みなさん、こんにちは。フランス在住のYoco(@yoco_paris)です。
今日は、フランスの地方グルメとお土産を紹介します。
美食の国フランスは、
地方の様々な美味しいものがあり、また癖の強いグルメもいくつかあります!
旅行やバカンスで訪れた際にはぜひ試してみたいですよね。
【美食の国】フランスの地方グルメとお土産
フランスには地域ごとに独特の文化や料理が存在します。
美食の国のフランスですが、
実際は慎重に選ばないと平気で美味しくないものを食べる羽目になってしまいますがw
フランスの地方を訪れた際には、ぜひ見極めて試してみてください!
地方グルメってそそられますよね〜
フランス本土の10の地域とその美味しいもの、お土産にもぴったりなものを紹介します。
▶︎フランスの定番ケーキはこちらにまとめています
ブルターニュ
料理:
ガレット(そば粉のクレープ)
シードル(りんご酒)
お土産:
キャラメル・ブルターニュ(塩キャラメル)
カンカル産の牡蠣(cancale)
*海産物が豊富で、特に牡蠣や貝類が有名
*ガレットとシードルはブルターニュの伝統的な組み合わせ
【シードル専用カップ】
ブルターニュ式はboléeという専用カップで飲みます
ノルマンディ
料理:
カマンベールチーズ
タルト・タタン(アップルパイ)
お土産:
カルヴァドス(リンゴのブランデー)
ノルマンディーバター
*乳製品が豊富で、特にカマンベールチーズは世界的に有名
モンサンミッシェルのある地域。
南西エリア(アキテーヌ)
ボルドーやビアリッツなどがあるフランスの南西部。
海だけでなく、ドルドーニュやピレネーの緑が美しいエリア
料理:
フォアグラ(ペリゴール)
牡蠣(アルカッション産)
マグレドカナール(magret de canard )
お土産:
アルマニャック(ブランデー)
黒トリュフ
クルミ
カヌレ
ワイン
赤ワインの印象が強いですが、白・ロゼももちろん美味しい。
⇨主な葡萄の品種:カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ
南西エリア(バスク)
スペインとの国境エリアにある独特な文化を持つバスク地方。
サンセバスチャンなどの都市が有名で
ミシュラン星つきレストランが集まっている美食の街とも言われている。
料理:
タパス(スペインの食文化を受けるピンチョス。ハム・オリーブなどを爪楊枝に刺した一口サイズのおつまみを楽しむ)
Axoa(アチャオ:仔牛と野菜の煮込み。スパイスをたっぷり )
Béret basque (バスクのベレー(帽):バスク風チョコケーキ)
Marmitako(マーミタコ:マグロの煮込み)
お土産:
バスクケーキ
バイヨンヌの生ハム
チャコリ(バスクの微炭酸白ワイン)
⬇︎バスクケーキはチーズケーキではなく、素朴なケーキのこと。
アーモンドパウダーが入っている
名産のさくらんぼなどを入れるのも定番の一つ。
美食のエリアで、フォアグラやトリュフが高級食材として知られる
プロヴァンス
料理:
ブイヤベース(魚介のスープ)、
ラタトゥイユ、
アイオリ
お土産:
オリーブオイル
プロヴァンスハーブ
地中海料理が中心で、オリーブオイルやハーブが多用される。
アルザス(ストラスブール)
料理:
シュークルート(ザワークラウト)
フラムクーシェ(薄いピザ)
クグロフ(ブリオッシュの一種)
お土産:
アルザスワイン
アルザスビール
ドイツの影響を受けた料理が多く、特にシュークルートはアルザスを代表する料理
ロワール地方
料理:
リエット(パテ)
サントモール・ド・トゥレーヌ(ヤギのチーズ)
タルト・タタン
お土産:
シェーヴルチーズ
ロワールワイン
豊かなワイン生産地で、リエットやチーズが特に有名。
ブルゴーニュ
料理:
ブフ・ブルギニョン(赤ワイン煮込み牛肉)
エスカルゴ
パン・デピス(スパイスケーキ)
お土産:
マスタード
ブルゴーニュワイン
ワインが料理の中心で、ブルゴーニュ産のワインは世界中で高い評価を受けている
ローヌ・アルプ
料理:
フォンデュ
ラクレット
グラタンドーフィノワーズ(ポテトのグラタン)
お土産:
サヴォアチーズ
シャモンティンワイン
山岳地帯であり、チーズを使った温かい料理が多い。
ラングドック・ルシヨン
料理:
ブイヤベース
ガルビュール(肉と野菜のスープ)
カスレ(インゲン豆の煮込み)
タプナード(オリーブペースト)
お土産:
オリーブオイル
ラングドックワイン
特徴: 地中海沿岸地域で、魚介類やオリーブが豊富
コルシカ
イタリアにも近いフランスの離島。海と山の幸を使い、イタリア料理の影響も強い独特な食文化を持つ場所。
フランスの発音だと、コスル。
料理:
フィアダーニュ(仔羊のロースト)
コッポ・ディ・コルシカ(ハム)
栗のポレンタ
お土産:
オリーブオイル
ブロッチュ(brocciu コルシカチーズ:羊乳)
はちみつ
シャッキュトリー(figatellu ジャンボン)
カニストレリ(canistrelli 栗粉とはちみつのお菓子(ちんすこうっぽいw))
独自の文化と南フランス・イタリアの影響が強い料理が特徴
▶︎フランスの給食ってどんな感じ?
パリのご当地グルメはあるのか?
料理: オニオングラタンスープ、クロックムッシュ、エクレア
パリ...なのか?という感じですが、クロックムッシューはパリ生まれらしい。
パリには全国各地の料理が集まっているので、レストランなどで地方グルメを楽しめるのも確か!
クセ強!なフランスグルメ5選
フランス各地には独特の風味や食感を持つグルメがたくさんあります。
いわゆるフランスのクセの強いフランスグルメを5つ紹介します。
文字で見るとより癖がすごいw
アンドゥイユ(Andouille)
豚の腸や内臓を使って作られるソーセージ。特にノルマンディ地方で有名です。
独特の臭みと強い風味が特徴で、好き嫌いが分かれます。
地方: ノルマンディ
カイエット・ド・ヴォー(Caillette de Veau)
仔牛の内臓を使用した料理で、野菜や香草と一緒に煮込まれます。
プロヴァンス地方の伝統料理です。
濃厚な味わいと内臓の風味が楽しめます。
地方: プロヴァンス
エスカルゴ(Escargots)
ガーリックバターで調理されたカタツムリ。特にブルゴーニュ地方で有名です。
ニンニクとハーブの香りが特徴で、カタツムリの独特な食感が楽しめます。
地方: ブルゴーニュ
ブーダン・ノワール(Boudin Noir)
血を使ったソーセージで、リンゴや玉ねぎと一緒に炒めて食べることが多いです。フランス全土で食べられますが、特にノルマンディ地方が有名です。
血の濃厚な風味とスパイスの香りが特徴です。
地方: ノルマンディ
テット・ド・ヴォー(Tête de Veau)
仔牛の頭肉を煮込んだ料理で、マヨネーズソースと共に食べます。
リヨン地方の名物です。独特のゼラチン質の食感と風味があり、見た目もマニアックです。
地方: リヨン
フランスの地方色豊かなくせつよ料理は、フランス人にも好みがかなり分かれます。
勇気を持ってチャレンジしてみてくださいね!
本日もお読み頂きありがとうございました。