【フランス人の適当すぎる対応】息子が元気なのに救急車で運ばれた

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みなさん、こんにちは。フランス在住のYocoです。

 

 

今日は、息子が救急車で運ばれた!お話しです。

 

 

しかし、息子はものすごく元気でケロッとしていた...

 

 

というか、

ぞれぞれの人たちが適当な対応すぎて救急車で病院(救急)へ行くことになってしまったんですよねぇ。

 

 

息子は全く心配のない状態なので、ご心配なさらず

さすがフランス!!適当!と思って読んでくださいw

 

 

【フランス人の適当すぎる対応】息子が元気なのに救急車で運ばれた

 

先日、息子の学校から電話が入りました。

親あるあるですが、「うわ〜お迎えか?!」と、

 

 

なんと校長からで、

「息子さんが鼻血がなかなか止まらないんですが、

何かいつもやっている処置とかありますか?」

 

というものだった。

 

 

この日は30度近くて、息子は鼻血がめちゃくちゃ出やすい体質。

 

 

あ〜やっぱりか、程度に私は思ったけど、

 

確かにあまり鼻血が止まらないと心配にはなるし、

担任の先生も既に知ってくださってはいたけどあまりに止まらないので電話をくれたのだと思う。

 

 

ただ、電話をもらったところで私も特にスペシャルな方法を持っているわけではないので、鼻血がよく出やすいこともORL(耳鼻科)にも何度か行っているが特別何も処置方法はないと伝えた。

 

 

実際には、予防で鼻の粘膜に垂らすオイルみたいなものを持っているが、

出てしまった後はどうしようもない。

 

 

10分後、

 

また校長から電話が入り、

「一向に止まらないので、迎えに来られます?!」と。

 

 

自宅にいたので、15分くらいで学校まで行けると伝えて準備した。

 

バタバタ準備して、

何か持っていくものあるんだっけ?!と、

 

家を出るときにとりあえずティッシュの箱を一応持って出た

 

 

で、今度は担任から連絡が入り、

学校までの道を急かせかと歩いていると、

 

消防の救急車が来ています

校長が元々はSAMU(救急医療サービス)電話をしたのですが、

『児童の鼻血が20分以上止まらないので何かいい方法はあるか?』

とアドバイスを求めたはずなのに、

どういうわけか、救急車の手配をされてしまい救急へ行くことになっています。

今、息子さんはもう鼻血が止まっているのですが救急車が待っているのであとどのくらいで来られます?」と。

 

 

え?何がなんだがw

 

もう学校まで200mくらいのところにいたので、とりあえず向かうと、

確かに赤い消防の車が見えてる。

 

 

とりあえず、学校のインターンフォンを鳴らすと、

「〇〇のお母さんですね!」とお待ちかねだったようで担任の先生がすぐに対応してくれた。

 

 

で、

「いや〜校長が電話したら、救急車が来ちゃってね。

今から救急まで行ってもらいます。

こっちです。息子さんの荷物などは心配しないで、週明けに受け取ればいいので!(この日は金曜日だった)」と。

 

 

救急車の前に連れて行かれて、消防隊員の方が

 

「あなたが彼のお母さんですか、無料なので、乗っていきます?」とw

 

 

息子は既に車内にいて、

 

「息子さんは既に鼻血が止まっているので...まぁ病院へ行ってもさほど時間はかからないでしょう。とりあえず、行きますか。」と言って

 

なぜ行くのかはよくわからないけどw病院へも連絡が行っちゃっているので作業工程上?乗って行かないといけないらしい。

 

 

ドアを開けてもらうと、

息子が既にシートベルトともちろんチャイルドシートも装着してもらっていて、

ちょこんと座っていた。

 

 

消防隊員の人が

 

「僕たちが到着した頃には鼻血もすっかり止まっていて、

まぁ特に処置する必要はなかったんですよね。

これから△△病院へ行くので、さほど時間はかからないと思いますが先生に見てもらいましょう。」と。

 

備え付けられた担架の上にラフに座ってそのまま車が出発した。

 

で、窓とかも小さくてほとんど景色も見えないし、運転席側に小さな四角い窓があって、運転している人がちらっと見える。

 

ふと、サイレンが聞こえて、

いや私たちやん!!!となった。

 

 

病人と言うほどでもないし、何で向かっているのかもよくわからないのに、

一般市民を押し退けて爆走しているのが申し訳なかったw

 

 

救急のある病院は私たちも何度か行ったことのある病院なので、

15分程度で到着できるかなと思ったが、この調子で行けば5分は巻いて到着できそうw

 

息子がシーンと静かにしているので、ちょっと心配になって

斜め前の少し離れた席に座っていたところから、

 

「大丈夫?」と聞くと、

 

「うん、おーなかすいた〜〜〜〜〜〜」と言っていた。

 

 

ちょうど鼻血が出たのが給食の直前だったので、

食べそびれて病院へ向かってしまったのでめちゃくちゃお腹が空いているらしい。

 

そうだよねぇ。

 

 

想定では息子を迎えに行ってから、

自宅でさっとサンドイッチでも作って食べるか、と思っていた。

 

 

実は学校へ向かう途中にそう思って、

サンドイッチのパンだけ買っておこうとスーパーへ寄っていたw(早く行け)

 

 

案の定、公共の乗り物で爆走してもらったおかげで普通より早く到着できた。

 

いつもの小児救急の病棟へ行くものだと思っていたけど、

別の救急の入り口に同行してもらった。

 

おじいさん、おばあさんもいたけど、一般の救急のセクションらしかったが、

幸い重症そうな人とかはいなかった。

 

消防の方が色々手続きをして下さっていたが、

さっき運転をしていた消防隊員の方が話しかけてきた。

 

「マダム、家にいたんですか?」と。

 

「あ、はい、幸い自宅にいたので、すぐに学校へ迎えてよかったですね。」

 

「あ〜確かにね、会社が遠いとすぐに迎えに来られないですね、テレワークか何かですか?」とか

なぜかグイグイ聞いてくるw

 

 

実はさっきも車内で一緒だった人が、

 

「マダム、仕事何してるんですか?」と聞いてきて、

まぁ息子も重症とかではないにしても、めちゃくちゃ平和な質問?というか、

一瞬、何かの調査で必要な質問なのかと思うくらい同じことを聞かれた。

 

 

フランス人は初対面で仕事何してるかよく聞いてくるけど、い、今なん?w

 

 

色々話すのは面倒だなと思いながら、

就職活動中とか、Formationがというのは

「フリーで記事を書いてるんです。日本語でですけどね。」と答えたら、

 

 

一通り消防隊員の方が手続きを終えた後、

そろそろ先生のところへ案内される...のかと思ったら、

 

「で、何の記事?どういうジャンル?」と、また追加の質問。

 

 

救急隊員が暇なのは、世の中が平和でいいことではあるんだけどw

ただの暇つぶしの質問なのかなとか私は思ってしまった。

 

 

手続が終わって?看護師さんのところへという時に、

息子が「何か食べ物持ってない?お腹が空いて死にそう〜」だと。

 

「いや〜パンはあるんだけど、本当にパンだけ。他に何もないのよ」

というと、

 

厚めのカンパーニュを重ねてかぶりついていた。

秒で食べてしまって、最終的には合計6枚くらい、ただの食パンを食べてたw

 

 

すれ違う看護師さんが

「ボナペティ〜!何のサンドイッチかな?」と声をかけてくれたけど、

ただのパンを重ねて食べてただけで、ちょっと恥ずかしかった、が、止むを得ない。

 

 

受付してくれる看護師さんにようやく通してもらうと、

 

「え?鼻血?それだけ?

しかも今は止まってるの?じゃあここでやることなんてないわよ」

 

と。

 

知ってる!!!!!!

 

 

私もさっさと帰りたいんよ、でも勝手に連れて来られたんだよ。

 

 

付き添った消防隊の人が、

「いやぁ (SAMUの)医者がこっちに送れって言ったんだよ〜」とか言って、

 

なんかみんな適当すぎやしない?!w

 

 

子供も私も困惑していた。

一応登録されていた名前の確認などはしてもらい、鼻血が出て20分ほど止まらなかったという説明をしていると、

 

息子が、突然、

「友達の〇〇が、鼻をバンと殴った、わざとじゃなくて肘が当たった」と、私も全然聞いてなかった証言をまさかここでする。

 

 

その後、息子はむさぼるように血圧計をつけられながら反対の手で何の中身も入っていない食パンをむしゃむしゃ食べていたw

 

 

「ここでやることなんてないわよ」とまた言われながら、

先生が来る待機室1に通された。

 

10分くらい待っている間は、息子が「ねぇ〜まだ〜お腹すいたよー(パン食べながら)。学校に戻って、給食食べたいよ〜」と。

 

そ、そうだよね、ごもっともだと思いつつも、既に1時間ほど経過していたから多分給食は終わっているし、

私の想定では午後から大丈夫そうなら学校へ戻そうと思っていた。

 

 

あと30分以内に戻れれば、学校の午後の授業開始には間に合うが、

さすがにお昼もちゃんと食べずに戻すのはかわいそうだし午後は早退か〜と覚悟した

 

 

そういえば、

救急車に乗ったあたりから夫から鬼のように電話がかかっていた。

 

 

私は学校の先生方や救急の人と話していたし、

電話がかかってきている(おそらく学校から)ってことは状況がわかっているはずと思いすぐにかけ直さなかった。

 

どうやら「鼻血が止まらず、救急に行くため救急車に乗って行きます」みたいな、ざっくりとした説明しか?受けなかったようで、まるで重症だと思ったようだ。

 

 

消防隊員が「何の仕事してるんですか?」と色々聞いてきて面倒だった頃、

夫にやっと折り返すと、

 

「何事?!救急車に乗ってるって聞いたけど?!」と。

 

 

全く心配するような状況ではない、と伝えたものの、

(職場から40分弱かかるのだが)いや、そっちに向かう!!

 

と何だか張り切っていて、

いや、もしかしたらこちらに着く頃には私たち自宅に着いているかもよ?と念を押しても、なんか張り切って向かっていた。

 

 

勝手にしてくれ...何もやることなんてないのにw

 

とりあえず、ランチを食べられるように先に着いたら買い物をしておいて欲しいとお願いしたw

 

 

 

 

案の定、先生がやってくると、

 

「え?そんなことで来たの?鼻血が出た時はこうして圧迫して止血して...」と、

 

そんなこと医者に言われなくたって知ってるみたいなことしか言われず、

息子の容態を見ることもなく、帰されることになった。

(しかも不信感が出たのは、上を向いて鼻血を止めろと、今時そのやり方の人いるか?!医者だよね!?)

 

終始、何やったん、この時間としか...

 

待合室に通される時点で、消防隊の人たちも「じゃあ、私たちは帰りまーす」みたいな感じで去っていった。

 

幸い?もちろん?何の支払いもなく、済んだ。

 

 

 

そういえば、行きは爆走で送り届けてもらったけど、

帰りは当然自力...w

 

バスを待って、駅まで向かうことになった。(近くでよかったよ、本当に..)

 

 

夫と合流して、はらぺこの3人で中華を食べた。

 

 

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