisportsと言って、複数のスポーツを期間ごとにいろいろやってみるものも人気。

 

 

女の子は、

体操(Gym)・バレエ・ダンスが人気ですが、意外にも?柔道をやっている子も多い。

 

男の子は、

テニス・サッカーなどが人気。

周囲ではサッカーをやっている子が全然いないけど、相当人気でクラブに入るのが難しいくらいらしい。

 

 

武道が人気

 

男女とも、武道がよく知られていて、武術(Bujutsu)と言われている。

 

 

柔道はもちろん、

空手・テコンドー・合気道・ベトナムの武術(Viet Vo Dao)・ブラジル武術カポエラも意外にもクラブがあちこちにあって人気。

 

 

 

人気習い事はうっかりしていると入れない!

 

人気習い事はウェイティングリストがあったりして争奪戦だったりします

 

事前に申し込みの方法ややり方などを知らないと、登録しようと思った頃には定員がいっぱいになっていると言うこともあるらしい。ママ友によると。

 

ちなみに私の街だと、

水泳はクラブが一つだけで、特に人気があり、

習い事の申し込み日に朝から子供を連れて長蛇の列に並んだりするらしい。

またサッカーは複数クラブがあるけど、うっかりしていると入れないくらい人気。

 

ワーママのハードな送迎事情

共働きも多いフランスのカップルで、

フルタイムカップルはどうやって送迎をしているのか?!と私自身も疑問が多いのですが、シッターさんやおじいちゃんおばあちゃんに頼れない人たちもいる。

 

で、ある時、とあるママさんと話している時に、

 

「子供がやりたい習い事が水曜日なんだけど、私仕事があるから上司にお願いして習い事先でテレワークをOKにさせてもらっているの!あはは!」と話していてさすがにびっくり。

 

息子くんがやりたいのはクライミングで、大きな施設がある街まで車で15-20分くらいかかる(高速で!)。

 

で、45分の習い事中は待合スペースにPCを持ち込んで仕事しているらしい。

 

「上司が理解ある人で助かったわ〜」と言っていてポジティブで素晴らしいんだけど、私はそこまでできるママさんもすごいなと感激した。過酷よ〜ワーママ。

 

実質1時間くらいの送迎時間はさすがに仕事してないけど、それをOKしているんだものね。

 

上司が変わったら許可出ないかもしれないから、その時はこっそりやらないとなぁと言っていてwさすがフランス人だわ。

 

 

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フランスらしい?マニアック習い事

フランスっぽいな〜と思う習い事が

 

・乗馬

・フェンシング

・チェス

・演劇

 

など

 

お〜フランス!と思いますよね。

 

お菓子教室をやっている子もいる息子の友達もいる!

 

 

息子もマニアックな習い事をやっています

 

ちなみに息子は、古典フェンシング(Escrime Ancienne)というのをやっていて1年間楽しかったみたい。

 

Escrime Ancienneはオリンピックなどで知られているあのフェンシングとは違って、木の剣を使います。他にも盾、弓矢、斧を使ってパフォーマンスをするもの。

 

戦いがメインではないですが、刀を交わらせることもあり、

剣道のような感じの練習をすることもある。型の練習もしたり。

 

子供たちは試合がなくてコーチの先生方は試合に出たりするらしい。

 

と言っても、イメージが付きづらいのでフランスのママ友に説明しても知らない人も多くて困るんですが、イメージで言うと中世の感じ。アステリックスとかわかります?

 

イベントなどもあると、中世の衣装?で先生方はパフォーマンスしたりする。

 

ちなみによく知られている方のフェンシングもそうらしいのですが、

基礎体力作りがかなり大事みたい

45分のクラスの半分近くは跳び箱やパルクールをやる時間

残りの時間で剣を使う練習をする。

 

好きな習い事はどうやって見つけて、決めるのか?

子供が「これやりたい!」と言ってくれればいいのですが、小さいうちは好きなものもわからないし、そもそもどこで何が行われているか?クラブの雰囲気とかも知りたいとかいろいろあると思います。

 

まさに息子には年長あたりから、何かやってみたい?と聞いてみても、

「わかんなーい」みたいな感じで、「テニス」「サッカー」が何かは知っていても、

それを習うイメージが湧かないからやりたいとも言わず。

 

年中から週末は日本語学校へ行っているから

その時間帯に被らないものを探す必要があるし、私自身も他の子がやっているものくらいしか知らずにいたら、Forum de Sportsというのがあるのを知った!

 

そこでほとんどのクラブ(子供・大人)が参加してスタンドを出しており、主催者やコーチの方々が実際にいるので、実際に話を聞いたりちょっと参加させてもらって習い事の雰囲気を知ることができる。

 

習い事はお楽しみというスタンスのものもあれば特にスポーツによっては、スパルタなクラブもあるのでその辺りを知っておいた方がよさそう。

 

私の住む市内のForumは9月初旬の週末で、大きなグラウンドを使って開催される。

その週末に気になったものがあったら、空きがあればすぐ登録して、翌週から参加できたりする。

 

まさに私たちは息子の習い事がそんな感じで、かっこいい?中世の衣装を着たコーチと、木の刀の展示があって、釘付け。元々、息子はヨーロッパのお城や中世の世界が好きなのもある

 

Forumに参加する前は友人から息子くん向いていそう!と言われていたカポエラをやるつもりでいて

たまたまステージの上でカポエラのパフォーマンスを見た息子は「これじゃない」と言っていたw勝手に登録しなくてよかったー

 

他にもいろいろ見てみようと、出会ったのが、古典フェンシングだった。

 

スタンドは目立ってたけど、マニアックなのであまり人気はないのか?wマイナーなので実際クラブに入ってみると、同級生は3~4人しかいなくて、小学生(年上)部門でも5-6人くらい。

少人数制で、意地悪な子もいるけど楽しくやれていたし、コーチもいい人たちなのでとても助かっている。

 

 

 

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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