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【国際結婚あるある】ヨーロッパの家族の集まりがすごい

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ヨーロピアンは家族の集まりが多い

フランスにいるとフランス近隣のヨーロピアンともよく出会います。
むしろ仲良くなるのは非フランス人?笑
フランス人もほかのヨーロッパ人も共通して家族との付き合いが日本とは比にならないくらい密接だということをよく感じます。
週末は家族で集まってお昼ご飯をゆっくり食べて、のんびり過ごす。

昼食は14時、15時くらいにスタートしています。いかにもヨーロッパの文化です。
それまではアペリティフをして、前菜とメインを食べ、デザートとカフェ…
もう18時!
ちなみに一大イベントのクリスマスはこれがさらに大人数で行われます。イブとクリスマスとも1年で一番のごちそうが
山盛り出てくるのでずっと食べています!!
えーっと、正直とても大変で疲れます!笑



なぜかと言うと、とんでもなく永遠に喋り続けているしそれがパーティーだと深夜まで続くからです。
私にとっては言語の理解度が低いからと言うのはもちろん大きな要因ですが、頻繁に家族で集まることにあまり慣れていないというのも一因です。

▼ 始まる前からクリスマスに怯えています・・今年は楽しむぞ。
www.parisimpleco.life

例えば、ヨーロッパでは成人して家を出た子供達も結構な頻度で週末には実家に帰って来るのが一般的に思えます。もちろん距離にはよりますが。
新年のガレットドロワの日(新年の運試しにアーモンドのパイを食べる日)に義弟がガレットを持って実家に寄り、義母とオーブンで温めたガレットを食べて帰宅した話を聞いて、私は疑問だらけでした。
夫に「彼(義弟)の家にはオーブンないの?」とまじめに尋ねました。
夫は「ただお母さんと一緒にガレット食べようと思っただけでしょう、オーブンも家にあると思う。」と。
続けて「日本だったら有り得ないよね、この考え。」と言われてしまいました…。
だから私もまんまと質問したんですよね。笑

日本だと実家への帰省はお盆やお正月に、と言う考えも珍しくないですね。
どちらがいいかは分かりませんが、あまりに違うなぁとつくづく思います。
フランスにいると「日本の家族となかなか会えなくて寂しいでしょう?」とよく言ってもらうのですが、上記の例を思えば10,000km離れた日本に年1回帰省しているのですから割といい方ではないかと思ってしまいます。笑


家族の集まり ヨーロピアンのおばあちゃんへの尊敬がすごい

週末のようにある家族との食事会で料理をするのは誰でしょうか?
ヨーロッパの家族も世代によりますが女性達がお料理をするのは伝統のようです。
おばあちゃん、お母さん、おばさん達が揃っているとキッチンに総出でそれぞれが上手く分担して料理を作ってくれます。
(外国人嫁の私、どうしてもそこには入れず入れなくて全然okなのですが詳細は分かりません。笑)

その中で「シェフ」はおばあちゃんなのだそう。
おばあちゃんが作る料理は誰も勝てないし、満場一致で最高!なのだそう。
子供達からすると、そこに産み育ててくれたお母さんの料理は敵わないらしいのです。
衝撃!!
毎日ご飯を作るのはお母さんだとしても、らしいです。
なんだかセツナイような気もする…
これが1人2人の意見ではないから驚き。

なぜマミーが最強なのか?

(マミーとはフランス語でおばあちゃん)
夫も堂々と、言っています。
『自分のお母さんでは経験値が足りないから勝てないのは普通のこと。』らしいです。
お母さんの手料理が不味いというわけでは無いにしても、つ、辛い。
特にその傾向が強いと感じたのはフランスのお隣のイタリア人同僚や友人の話し。

イタリア人の家族愛

元同僚の1人は「お母さんの料理は料理じゃない、おばあちゃんの作るものなら何でも食べるけど」と言っていました。
また友人の1人で最近フランス人の彼女が出来た彼はさっきまであんなにのろけていたのに「彼女の手料理?うーん、聞かないでくれ、それとこれとは話は別だよ。
お母さんの手料理にも及ばないよ。(おばあちゃんが最高という前提)」
最近母親になった私としては将来を考えると、とてもショッキングな話でした…。

うちのおばあちゃん料理

マミーの料理が最高!と言うヨーロピアンですが、そもそも皆さんはおばあちゃんの料理を食べる機会ってどのくらいありますか?
私は、祖母の作る料理は殆ど知りません。そもそも機会がないから。
週末に遊びにいくと、外でご飯を食べに連れて行ってもらっていました。

それはそれで贅沢で有難いことですよね。
それが普通になってたので特に不思議にも感じていませんでした。
皆さんの中でおばあちゃんっ子だとおばあちゃんの手料理を食べる機会も多いでしょうか。
私のおばあちゃん料理ってなんだろう、とよく考えてみたら、

★お正月にストーブの上でじっくり煮込んだお雑煮
★黒豆の煮物(お正月のおせち用)

私の中ではこの2つが最高に美味しい「おばあちゃんの味」だ!と思い出しました。
しばらくお正月の帰省はなかったので、恥ずかしいことに少し忘れかけていました。
思い出したら食べたくなって来ます…

おばあちゃんの料理が最高!っていう話をしていたら、よく拝見するパリの料理家の室田マオリさんのインスタグラムでこんな本を紹介されていてすぐに購入しました!

その名も「世界のおばあちゃん料理」
まさに最強のおばあちゃん達のレシピが集結している本が存在していた!!!
それもやっぱり!!!この本を作った方はイタリアの人だった〜!
本業はフォトグラファーなのでとにかく写真までいい感じ

彼が旅先で教わったおばあちゃんのお料理レシピととインタビューにおばあちゃん達の写真付き!
本当に「世界の」お料理なので真似するには難しいものもあるのですが、パラパラみていても楽しくて、何よりほっこりする本なのです。
原作は英語で” In Her Kitchen ”

まとめ

ヨーロピアンは頻繁に家族の集まりがあり、ワイワイみんなで食事をする。
マミーの料理をお目当てに家族との時間を大切にすることが根付いている。それこそがおばあちゃんへの愛。
フランスにやって来て初めに思ったことは家族の親密さがとても深いということ。私にとっては濃厚すぎて辛いときもあります。(正直)
週末の予定は友人と出かけるよりも家族と過ごすことが多いなんて初めは驚きましたが、今私が家族を持つようになり、それがなんて理想的なことなんだろうとこれは本当に感じます。
そして、日本の私の家族をもっと大切にしたいと離れてから気づくことができました。

パリのカフェ まるでフランスのおばあちゃんの家のような可愛いカフェ

★Mamie Gâteaux
66 rue du chercher midi 75006

日、月曜日 定休日
火〜土曜日 11時45分~18時00分

ボンマルシェからもほど近い場所にあります。
ランチ、ティータイムともにいつも大変賑わっています。

おばあちゃんのおうちのようなアンティークで揃えられたインテリアと優しい雰囲気が最高に素敵で、もちろんお手製のキッシュ(ランチ)やケーキも美味しいです!
パリではかわいいケーキ(小さいケーキ)が多い中、しっかり大きなサイズしかも種類が豊富です。かなりコストパフォーマンスも高いです。




それでは本日もお読み頂きありがとうございました。



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