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フランス人の古いものを受け継ぐ文化と本音

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みなさんこんにちは、今日はフランス人が本当に古いものが大好きだなぁというお話しです。

私もブロカント(蚤の市)は好きです。おばあちゃんから譲り受けたアクセサリーも大切にしています。

古いものを大切に使って受け継いでいくことはとても素晴らしいですが一方で、それも保管してたの?!え?衛生面大丈夫!?みたいな心配事もたくさんあります。

古いアパルトマンに価値がある(同じ場所でも新築の方が安かったりする)とか、アンティークを大切にする文化があるなぁと住んでいるとつくづく感じられます。

 

 

●ブロカント、ヴィンテージ、セカンドハンドを大事にする文化

●古いものには価値があるという考え方

●義母から譲り受けたものが・・・受け入れられないw

 

フランス人 古いものを受け継ぐ文化と本音

フランスに住んでいると、フランス人はものを貯め込むのが好きなのかな?!と思うほど、古いものをたくさん持っている人が多いです。新しいものばかり買わずに、セカンドハンドを利用する人も多いです。ただ古いだけではなく、エコで既製品とは違い唯一であることが魅力なのかもしれません。

 

日本ではなかなかお目にかかれないアンティーク家具などは味があって素敵です。

家具屋さんで購入すると、とんでもなく高額ですが、街で開催されるブロカントやデッドストックのお店などを利用するとお安く手に入れることができます。

 

新しいものに拘らず、古いものを大切に使うことはとても良いことですよね。

服やバッグなどもヴィンテージのお店に行くと、CelineやChanelが安価で手に入れることができます。

パリの中心地よりも地方の小さなお店の方がお安く手に入るそうですよ。私の友人もセリーヌのバッグを100ユーロという破格で手に入れていました。状態もめちゃくちゃ良い!

 

▶︎フランスだと、Vintedやle bon coinがメルカリ的に使われています

www.parisimpleco.life

 

アンティークからおもちゃまでブロカントという文化

フランスに住んでいると、足を運ぶ機会があるBrocante。日本語で言うと、蚤の市と言われますが、日本で蚤の市に行ったことがないのであまりピンと来なかった私です。

ブロカントではプロがアンティーク商品を売っている場合もありますが、大抵行ってみると、一般の人が倉庫に眠っていたものを売っている場合が多いです。

ブロカントで出会えるもの

・家具

・状態の良い食器、銀食器類

・時計、鏡 などなど

 

ブロカントと同じように使われている言葉で、フリーマーケット的なイメージなのがvide-grenierです。意味は「屋根裏を空っぽにする」ということ、その意味の通り、一般の方が昔使っていたおもちゃや服、たまに掘り出し物でアンティークの食器や家具類も安価で購入することができます。

・子供服、靴

・おもちゃ、絵本、自転車

・食器類

・家の中に眠っていたであろう諸々

こちらは結構身近なものが多いです。

 

私がこれまでに購入したことがあるものは

・花瓶、水差し

・お皿(飾る用)

・コーヒーカップ

・子供が選んだおもちゃ

・子供用のキックボード

など

 

花瓶やランプなどは年配の品の良いマダムのところを覗くと素敵なものに出会えるイメージです。私はあまり得意ではないですが、値段交渉すると安くしてもらえたりします。

 

フランス全国のあちこちで主に週末に開催されていて、有名どころなどは年に一度その為に遠方から足を運ぶ方もいるほど素敵な商品が手に入るのです。

▷フランス全国のブロカント開催日が検索できるサイト

https://vide-greniers.org/Ile-de-France

パリ周辺は季節の良い4~11月くらいまでが開催時期で、7〜8月はバカンスで人がいないのでほぼ開催されていません。一方、海沿いの地域などバカンスで人が賑わう時期に巨大なブロカントを開催する地方都市もあるので事前にチェックしておくと良いです。

 

▷パリで有名なマレの蚤の市といえばRue Bretagne。

5月と11月の開催で買い付けに来られる方もいるほどファンが多い。

 

▷パリから行きやすい地方で有名なブロカントと言えばアミアンの蚤の市

madamefigaro.jp

 

古いものには価値があるという考え方

フランスで家を探していると、郊外でほぼ新築のアパルトマンよりも築100年のアパルトマンの方が同じエリアでも高額だったりします!

私が以前住んでいたアパルトマンはパリ郊外都市で築100年越えでした。床がギシギシいうし、フローリングの板の間に隙間もある、ドアも華奢ですぐ壊れそうなw家でした。笑 今は築30年くらいのアパルトマンに引っ越しましたが、日本だと結構古い扱いだと思われるこの家も友人が来たときの第一声が「家新しいね〜!」「モダンな作り!」と言われるほど、こちらでは新しい部類ですw

以前家探しのサイトで見つけたのですが、1970年以降に建てられた家は「近代建築」に分類されると書かれていました!笑

古くて美しいアパルトマンは多いのですが、何せ不便や常に改修工事が必要になる、というのは私は面倒に感じますが・・。古いものが良いものという美学なのですよね。

 

義母がとんでもないものを渡してきて受け入れられなかった話し

最近はミニマリストが流行っていますが、その真逆だよなと毎回思うのが義母世代の貯め込む人たち。ものをたくさん持つことはその人の勝手ですが、息子が生まれた時とんでもないものを渡されたことがありました。

それは今から40年くらい前の新生児のパジャマ。

私の夫のお兄さん(間もなく40歳)が生まれた時に着ていたもので、夫の兄弟全員、夫の従兄弟たち全員が着てきたというものらしいのです。その数20人くらいいるんじゃないでしょうか。私の息子が生まれる前に、義姉が出産したので着用させた、孫世代にもやりたいという義母の考えでした

パジャマは強烈な石鹸か何かの匂いがしていましたが(におい消し!?)、見た感じ汚れなどはなさそう。でも・・・、無理でした

私の出産前後の義母は孫の誕生が嬉しすぎて?こちらが望まないことも「良かれと思って」ぐいぐい押し付けて来ており、私は完全に受け入れられなくなっていた状態でした。

今回、40年前のパジャマを今まで全員やって来たからと、息子に着せて写真を撮って返して欲しいと言われて、衛生的にまず受け入れられず一旦預かったものの、サイズアウトするまで隠しておいてありました。(意地悪なやつですね、私。)

日頃の実家の衛生状況も知っているし、生まれて間もない赤ちゃんに対して衛生面で敏感になっている状況ではとても受け入れられませんでした。

古いものを大切にするのは大事ですが、その価値を押し付けてくるのはいかがなものかなぁと。ただの愚痴になってしまいましたが、古いものは素敵でも全ては受け入れられない私です。ヴィンテージの洋服も着用には抵抗があり、素敵だとは思っても手を伸ばせずにいます。

みなさんはどうでしょうか??

 

 

古いものを大切にして、段々と受け継いでいくことはとても素敵で見習いたい点だなぁと思っています。その代わり、価値は人に押し付けないようにしようと思います。w

 

 

本日もお読み頂いてありがとうございました。

 
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