【フランスの学校】通知表Livret Scolaireの見方

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みなさん、こんにちは。フランス在住のYocoです。

 

今日は、フランスの通知表 Livret Scolaireの見方を知ろう!というお話しです。

 

 

・フランスの成績表の見方

・評価の基準とその理解

・進級と飛び級、落第について

 

また、我が家はバイリンガル子育て中なので、

週一通っている日本語学校の成績表についても触れています。

 

基本的な情報をまとめました。

日本との違いやフランスの通知表の見方についてお役に立てば光栄です!

 

この記事は、

 

・フランス在住9年目

・小学1年生を修了した男の子を持つYocoが書いています。

 

 

 

 

フランスの通知表 Livret Scolaire

 

フランスの公立の小学校は7月の第1週で学年度末となり、夏休みが始まります。

 

先日、小学校一年生を無事に修了した息子が1年間使った色々を持って帰ってきた際に、あれ?成績表とかないのかな?

とあちこち探しましたが、見つからない。

 

めちゃくちゃ基本的なことも知らない私なのですが、

 

フランスはオンライン成績表なんです。

 

 

*対象は公立の小学校〜中学校で、フランス政府のサイトにアクセスして閲覧可能。

 

私立学校の場合:義家族で私立小学校の教師がいるのですが、その学校では紙(冊子タイプ)を使っているので学校によるみたいです。

 

 

学期ごとにチェックしないのか?と思われた方もいるかもしれませんが、

中間の成績は先生が印刷してくれたものを面談の際に見せてくれたので、アプリの存在を知らなかった...

 

(にしても、関心なさすぎだろう、私たちw)

 

 

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オンライン成績表 Livret Scolaire Unique

 

フランスでオンライン成績表制度が始まったのは、2016年から。

秋の教育改革に伴い、小学校(CP=日本の1年生)から中学校(3ème=日本の中3)までの成績を一元管理する「Livret Scolaire Unique(LSU)」が導入されました。

 

この成績記録は、LSUアプリを通じてオンライン上で保護者や生徒が随時閲覧できます。

 

サイトはフランス政府のEduconnectという専用サイトから確認できます。

 

 

アカウントはいつ作るのか?!パスワードは先生からもらうのか?

 

France‑Connect を使ってアクセスするため、新たにアカウントを作成する必要はありません。フランスに住んでいる方は最近使うことが多いセキュや税金のサイトなどと紐づいているものです。

 

Responsable d'éleveからアクセスします。

 

 

私は何も知らなさすぎて、

たまたま近所のイベントで会ったパパ友に教えてもらいましたw

 

担任の先生によっては、

成績表の見方を教えてくれたりリマインドしてくれるのですが、

特に息子の担任の先生からはそう言ったお話がなかったので

私は全く未知の世界でした... 

 

 

ママパパ友は幸い仲の良い人がいて、一緒に遊びに出かける仲なのですが、今年は子供たちのクラスが違ったのもあって、クラス内の事情に関しては、クラスのママパパさんに聞く方がやっぱり良いよね。

 

私はあまり積極的に輪を広げたり、たくさんママパパ友がいるわけではないけど、

挨拶程度の関係でもわからないことを聞いたら大概誰でも丁寧に教えてくれるし、

学校に通っていると子供を通じて知り合いのママさんたちは増えていくので大丈夫!

 

 

▶︎ママ友とかめんどそう、と思うけど、フランスの雑な情報網で生きていると

ママ友に助けられることも多い!

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成績表の見方と用語の解説

 

気になる成績表の見方ですが、小学校の評価基準は主に4つ

 

Non atteints(未達)
Partiellement atteints(部分達成)
Atteints(達成)
Dépassés(期待超え)

 

 

この4段階で知識や技能の到達度が評価されます。

CP〜CM2(小学校)ではこの形式が基本です。

 

成績表には先生のコメントや総合評価(appréciation générale)も一言書かれています。

 

ところで、評価基準と言葉の意味がわかっても、実際どういう感じなのかわかりづらくないですか?

 

未達だと本当にやばいのか、まぁまぁあり得ることなのかとか日本人の感覚だとわかりづらい。

 

ちなみにこの評価は項目ごとに付いています。

 

 

どうやら基本的にはAtteintsがあれば文字通り達成できているので十分褒められるのようです。

Depassesが複数ある場合は相当できているので、学年で習うカリキュラムのレベル以上理解できているということ。つまり、この評価だと飛び級などの可能性も十分あり。

 

子供からしても、勉強内容が簡単すぎてつまらないと感じる子もいるかもしれません。

 

⇨フランスには飛び級制度があり、先生からの提案があり、生徒本人と親が面談し合意すれば飛び級があります。 詳しくは飛び級のところに知人のお子さんの話を書いています。

 

 

▶︎フランスの学年一覧表

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中学校の評価 

 

中学生はさらに細かくなります。

 

各教科の平均点、クラス平均、最低点、最高点が記載され、日本の「順位比較」に近い情報が表示されます。


教科ごとに Coefficients(重み付け)があり、教科の重要度に応じて総合評価が決まります。

 


飛び級(saut de classe)と落第(redoublement)について

 

日本の小中学校にはないこの制度、フランスにはあります。

周囲の人の話を聞くと普通にあるんだなと少し驚きます。

 

 

特につい落第など心配な方を考えてしまいますが、

一方で落第(という言葉は結構強烈に聞こえる)はネガティブな感じもするけど確かに、

レベルについていけないまま自信や意欲を失ってしまうよりはいいのかなという気もするとはいえ、子供だって周囲の友達や環境の変化に合うのかなど心配はありますよね。

 

 

飛び級

 

飛び級についても、思ったよりラフに?あって、いわゆるギフテッドみたいな子でなくてもあるらしい。

先ほどの教科基準でdepassesの評価が多い子には先生からの打診があることも珍しくない。ただ、一方でこの年齢の1,2歳の違いは成長や体格なども違うので、進級したもののうまく環境に馴染めない、いじめられたりすることもあるのだとか。

 

⇨知人のお子さんは10歳(小5*の年齢)で既に中学2年生。

小学校1年生の時点でその年の勉強内容が簡単すぎてつまらなかったとお子さんが言っていたし、担任からも提案が飛び級への提案があった。

*フランスの小学校は5年生まで

 

その後はプシコログ(学校のカウンセラー)との面談や適性検査?があり、飛び級することにしたのだとか。特に問題なく馴染めており、勉強レベルもちょうどいいらしい。

 

落第

 

落第(Redoublement)は原則として1回のみ認められます。

 

学習困難が継続している場合に限り、保護者との話し合いと指導助言(PPPなど)を経て決定されます。

 

⇨私の甥はCPを2回やっていました。

CP入学時にフランス語があまり話せなかった(生まれ育ちが他の欧州国内でフランス語はあまりやらせていなかった)。

かつ、発達障害と診断されていたこともあり小学校1年生が終わる前に担任の先生からもう一度やった方がいいと言われたということ。

 

今年2回目の一年生が終わり、問題なく次に進級できるということ。

当初は1年から2年へのクラスと先生がそのまま持ち上がりということで、甥だけが友達とも先生とも離れてしまうことで相当嫌がっていたそうですが(そりゃそうよな)小さいうちにやっておいてよかったのではないかとは思う..。

 

 

小学校期間中の飛び級・落第はいずれも1回までが原則で、2回以上は特例扱いとなります。

 

バイリンガル 日本語とフランス語の成績表

息子は、フランス語の学校には週4、日本語は習い事で週1で(90分)通っている。

フランス語の成績表も日本語も心配されるような評価は全くなくて安心した。

 

日本語はA-Cで評価されており、先生は結構厳し目だった印象だけど、読み書き等は十分に達成できていて、コメントでも漢字なども興味を持って十分レベルに達しているというとてもいい評価だった!

 

もちろん自宅で私と日本語を話したり、出来るだけ日本語に触れる機会は作っているけど思った以上に良くて私も嬉しくなった。

 

バイリンガルはオプションと言えばそうなんだけど、一応私もできることはやっているしケアが大変なこともあるから成績表が全てではないにしても少し私も報われた気分。だって、褒められることもないわけだしw

 

 

▶︎頑張っています!子供も親もw

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子供とはどう振り返るのが良いのか?

 

個人的には親から成績表について色々言われた記憶はあまりないけど、

親としてはちゃんと子供と話した方がいいものなのか?

 

息子の場合は、

フランスの学校の方は、中間の成績表から修了時に評価が上がったものがあるものの、集中力の欠如などは毎回コメントにも書かれていて、

親としては言った方がいいのか?と思ったりもする。

 

ただ、言って直るなら簡単よねw

 

同じく日本語学校でも似たような指摘があり、

彼の特性ではある..というか7歳でちゃんと集中できるなら本当にすごいよね。

 

一応フランスの学校の先生との面談時には、

「年齢とともに改善していくのでそこまで心配はいらないでしょう」と言ってもらえていたので、

安心?していたけど、コメントには割としっかり指摘されていたのでどっちなんだい!と思っているw

 

 

▶︎日本の通知表に関する現役の先生&3児のパパさんのご提案

こういうことがすぐに読める時代、ほんとありがたい。

note.com

 

迷った挙句、息子には散歩しながらラフに話すことにした。

最近、ちょっとした散歩の時に息子が学校のことを色々話してくれたりすることに気がついた。

 

学校の行き帰りも割とそうなんだけど、朝は時間に追われているし、帰りは今日はどうだった?とか聞いてもなかなか教えてくれない。

 

休みの日とか公園までの行き来など「オフ」の状態だと、お互いリラックスしているから話し合うのにいいのかも。

 

で、日本語学校での評価がとてもよかったのでA評価ばかりだったよ!といいニュースから伝えた。(上からA-Cまでの評価)

その後はフランスの学校の方もレベルは問題ないけど例の「集中力」の話をしようと考えていた。

 

しかし、息子にA評価がたくさんあって、それは一番いいってことだよと説明し、ほとんどがA評価だったことを伝えると、「嬉しくて泣きそう!」と。

 

え!

 

本当に目をうるうるさせていた。

 

思わぬ反応で驚いたけど、嬉しい気持ちになったのならよかったし、

本人が頑張った結果だし、そう伝えるとうるうるした目でハグを求められた。

かわいいなぁ。

 

 

相当先生が怖かったのか?!と一瞬思ったりもしたけどw、

自分が頑張っていい結果がもらえて嬉しかったなら何より。

 

 

フランスの学校の方もまずい結果はなかったし、ほとんどがatteintsだった。

先生は息子にはちゃんと学習の能力があるからあとは集中することが大切だと言っていたよとさらっと伝えて終えた。

そして成績表が絶対大事なわけじゃないということも。

 

親としても心配なことやネガティブをポジティブに変えようとばかりしてしまうから、意識していい部分を伝えるのが大事なんだよな〜。(自分に言い聞かせています)

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

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