【フランスで軟水】定義と商品の選び方

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みなさん、こんにちは。フランス在住のYoco(@yoco_paris)です。

 

 

日本とフランスでは水の硬度が異なるため、日常生活に影響を与えることがあります。

 

日本は軟水、フランスは硬水という印象がありますが、

 

実際はフランスでも軟水を手軽に飲むことができます

 

・フランスの水道水が飲めるかどうか

・軟水と硬水は結局何が違うのか?

・どれが軟水の商品なのか?

 

など、フランスで軟水を飲む・使うための情報をまとめました!

 

 

フランスの軟水 見分け方の定義

 

フランスは「硬水」のイメージがあると思いますが、国内には軟水地域も実はあります。

 

 

パリがある首都圏地域ではほとんどが硬水です。

硬水にもレベルがあり、超硬水のエリアもあります。

 

 

お水が違うともちろん味も違うし、

生活の上でも違いが発生します。

 

 

あと、慣れていないと、硬水を飲むことでお腹を下したりします。

 

しかし、基本的には水質管理は厳しくされているため水道のお水を飲むことは全く問題ありません。

 

 

軟水...カルシウムやマグネシウムの含有量が少ない水

硬水...カルシウムやマグネシウムの含有量が多い水

 

 

日本は軟水なのですが、フランスでは多くの地域で硬水でそれぞれ特徴が異なります。

 

違いはなんとなく知っている方も多いと思いますが、

 

水の味・日常生活における違いやそれぞれの特徴をまとめてみました。

 

【軟水(Eau Douce)の特徴】

*水の味

柔らかい口当たり:軟水は口当たりが柔らかく、スッキリとした飲み心地が特徴

 

軽い味:軟水は味が軽やかでさっぱりしており、料理や飲料の風味を引き立てる。

 

ミネラルの少なさ:ミネラル濃度が低いため、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが少なく、健康への影響は少ない。

 

日常生活での特徴

・料理やお茶の味を引き立てる

・石鹸が泡立ちやすい

・洗濯物が柔らかく仕上がる

・スケール(鍋やパイプ内の白い沈殿物)が少ない

 

【硬水(Eau dure)の特徴】

*水の味

 

豊富なミネラル:硬水はカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富で、健康に良いとされる。

 

しっかりとした口当たり:硬水は口当たりがしっかりしており、飲みごたえがある。

 

濃厚な風味:ミネラルの濃度が高いため風味が濃厚であり、独特の味わい

 

日常生活での特徴

・ミネラル豊富で、健康に良いとされることもある

・石鹸が泡立ちにくく、使用量が増える

・洗濯物がゴワゴワしやすい

・スケール(水垢)が多く発生するため、家電製品に影響を与えることがある

⇨ケトルやコーヒーメーカーなどに蒸発したスケール(カルシウム、マグネシウムなどが蓄積する固形物)が付着しやすくなり、劣化や胡椒の原因になることがある

 

フランスの水道水は飲めるのか?

フランスでは、水道水はもちろん飲むことができます。

大都市から地方都市まで、厳格な基準に基づいて水質管理が行われています。

ただし、地域によっては水の硬度が異なるため、味や使い心地に違いが出ることがあります。

 

特に、硬水が普及している地域では、ミネラルウォーターを購入して飲んでいる家庭も多いです。

 

▶︎硬水の影響と家庭でのカルキ対策

www.parisimpleco.life

 

【軟水が飲みたい】日本と同じ硬度の水を買うなら?

日本の軟水に近い硬度を持つ軟水はスーパーなどで手軽に購入することができます。

 

軟水と硬水の定義は上のまとめを見てくださいね!

商品名も出ているのでわかりやすくなっています。

 

今回は軟水に注目していきます。

 

 

軟水は赤ちゃんのミルク用・妊婦さんにもおすすめです。

 

日本の水は軟水(硬度:0-60 mg/L CaCO₃)です。

 

フランスで日本と同じような硬度の水を選びたい場合は下記の商品です。

 

Mont Roucous

 

・硬度:約30 mg/L CaCO

・非常に軟らかい水で、赤ちゃんのミルク作りにも適しています。

 

 

Volvic

 

・硬度:約130 mg/L CaCO₃

・軽い味わいで、日常の飲用に適しています

 

 

Evian

 

・硬度:約110 mg/L CaCO₃

・ミネラルバランスが良く、日常の飲用に適しています

 

スパークリングウォーター

食事にも合うし、カフェなどでも手軽に飲むことスパークリングウォーターの硬度

 

Badoit

・硬度:約90-120 mg/L CaCO₃

 

 

 

ペリエはやや硬度の高い、硬水のスパークリングウォーターです。

 

Perrier

・硬度:約150-500 mg/L CaCO₃

 

フランスの軟水・超軟水エリア

出典:bain&confort

 

フランス国内で特に軟水や超軟水が供給される地域についても知っておくと便利です。

 

以下の地域は軟水や超軟水が多く供給されています。

 

バカンスなどで訪れた際には、水の味をチェックしてみるのも面白いかも!

 

Bretagne (ブルターニュ)

硬度:0-70 mg/L CaCO₃

 

Aquitaine (アキテーヌ)

硬度:0-150 mg/L CaCO₃

 

Normandie (ノルマンディー)

硬度:0-200 mg/L CaCO₃

 

Pays de la Loire (ペイ・ド・ラ・ロワール)

硬度:0-150 mg/L CaCO₃

 

 

*全ての地域ではないのですが軟水が多く供給されるエリアが多いです。

 

パリを含む多くの地域で中程度の硬度の水が供給されていますが、特定の地域では軟水も供給されています。

 

特にBretagneNormandieは軟水の地域が多いため、日本の水質に近い水を使用したい方にはおすすめです。

 

▶︎ブルターニュ・ノルマンディー名物 シードル(りんごのお酒)

記事を読む:【フランス土産】りんごのお酒cidreが美味しい

 

 

 

本日もお読み頂きありがとうございました。

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