フランスの生活はシンプルです。
フランスパンを一本買ったら真ん中に手に持つための紙が巻かれているだけ。笑
で、手に持って家までの道のりでだいたいみんな端の方を食べちゃう。
食べたいから、美味しいから食べる。
なんてシンプルなんだろう。笑
これから言いたいのはそういう話ではないんですけどね。笑
フランスでシンプルライフがしっくり来ている
生活スタイルについて今まで真剣に考えたことってなかったんですが、
今のライフスタイルから無理をしないで、理想に近づくには?と初めて考えてみたらたどり着いたのがシンプルライフでした。
自分のスタイルに合っていて心地よいのです。
同時に、自分の大切にしたいことが見えてきました。
フランス生活に導かれた結果
フランスに来て、あらゆる便利さを失いました。(泣)
たいてい何事もスムーズに進まないし、いい加減なことも多い。
だからフランスの人は臨機応変な対応が得意なのだと思う。(褒めている)
が!私にとってポジティブな変化もありました。
▼海外生活3年目の心境の変化。
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まぁなんとかなるかと思うようになってきたから、楽になって自然体でいられるようになってきました。
時間的、精神的にゆとりを手に入れられたのだと思います。
目の前にあるものに満足できるようになってきました。
足るを知る、というやつです。
無駄なものを無くしたいとも言い換え出来ると思うのですが、その考えが「環境を大切にしよう」とか「自分と家族をもっと大切にしよう」と言うところまで派生しました。
ごみを減らしたい
今あるものを大切に使いたい
オーガニックの野菜を食べたい
一見、繋がりがなさそうで"無駄なものを無くしたい"の考えに全部関連しているんじゃないかと思います。
オーガニック野菜なら、農薬などのケミカルな余計なものを摂らなくて済む。
家族を持ち、私の意識が変わったからなのかもしれませんが、フランス生活のオールドファッションでシンプルなスタイルによって導かれたことも確かです。
シンプルライフとは何か?
私が考えるのは、家族が過ごしやすいこと、足るを知ること、自然と共存することというテーマに基づく心地よい暮らしのことです。
と、勝手に定義を語りましたが、
世間のいわゆるシンプルライフとは違うのかも知れません。
家の中が、クローゼットが綺麗に片付いているわけでもおしゃれな家具がおしゃれに配置されているわけでも、ミニマリストでもないです。
シンプルライフですから、生活がシンプルなだけです。笑
でも実際、私のテーマはどんな生活スタイルを追求するのにも当てはまることだと思います。
例えば、お母さんが突然ミニマリストになろうとしても家族が賛同してなければ難しいですし、みんながストレスを感じてしまいます。
求めるライフスタイルが【複雑でなく、背伸びしないでもできることをやる】形であることが大切だと思っています。
シンプル化できることはライフスタイルの中に隠れている
こうなりたいと何となくイメージがあっても、シンプルライフをどう始めたら良いのかわからない。
そもそも、スタイルはみんな同じではありませんので、シンプルライフの概念も違うの当たり前だと思います。
一人暮らしをしていた20代の頃と夫婦となった今とでは私もかなりの相違があります。
ましてや、日本からフランスへ拠点を移して、子供を持ったのですから。
激変ですよ、もう。
決断はシンプルな状態から
バラク オバマさんが大統領だった頃、仕事用のスーツはたったの2パターンだけだったと言われています。
日々、国や世界を動かすような重要な決断を沢山しなければならない大統領にとって、無駄なエネルギーをつかわないようにとそのほかの事をシンプルにする為だったからです。
一般人の私にとってそこまでやる必要はなくとも
子供が生まれてから、自分の時間が大幅に減ったことでライフスタイルを簡潔にシンプルにすることは必要でかつとても自然な流れでした。
物に溢れて、食べ物のストックに溢れていると、選び取るのに疲れるし時間も場所も取ります。
赤ちゃんの服も収納するスペースが必要ですし!
そんな事をひとつひとつ考えて実践しています。
そもそも私は無駄をなくしたいんだと気づきました。
無駄をなくしたい→ごみを減らしたい
断捨離をしたら、そもそも不要なもの(ゴミ)を増やしたくないと思いました。
だからひそかにプラスチックを選ばない運動を始めています。
例えば、プラスチックからガラスに変える。
ガラス製に変えると、物を大切にできるんです。
じゃないと当たり前ですが割れてしまいます。
軽量カップをガラス製に変えると、見た目も素敵で飾っておけます。
たまにしか使わないからと、どこかにしまいこんだりしなくなります。
離乳食の器は陶器とガラスだけです。
プラスチックの容器で電子レンジをかけたくない理由もありますが、離乳食も立派な食事。
自分たちと同じ器で良いと思うのです。
ラップやめました。
フランスのラップが使いづらすぎてイライラするのが8割型の動機ですが、無くても過ごせるんです。
▼ 詳しい話はこちらからどうぞ。エコなラップに切り替えました。
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ケミカルな洗剤をやめて、自然なもののみを使うお洗濯方法に変えました。
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ゼロウェイスト実現(したい)
ゼロウェイストはインスタグラムのページで初めて知ったのですが、ごみを減らしたいと思っていたまさにそのタイミングでした。
ゼロウエイストとは
燃やして埋めるごみ処理から、ごみの発生自体を減らす政策への転換をめざす考え方。
ごみを減らしたいというレベルがハイレベル過ぎて当初は驚きました。
私も今すぐ同じようにやってみたい!と言いたいところですが、そう簡単にはいかないです....
ただ、すぐに実践したことはあります。
実践編ゼロウェイスト【見習いレベル】
食品の買出しの際、野菜と果物はマルシェ、お肉はお肉屋さん、パンはパン屋さんなどそれぞれ専門店へ行っています。
時間はかかりますが、品質は良いし価格も安いなら言うことなしです。
しかも、スーパーよりゴミが出ません。
ゼロウエイストにつながったもの
・ひき肉をお肉屋さんで買う
・量り売りのあるオーガニックスーパーで切らしていたゴマを買う
従来の我が家はひき肉もごまも一般のスーパーで購入していました。
ゼロウエイストを意識し始めたら、偶然見つけた方法がごみ量削減につながる方法でもあったのです。
引き寄せの法則でしょうか。
その1
ひき肉は近所の精肉店で1kg購入。
ずっしり重いお肉を受け取ると紙で包まれているだけ。
なんてシンプルなの!
実は毎週木曜日だけひき肉がお安くなっているという広告があったのでたまたま買うことにしたのです。
一方、従来買っていたスーパーでは大きなプラスチックのトレーに入り、ほとんどお肉ではないレベルのひき肉。
それも数日前に製品となったもの。
価格も600gで精肉店のものと同じくらい。
我が家とってには利点だらけです。
その2
日本から持ってきたゴマを切らしてしまい、アジア食材のスーパーで高いけど買うか迷ってやめたんです。
普通の炒りゴマが良かったんですが、なぜか醤油で味付けされているものしかなかったので。おにぎりにしたら、おいしそうですけどね。
ビオスーパーに行くと量り売りで必要な分だけ購入する事が可能です。
世界中で一人ひとりこれをやれるなら、とんでもないごみの量を削減できますよね。
凡人の普通の意見ですけど、
それってすごいことですよね!!!
結論
シンプルライフは実は当たり前のことをやる。
現代において意外とそれが難しいから自分のライフスタイルに合わせてシンプル化していけばよい。
まだまだ書きたいことが多いので続きを書きます。
▼続きはこちらよりどうぞ。
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お読み頂きありがとうございました。
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